物語考察

最終更新: 2024-07-24 (水) 22:04:03

掲示板 考察

目次

登場人物 [編集]

黄金樹・黄金律関連 [編集]

永遠の女王マリカ [編集]

エルデンリングの舞台である狭間の地の女王。
Queen Marika the Eternal.

エンヤの話
巡礼教会の霊の話
関連アイテム:マリカの槌
関連アイテム:黄金樹の恩寵一部抜粋
関連アイテム:稀人のルーン一部抜粋
関連アイテム:マリカのルーン一部抜粋
関連アイテム:マリカの祝福一部抜粋
関連アイテム:黄金の編み髪一部抜粋
関連アイテム:小黄金樹一部抜粋

ラダゴン [編集]

レナラの夫だったが彼女を捨て、マリカの二番目の王配となりエルデの王となった人物。
レナラとの間にラダーン、ライカード、ラニの3兄妹、マリカとの間にミケラ、マレニアの双子をもうける。
マリカの乗っ取りやカーリアの中での秘匿すべき行いなどの暗躍が示唆されている。
Radagon of the Golden Order.

テキスト

メリナ [編集]

主人公の前に現れた謎の少女。出会った時点で既に故人であり、現在存在するのは霊体である。
指巫女の代わりになるので黄金樹の麓まで連れて行って欲しいと頼む。
霊馬トレントを連れており、主人公に貸してくれる。
左の瞼にアザがあり、常に閉じている。

素性、過去については語る事も語られる事も少なく、謎が多い。
指読みエンヤの言う巨人の大釜に火を入れるための種火となる「火の幻視を宿す者」であり、その犠牲により黄金樹を焼くことができる。

Melina.

メリナの話
関連アイテム:使命の刃

指巫女 [編集]

二本指に仕え、褪せ人に福と導きを与える存在。
主人公は指巫女をなくした"巫女無し"で、メリナが指巫女の代わりとなることを提案してくる。
Finger Maiden.
(ちなみに「巫女なし」は maidenless, 「夜巫女」は Night maiden,
「双子の老婆」は Twin Maiden Husks, 「旅巫女」は Travelling maiden )

関連アイテム:指巫女シリーズ一部抜粋
関連アイテム:指巫女サロリナの傀儡一部抜粋

指読みエンヤ [編集]

二本指の言葉を翻訳し、人に伝える「指読み」。

ゴドリックを倒した直後の会話では「デミゴッドたちは、皆が女王マリカの直接の子」と話すが、作中の表面的な情報では、月の王女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカードの三名は、満月の女王レナラと英雄ラダゴンの子とされており、齟齬が生じる。

しかし物語が進んでいく中で、あるイベントをこなすとマリカ=ラダゴンであることが明かされる。
つまり、指読みエンヤはマリカ=ラダゴンだと知っていたということになる。
Finger Reader Enia.

エンヤの話
各地の指読みの老婆の言葉
関連アイテム:お守り袋一部抜粋

二本指 [編集]

円卓の奥の間、玉座の前の床から直に生えている巨大な手首。名前の通り指は2本しかない。
生き物なのかどうか不明。

複数が存在しており円卓にいるものはそのうちの1つでしかないようだ。
ラニとの会話の中で、ミケラ&マレニアとラニは「それぞれの二本指」に見いだされた、とあるのでかつては複数の二本指が行動していたようである。
神授塔の頂上、大ルーン復活の場にも朽ちて倒れた2本指がそれぞれ存在している。ただしリエーニエだけは神授塔ではなく、月光の祭壇に存在している。
なおエンヤいわく、指から大いなる意思との交信はできるが、とても長い期間動きが止まるとの事。
Two Fingers.

二本指の言葉
テキスト
テキスト:暗部関連

獣の司祭、黒き剣のマリケス [編集]

崩れゆくファルム・アズラにいる獣。
マリカが神人となった際に二本指から与えられた影従の獣だが、義弟と扱われていることもある。
死のルーンの封印を任されるが、陰謀の夜の際にその一部を盗まれてしまう。
以降は死のルーンを宿した黒き剣を体内に封印している。
獣の神殿にいる獣の司祭、グラングは同一人物と思われる。
Maliketh, The Black Blade.
( Gurranq, Beast Clergyman )
( shadowbound beast )

テキスト

エルデの獣 [編集]

今作のラスボス。
大いなる意思によって狭間の地に送られ、永遠の女王マリカに宿っていたものである。
黄金の流星と共にエルデの獣が狭間に送られた時、エルデンリングが生じた。
Elden Beast.

