技量戦士向けの情報
最終更新: 2025-02-12 (水) 18:41:21
主に技量に厚く振る育成をしている際に選択される派生。「鉄の砥石刃」が必要。
技量補正がかなり高く設定される代わりに、他の補正はとても渋くなる。
標準と比較して強化値+25における基礎攻撃力は約10%低下するが、一部の技量補正の高い武器は約15%低下する。
しかしながら、鋭利技量補正SあるいはSに近いAであるウルミや守人の剣槍は10%の低下に留まり、補正B以下である慈悲の短剣やスピアなどが15%低下する例外があり、正確な基準は不明。
主に物理威力を重視する技量戦士が用いる派生であり、通常攻撃のダメージでは雷派生より高くなりやすい。
また鋭利派生武器はエンチャントが可能であるため、高レベルキャラならさらに火力を伸ばすことも可能。
ダークソウルに比べると技量補正Sにまで届く武器は少ないが、今作では補正Bでも十分に実用レベルとなる。
過去作と仕様が異なるため注意
主に技量に厚く振る育成をしている際に選択される派生。「聖なる砥石刃」が必要。
技量補正の雷攻撃力が追加され、物理もある程度の技量補正がつく。代わりに筋力の補正がとても低くなる。
技量50までは物理より雷が伸びるが、それ以降は雷が伸び悩む。
技量を主とする育成で属性が必要となった際に、物理攻撃力をあまり下げず手軽に雷属性を得る事ができる。
補正上、振った技量が無駄になる事も無い。
また、基本的には技量と筋力の違いはあるが炎派生と同程度の能力補正となるため、「技量武器だから雷が強く炎が弱い、筋力武器だからその逆」ということはごく一部の例外を除き起こらない。
戦灰はアルター高原への到達、砥石刃入手には王都ローデイル突入が必須となり、使えるようになるのはやや遅い。
鋭利派生に比べると通常攻撃のダメージは少し低くなるが、単発高威力の戦技や致命攻撃のダメージは物理単一よりもほんのり強くなる。
また雷属性は水場や雨でダメージが増える特性があるため、対人戦では水場が広がる湖のリエーニエや常に雨が降っているグレイオールの竜塚などの特定のエリアでは何もせずに有利が取れるほか、マレニアなどのボス戦でもボスエリア内にある水場を利用してダメージを伸ばせる場合が多い。
エンチャントができないという欠点はあるものの、属性系の派生の中では苦手な敵が少なくオールラウンダー。
※必要筋力値順
※筋力30(筋力20で両手持ち)以上要求するものは除外
※初期の筋力は星見の8が最低(筋力8までは初めから全素性が必要条件を満たしている)
鋭利
最大強化時の鋭利派生で技量Sになる武器のランキング。
※ver1.16、筋20技80知12信11で計測。
- 一位「ウルミ」
DLC品を抑えて一位に輝いた。基礎攻撃力と補正の両方が高い。
- 二位「逆手剣」
DLC品の中では補正が高く、ウルミとの差はあまりない。
- 三位「流紋の円刃」
逆手剣との差はあまりない。
- 四位「速槍」
こちらの方が重い分基礎攻撃力は少し上だが、補正は流紋の円刃に劣る。
ここより下は補正が+200台になる。
- 五位「パリングダガー」
速槍との差は大きいが、大型ナイフとは僅差。
基本的に短剣系は差が少なく、五十歩百歩といったところ。
- 六位「大型ナイフ」
パリングダガーに抜かれてしまったが、基礎攻撃力は同じで補正の差はほんの僅か。
出血がある分こちらの方が実質的に上と言える。
- 七位「ダガー」
基礎攻撃力と補正も上記短剣に劣るが、差は僅かしかない。
- 八位「流紋の短剣」
基礎攻撃力と補正の両方が低め。
全ての攻撃が投擲なので、意図的に抑えられている可能性が高い。
雷
最大強化時の雷派生で技量Bになる武器のランキング。
※ver1.16、筋32技85知15信13で計測。
- 一位「番犬の大剣」
不遇の脳筋用特大剣。見事一位に輝いた。
- 二位「火の騎士の大剣」
一位との差はあまりなく、炎攻撃力を考慮に入れると差はさらに縮まる。
- 三位「積石の槌」
言わずと知れた脳筋用大槌。二位との差はあまりなく、重量の割に高い攻撃力を誇る。
ここから下は攻撃力が400台を割り込む。
- 四位「夜騎兵のグレイブ」
脳筋用斧槍。三位との差はほとんどないが、こちらの方が重い。
- 五位「ガーゴイルの大斧」
不遇の脳筋用大斧。四位とは僅差で、こちらの方が軽い。
- 六位「卑兵のショーテル」
技量向け斧槍。五位との差はほとんどない。
- 七位「逆手剣」
鋭利では二位だった技量武器。六位との差はあまりない。
重量を考えると優秀な攻撃力といえる。
- 八位「流紋の円刃」
鋭利では三位だった技量武器。七位との差はほとんどない。
ここより下は攻撃力が200台になる。
- 九位「血汚れた短刀」
脳筋向けの短剣。八位との差は大きい。
- 十位「ダガー、パリングダガー、大型ナイフ」
五十歩百歩な技量向け短剣。あまりにも僅差のため同位にした。
九位との差はあまりない。