テキスト

デミゴッド [編集]

直接的には半神や亜神といった意味だが、本作では女王マリカの血を分けた親族たちのことを指す。
作中に存在する者では、ゴッドウィン、モーゴット、モーグ、ゴドリック、ライカード、ラダーン、ラニ、ミケラ、マレニア。
その他、ラダゴンがレナラに贈った、大ルーンが込められた琥珀の卵(産まれなきデミゴッド)が存在する。
Demi-god, demigod
(ちなみに神人は empyrean と英訳されている)

※下記のゴッドフレイ・レナラは正確にはデミゴッドではないが、項目の乱立を防ぐため、ストーリー上のボスという性質を鑑みこの項目に並記する。


最初の王、ゴッドフレイ [編集]

マリカの夫であり、最初のエルデの王になった男。旧名は蛮地の王ホーラ・ルー。
モーゴット、モーグ、ゴッドウィンの父。
黄金の一族の始祖であるが、祝福を奪われ褪せ人となり、狭間の地を追放された。
ゲーム終盤に黄金樹を焼かれた後、主人公と戦う。

背中にいる半透明の獅子は「宰相セローシュ」。
彼が戦士では無く王となる時、闘志を鎮める為に背負った。
Godfrey, First Elden Lord (Hoarah Loux)

テキスト
テキスト:坩堝の騎士関連

黄金のゴッドウィン [編集]

ゴッドフレイの息子。デミゴッドの一人であり故人。
かつて古竜戦役で活躍し、古竜フォルサクスを友とした。

ラニが首謀した陰謀の夜にて魂だけが殺害され、デミゴッドの最初の死者となった。「死王子」とも呼ばれる。
肉体は黄金樹の根本に埋葬されたが、肉体は未だ生きているとされる。ゴッドウィンが死王子となった後、フォルサクスは死竜となり、ゴッドウィンの中で死と戦い続けた。
ゴッドウィン(の死に生きる肉体)の形跡と思われるものは、狭間の地の至る所や物に見られ、ストームヴィル城の地下、死王子の座、ティビアの呼び舟が現れる場所、地下墓、各地に出現するバジリスク、カニなどに人面の瘡、眼や鰭として確認できる
Godwyn the Golden.

テキスト

無垢なる黄金、聖樹のミケラ [編集]

円卓も行方を知らない謎多きデミゴッド
ラダゴンとマリカの子供。マレニアの双子の兄。
神人であるが永遠に幼くその生は脆弱。
Miquella, the unalloyed.

テキスト
テキスト:ミケラ軍関連

ミケラの刃、欠け身のマレニア [編集]

円卓も行方を知らないデミゴッドの一人。ミケラの双子の妹。
マリカとラダゴンの子。生まれながらに腐敗を宿している。
破砕戦争においてラダーンと相打ちとなり、ケイリッドに腐敗を撒き散らしてラダーンを狂わせてしまった。
敗れを知らぬ戦いぶりとその腐敗の力に魅せられた者が少なからず登場する。
貴腐騎士フィンレイが眠れるマレニアを背負い、ケイリッドから聖樹の元まで移動させた。
今は聖樹と一体化したミケラの抜け殻の元で、約束を信じ彼を待ち続けている。

蠍の針地図断片:腐れ湖の説明文から、朱い腐敗は外なる神によって狭間の地にもたらされた病であると考えられる。
何故それがマレニアに宿ってしまったのかは不明瞭だが、
マレニアの剣の師であり、かつて腐敗の神を封印した盲目の剣士に関連すると思われる青布の頭巾にある
「停滞はやがて淀みとなり、腐りゆく 常に流れ行き、留まることなかれ」という一文がヒントになる可能性がある。

Malenia, Blade of Miquella, the Severed.

テキスト
テキスト:マレニア軍関連
テキスト:朱い腐敗関連

満月の女王、レナラ [編集]

かつて月の魔術でレアルカリア学院を魅了し学長となり、カーリア王家を興した女王。
ラダゴンとの結婚を経て心を失った彼女はレアルカリア学院の大書庫に幽閉され、その王家はカッコウ騎士からの襲撃を受ける。カーリア城館側は少ない戦力ながらも善戦。カッコウ騎士達は魔術トラップやユビムシ、傀儡などに阻まれて敗走するがカーリア騎士達も一部を除いて全滅する。
褪せ人が訪れた時もラダゴンから贈られた琥珀の卵を抱いて産まれ直しを行っていた。

カーリア王家とカッコウの戦争が始まった時にはラダーン、ライカード、ラニは既に誕生しているが、この戦争に参加してるかどうかのテキストなどは今の所見つかっておらず謎が多い。
Rennala, Queen of the Full Moon.

テキスト:レナラ関連
テキスト:カーリア王家関連

魔女ラニ [編集]

レナラとラダゴンの娘でラダーンとライカードの妹。
円卓も行方を知らないデミゴッドの一人だが、現在は大ルーンを棄てている。

数多のデミゴッドの中でも、ミケラ・マレニアと共に女王マリカを継ぐ次代の神候補である神人として選ばれていた。
半狼のブライヴは、その際に二本指から特別な従者として送り込まれた影従の獣である。
またイジーによると、ブライヴはラニの義弟とのこと。

しかし、大いなる意志に縛られたくないという思いから黄金律の後継者になることを拒絶し、陰謀の夜を企てた。ライカードの協力を得て死のルーンを盗み出し、自分の肉体とゴッドウィンの魂を殺した。
以降は魂の容器として人形の体に宿っており、同時に二本指に追われる存在となっている。

陰謀の夜以前には月の王女ラニと呼ばれており、カーリア王家の王女であった。
Ranni, the Witch. (Lunar Princess Ranni.)

テキスト
テキスト:配下関連
ラニの話

星砕きの英雄、将軍ラダーン [編集]

レナラとラダゴンの子でデミゴッドの一人。巨人のような巨躯と赤髪を持つ。デミゴッドの中では最強とされる。
圧倒的な武力がありながら、重力魔術の扱いに長けるという知的な面も持ち合わせる。
これは自らの愛馬に負担をかけずに乗れるようにサリアで学んだものである。
降る星に単身で挑んでこれを砕き、さらに他にも降り注ぐ星を自らの重力で抑えつけるなど、超人的なエピソードが多い。

破砕戦争の際、ケイリッドでマレニアと戦い、相討ちになって朱き腐敗に蝕まれる。
以降は正気を失い、慟哭砂丘にて延々と彷徨い、死体を喰らう存在となっていた。
赤獅子城の客将、ジェーレンはそんなラダーンを憂い、
ラダーン祭りを開催してラダーンを武人として戦死させようと試みていた。

死後の肉体は鉄拳アレキサンダーの中身になったようだ。
Starscourge Radahn, Red Lion General.

テキスト
テキスト:ラダーン軍関連

冒涜の君主、ライカード [編集]

レナラとラダゴンの子でデミゴッドの一人。法務官にして火山館の主。
エルデンリングが砕けた際、大ルーンの君主として、分け与えられたものを漁りあう浅ましさに憤り、
それを強いる黄金律、ひいては大いなる意志に反旗を翻した。
大ルーンごと自らを大蛇に喰わせて同化するという背律の冒涜を犯し、無数の人々、英雄の亡骸を喰らうことで永い寿命と力を得た。
ラニのゴッドウィン暗殺計画に協力し、運命の死を封じている黒き剣のマリケスを倒す事を画策するなど、黄金律に反する思想を持っていたことが伺える。
また、レナラの子らしさとしてゲルミアの古い呪術を魔術として蘇らせたりしたという側面もある。

火山館を根城とし、呪術を魔術として復活させるなど火と関連するものが多い。
よく見かけるヒゲの男の肖像画は、蛇に喰われる前のライカードである。
Rykard, Lord of Blasphemy.