- 十三位「火の騎士の短剣」
炎攻撃力を考慮しても十位との差はあまり縮まらない。
- 十四位「流紋の短剣」
ぶっちぎりの最下位。攻撃力は200台を割り込んでしまう。
技量補正のかかる遠距離戦技(鋭利・上質・雷・冷気属性が該当)を「重厚より基礎攻撃力の低下する武器」で鋭利派生させて使用した場合、戦技の基礎攻撃力と補正攻撃力が低下する現象が確認されている(嵐の刃、氷槍など)。上質や雷の遠距離戦技には鋭利での攻撃力が高くなりやすいものがあるため、注意が必要である。また鋭利系とされる戦技でも武器を振るタイプのものは特に技量で威力が上がるという事は無い。シンプルに武器攻撃力が参照されるため血派生などでは威力が下がる。
鋭利
- 回転斬り
曲剣などの強靭削りが弱くなりがちな軽量技量武器でも強気に振れる戦技の一つ。
強靭削りが高くパリィ不可。体勢崩しの性能もそこそこ。
アップデートで状態異常の蓄積量が下げられている事には注意。
- 貫通突き、牙突き
前者はFP9で距離が短く素早く出せる。後者はFP16で距離が長く若干溜める。
どちらも強靭削りに優れ体勢を崩しやすい。
また前者はガードに対してダメージ貫通効果、後者はガード不可とそれぞれ攻めやすい効果が付いている。
牙突きはNPCに対して回避されづらく、一部のボス戦では極めて有用。
- 死角の一撃(DLC)
逆手剣にのみ装着可能な戦技。
ガード不可能、回避モーション付き、死角への移動をも備える……と性能モリモリのDLC戦技。
対人戦、ボス戦ともに非常に有用。
- 二連斬り
ヒット数、威力、燃費のバランスが良い汎用戦技。
軽量武器ではシンプルに手数が多く、大型武器ではそこそこ強い怯ませ力を発揮する。
最大の長所はモーションが三段階に分かれていて柔軟な運用ができる点。
小さな隙には初段だけを当て、大きな隙にはフルヒットで大ダメージを狙える。
- 獣の咆哮
叫び衝撃波を飛ばす遠距離戦技。
発生速度と連射性の高さが売り。連射すると物凄くうるさいのが欠点。
荒々しい見た目に反して技量で威力が上がり、咆哮系の戦技などを強化するハイランドアクス、咆哮のメダリオンなどを積めば非常に高いダメージを出すことが可能。
一定以上の技量補正、または以下の技量補正の武器であればどの武器で使用しても威力は変わらないので、特に拘りがないならハイランドアクスで使用するだけで良い。
また、盾貫通効果のある武器で使用すれば咆哮にも貫通効果が乗る。
なお、咆哮のメダリオンとハイランドアクスの効果は重複するが、ハイランドアクス二刀流では効果が重複しないので注意。
上質
- 嵐の刃
武器を振るって刃を飛ばす遠距離戦技。武器の直当てにも判定がある。
連発可能で消費FPも軽め、筋技補正が乗り火力も出やすいとシンプルながら優秀な戦技。入手も序盤。
よほど高レベルの上質型と比べないかぎり、筋力補正が若干でも残る鋭利派生が最適。
メインで運用する場合は荒れ狂う神獣など、嵐の効果を高める装備と合わせることでさらに威力が上がる。
- デターミネーション、王騎士の決意
刺突カウンターの存在もあり剣槍等で突くと馬鹿にならないダメージが出る。
また鉄壁や魔力盾が使われていないなら大盾を割る事もしやすい。
雷
- 落雷
ロックした敵に雷を落とす遠距離戦技。
初撃の発動がやや遅い代わりに連発でき、高低差にも強い。
雷属性が技量補正で強化されるため鋭利派生にするのがオススメ。
鞭などの軽量武器にも付けられるのも利点。
- 雷撃斬
踏み込み、振り下ろし、雷撃の三段攻撃に雷エンチャントまで付いた欲張りな戦技。技量補正で威力が上がる。
射程が短い、強靭補正が無いため簡単に潰されるといった巨大な欠点と引き換えに、「大型武器でも少量のスタミナ消費で済む」というユニークな特徴を持つ。
威力や体勢崩しも相応にあり、特大剣や特大武器で連打した時のDPSは非常に高い。
使いどころは難しいが、使いこなせば唯一無二の味がする戦技と言える。
また消費FP10と妙に燃費が良いのも見逃せない。
- 雷の羊
メェ~っと鳴いて転がる。見た目は間抜けだが威力と追尾性は侮れない。
特に閉所や壁際で威力を発揮し、抜け方を知らないプレイヤーを簡単にハメ殺しにしてしまう。
ただし欠点も明確であり、見た目通りに射程が極端に短いことには注意。
槍などを構えた盾チク戦法にはまるで無力。
冷気
- 氷槍
氷の槍を投げる魔力属性の遠距離戦技。射程は中量ローリング4回分ほどながら高い冷気蓄積と強靭削りを持ち、攻撃力もなかなか。
中距離戦で反撃しつつ凍傷と体勢崩しを狙える強みがある。凍らない敵や魔力耐性の高い敵に注意。
技量と知力の補正があり、技量メインであれば鋭利派生で使うと良い。
少しの投資で大きなリターンが望めるスペルは数多い。特に祈祷は低信仰で扱えて有用なものが揃っているので余裕があれば覚えておきたい。
また、技量ステは詠唱速度に影響するためスペルとの相性は良い。
- 火よ、力を!