テキスト
テキスト:ライカード軍関連
テキスト:蛇人関連

接ぎ木のゴドリック [編集]

デミゴッドの一人。黄金の一族の当代であるが、ゴッドフレイからは遠い子孫で、その力はデミゴッドの中で最も弱いとされる。
破粋戦争においてローデイルから落ち延びた後にストームヴィル城を居城とし、南進中のマレニアに挑み敗北している。
追憶に「兵士たちよ。いつかまた、共に帰らん。黄金の麓、我らの故郷に」とあるようにゴドリックをはじめとした騎士たちはローデイルが故郷のようで、王都にて打ち負かされたゴドリックは、擬態のヴェールでバレないように落ち延び、ゴッドフレイに敗れた『嵐の王』の居城であったストームヴィル城へ逃げ込んだらしい。こんな君主ではあるが、追憶でも言及するほど兵士たちのことを考えていたという事が分かる。
ストームヴィル城には失地騎士達と流刑兵が配備されているが、恐らく王が居なくなった城を守る失地騎士と流刑地として流されてきた流刑兵を活用しているものと考えられる。

「接ぎ」と呼ばれる技法により、他の生物の手足や頭部などを自らの身体に接着し、四肢のように扱うことができる。ゲーム中ではその様子を目撃してトラウマになったローデリカや、左手をもがれたゴストークなどの被害者もいる。
マレニアに敗北して以降ゴドリックはこれを自らの弱い力を補うために使用していた。ゴドリック騎士たちは彼のためにリムグレイブ、啜り泣きの半島などから贄を城へと集めてきている。
初戦時のムービーにて左手が6本指であること、デビュートレーラーにて謎の人物の左腕を接いでいることが確認できる。
ゴドフロアにも「接ぎ」の技法が使われている辺り、ゴドリックだけの能力ではない模様。また城内には接ぎを施された接ぎ木の貴公子が徘徊している。ゴドリックとの血縁関係は明示されていないが、貴公子という名は貴族・黄金の一族の末裔という可能性がある。

モーゴットからは黄金のゴドリックと呼ばれ、ゴッドフレイとマリカの血を継いでいることから、おそらくはゴッドウィンの子孫が代々人間との間に子を成していったものと考えられる。
Godrick the Grafted.(Godrick the Golden.)

テキスト
テキスト:ゴドリック軍関連

忌み王、モーゴット [編集]

デミゴッドであり、「忌み子」と呼ばれる者の一人。血の君主、モーグとは双子の兄弟の関係。
序盤に登場するボスである「忌み鬼、マルギット」と同一人物と思われる。
「祝福のモーゴット」という名もある。
(忌み捨ての大聖堂奥の封印から)
Morgott, The Omen King.
(Margit, the Fell Omen)

テキスト
テキスト:王都ローデイル関連

血の君主、モーグ [編集]

円卓も行方を知らないデミゴッドの一人。モーゴットとは双子の兄弟の関係。
自らの呪われた血を受け入れて血の君主を自称、
ミケラを聖樹から誘拐し、その伴侶となってモーグウィン王朝を築くことを目論んでいる。
忌み捨ての地下に出現する「忌み子、モーグ」は同一人物だと思われる。
Mohg, Lord of Blood
(Mohg, the Omen)

テキスト

串刺し公、メスメル [編集]

影の地に居城を構えていた、マリカの息子。
かつて聖戦「メスメルの火」を仕掛け、角人達を虐殺する。
メスメルの種火のテキストから、火の幻視を持つメリナとの関連性が示唆されている。

テキスト

褪せ人関連 [編集]

輝ける金仮面 [編集]

最低限の布を纏い、奇妙な金色の仮面を被った褪せ人の一人。
常に小黄金樹や黄金樹を見上げて思索に耽っており、話に応じることは無い。
代わりとして弟子の聖職者コリンがその挙動から考えを解釈し、書き留めている。
その探求の旅の末、ついにエルデンリングを修復するルーンの一つを見出す。
The ever brilliant Goldmask.

聖職者コリンの話
テキスト

死衾の乙女、フィア [編集]

褪せ人のひとり。祝福のない死人でも、同衾することで生き返らせる力を持つ。
死に生きる者たちの存在を許す王を戴くことが願い。
Fia, Deathbed Companion.

テキスト
密かな話

忌まわしき糞喰い [編集]

褪せ人の一人。忌み子の心を持った褪せ人という複雑な存在。
オープニングでは処刑されている様子が見られ、そこから祝福を受けて復活した事が窺える。
大量殺人者であり、殺した死体に呪いを植え付けることができる。
この呪いを受けた者は黄金樹に還ることが出来なくなり、ならず者の言うことによれば生まれ変わることが出来なくなるようだ。
イベントを進めると忌み呪いの修復ルーンを見出す。
このルーンでエルデンリングを修復した場合、狭間の地のあらゆる存在が前述の呪いに侵されることになると思われる。
the Loathsome Dung Eater.

テキスト

百智卿、ギデオン=オーフニール [編集]

百耳とも呼ばれる、円卓で書物を読みあさっている男。
現在の円卓のリーダー的存在。
今は戦士ネフェリの義父でもある。
ミケラの秘割符の情報欲しさにしろがね村を壊滅させたりラティナの狼を殺したりと、情報のためなら手段を選ばない非情な男。
Sir Gideon Ofnir, The All-Knowing,

テキスト

狂い火関連 [編集]

三本指 [編集]

王都ローデイルの地下深くに封印されている存在。
「狂い火」を司る。
Three fingers.

三本指の言葉
ハイータの話
テキスト:狂い火関連

各地の放浪商人 [編集]

一部の商人は殺害時「焼け溶けてしまえ」と言うことや狂い火の祈祷を使うこと、王都地下の狂い火の封印までの道のりに商人に似た遺体や敵が多く存在することから、狂い火と何らかの関係性が窺える。
狂い火の封印周辺のテントの中には放浪商人の装備が存在しており、そのテキストには彼らの一族が世界に絶望していたことが記されている。

関連アイテム:放浪商人シリーズ一部抜粋
関連アイテム:放浪の民の遺灰一部抜粋
関連アイテム:文書「狂い火の主について」

円卓の騎士、ヴァイク [編集]

かつて王を目指した褪せ人の一人。
エルデの王に最も近づいた、そして王都を訪れることができているという点から、主人公の前にもいたとされる、大ルーンを2つ集めた人物である可能性がある。
Vyke, Knight of the Roundtable.
Festering Fingerprint Vyke.

関連アイテム:指痕シリーズ一部抜粋
関連アイテム:指痕のブドウ
関連アイテム:ヴァイクの竜雷一部抜粋

シャブリリ [編集]

Shabriri.

シャブリリの話
関連アイテム:シャブリリのブドウ
関連アイテム:シャブリリの叫び一部抜粋
関連アイテム:シャブリリの禍一部抜粋

狂い火の王、ミドラー [編集]

恐らく狂い火を受領した事で狂い火を禁忌とする角人達の責問を受け、頭から全身へ劫罰の大剣を刺し貫かれて放置されていた。
妻であるナナヤの言葉に従い苦痛に耐え続けていたが、褪せ人に叩きのめされて耐える事を止め、劫罰の大剣を頭ごと引き抜いて狂い火を解放し、狂い火の王となる。

テキスト

アイテムだけでの登場人物 [編集]

盲目の剣士 [編集]

マレニアに流水の剣を教えたと考えられる剣士。
かつて青衣の踊り子である妖精より流水の剣を授かり、古き神である腐敗を封じたという。
blind swordsman.

テキスト

雪の魔女 [編集]

Snow witch.

関連アイテム:雪魔女の尖り帽一部抜粋
関連アイテム:輝石の氷塊一部抜粋

宵眼の女王 [編集]

Dusk-Eyed Queen / Gloam-Eyed Queen
(神狩りの剣でのみDusk、その他はGloamと訳される)
かつて指に選ばれた、神人のひとり。
神殺しの力を持つ”黒炎”を操り、神肌の使徒たちを率いて神を狩っていた。
後に黒き剣のマリケスに敗れ、黒炎は神狩りの力を失う事となる。
なお「神狩りの剣」のテキストによれば、「使徒たちの操る黒炎はこの剣によりもたらされた」とあり、彼女自身が神狩りの力を備えていたかは不明である。

テキスト

聖女トリーナ [編集]

睡眠と薄紫に関連している。
St. Trina.

テキスト

外なる神 [編集]

狭間の地の外にある何らかの神性を持つ存在。
いくつかのアイテムのテキストに登場するが、それぞれで同一の存在を指している訳ではなく謎が多い。

英語では単数の場合に"the outer god"ではなく"an outer god"と記述されているので不特定多数の中のひとつである事が分かりやすい。
outer god.