信15
言わずと知れた物理強化スペルの代表格。効果時間は30秒と短いが効果は強力。霊薬ブーストと合わせて開幕ラッシュを決められるボスで有用。強化できるのは物理と炎だけなので、雷派生や雷系技量武器には効果が薄いことには注意。
- 獣の生命
信12
技量戦士は回復祈祷の効果量を上げるのが難しいが、リジェネ系ならば信仰ステと関係なしに一定量のHPを回復できる。本スペルの対象は自分のみ、回復量も回復速度も十分とは言えないが、探索中のちょっとした被弾を回復する程度ならばこれで足りるというケースは多い。枠が空いているなら入れておくと便利。
- 火の癒しよ
信12
狭間の地におけるプラチナスペル。微量のダメージと引き換えに毒、腐敗、凍傷を解除する。獣の生命とセットで使える信仰12がひとつの目安となるだろう。対人戦においても腐敗は放置しておくと致命的な状態異常であるため、侵入・協力問わずにできる限り記憶スロットに入れておきたい。
- 魔力防護・炎防護・雷防護・聖防護
信10
「少ない投資で大きなリターン」の代表格。90秒間、各属性カット率を35%上げる。ボス前でスロットが余っているならとりあえず入れておけばよい。ドラゴンブレスを代表としてボスエネミーの属性攻撃は大ダメージのものが多く、あると無いとでは攻略難易度が全然違うということになりがち。
- 血炎の刃
信12神10
60秒間、炎属性と血炎効果を付与するエンチャントスペル。血派生武器にはエンチャントできない。
血炎は攻撃した相手に約2秒間出血の状態異常を蓄積し続ける。
蓄積量自体は消費アイテムの血脂と大差ないのだが、出血蓄積の減少を阻害するという強烈な効果を持っている。
これ単体で大きな戦果は期待できないが、打刀などの素で出血の付帯効果を持つ武器を鋭利派生してエンチャントすると目に見えて出血効率が上がる。特に高周回で技量ビルドを使うならば是非とも覚えておきたいスペルのひとつ。
- 黒炎の刃
信17
6秒間、炎属性と黒炎効果を付与するエンチャントスペル。
目を疑うような極短の効果時間の代わりに、敵の最大HP依存のスリップダメージを与える効果自体は極めて強力。
二連斬りなどの連続攻撃系戦技とは特に相性が良い。
火の巨人や本編ラスボスなど、刺さるボスには非常によく刺さるので使いどころを探す価値はある。
出血無効な敵に対しても黒炎であれば割合で削っていける。
- 雷の武器
信15
90秒間、雷属性を付与するエンチャントスペル。
必要信仰値で使用しても効果時間の優れる雷脂として使える。
炎や出血が効かない敵への使い分けとしても有用。
- 回復
信12
回復量は雀の涙。燃費もあまりよろしくない。
しかし王族の幽鬼に対する特効を持ち、それだけのために取得しておく価値はあるスペル。
特効対象へのダメージ目的であれば威力固定なので、低信仰でも全く問題なく機能する。
- 聖律の治癒
知11 信11
死の状態異常の蓄積を回復する祈祷。
使いどころは非常に限られるが、役立つ場面ではかなり役立つ。
以前はこれだけのためにレベルやタリスマン枠を割くのが難しかったが、
知信11は流紋武器の要求値に等しい。
DLC導入済み、あるいは導入予定ならばレベルを振ってしまってもいいだろう。
そうでない場合は大ルーンで補うのが最もお手軽。