テキスト

現状未分類の人物・組織・種族など(移動可) [編集]

竜王プラキドサクス [編集]

Dragonlord Placidusax.

ファルムアズラにいる古竜。
古き王のタリスマンが象ったのはプラキドサクスのことだと考えられ、全盛期は4つ首の竜だったと考えられる。
褪せ人が出会った際は飛行ではなく「浮遊」して時の狭間に鎮座しており、他のどの竜とも異なる黄金の炎にそれを収束した光線のようなブレス、加えてゲーム中に登場する竜では唯一竜特効が機能しない等、明らかに別格の存在として扱われている。

マリカが黄金律を作る以前、先史時代のエルデの王であり、古竜と共に狭間の地に君臨していた。
本来神と王は2つで1つの存在であるはずだが、プラキドサクスと対になっていた神はいずこかへ去ってしまったようであり、現在はファルムアズラの中央に位置する嵐の中で神の帰還を待ち続けている。

ゲーム中では深い傷を負った姿で登場する為、黄金樹の勢力とぶつかり合った古竜戦役と呼ばれる戦いで傷を負った為かと思われていたが、DLCで王に挑んだ反逆者、暴竜ベールと激戦を繰り広げた結果である事が判明。竜の心臓を捧げ食らう事で竜の力を得る「竜贄」も、プラキドサクス自身がベールとその一族を狩り尽くすために人間たちへ与えた技術である事も語られた。

テキスト
テキスト:古竜関連
テキスト:竜餐関連

結びの司祭、ミリエル [編集]

Miriel, Pastor of Vows.

ミリエルの話

しろがね人 [編集]

狭間の地に住む、人によって造られた亜人種。
見た目は普通の人間に近く、会話も出来るが足が弱く立って歩くことができない者(以下「老人型」)と、自力では動けず弓矢を得意とする女性の者(以下「射手型」)、立つことはできるが頭がカエルのようで会話の機会がない者(以下「カエル型」)が存在する。カエル型は第二世代と明言されている。

テキストに出てくるのはカッコウだけだが、狭間の地全域で激しい迫害を受けており、火山館やソールの城砦などでは、捕縛されて拷問を受ける老人型の姿が見られる。
カーリアの親衛騎士ローレッタは、そんなしろがね人達の安住の地を求めて最終的にミケラの聖樹に行きついた。
アルバス老が聖樹を約束の地と呼んでいたことや、転送門のある典礼街オルディナの周辺には射手型が多いことなどから、老人型や射手型は聖樹を拠り所としていたことが伺える。しかし肝心の聖樹内部には老人型や射手型はおろかカエル型も確認できない。
DLCにて、モーグもまた何者も蔑まれない自分の王朝を築かんとしていたことが明かされた。モーグウィン王朝や王朝入り口付近の雪原にカエル型が多い理由付けがなされた。
 
ゲーム内のエフェクトで白い血しぶきを上げる敵は、しろがね人以外には地下世界の銀の雫、白王、神託の使者がいる。特にラティナの使命が「原初の」を大きな妹に渡すことであったり、しろがね人が「波紋」を生命の原初としているなど、しろがね人関連のテキストに「雫」を連想させる言葉が多い。
ちなみに棄教の廃屋の大きな妹は「フィリア」と言う名前らしい(ラティナ今際のセリフより)。
ちなみに、Filiaという名前はラテン語で”娘”を意味する。
 
アルバス老によると、「やがて脚がすべて消え、命も終わる」ということが(少なくとも老人型の)しろがね人の避けられない宿痾(=長くなおらない病気。持病。)であるらしい。第二世代のしろがね人たちは足がしっかり生えており、殺害後も消えていく様子はない。
Albinauric.

テキスト
テキスト:しろがねの射手関連
テキスト:ローレッタ関連

魔術学院レアルカリア [編集]

アズール、ルーサット、ハイマ、ヤロダスを除く、輝石頭のモチーフとなった魔術師の肖像画とレナラの肖像画が祝福”討論室”などで確認できる。
Raya Lucaria Academy.

テキスト:魔術学院関連
テキスト:レアルカリア軍関連

死儀礼の鳥 [編集]

Death Rite Bird.

テキスト

調香師 [編集]

もとは王都にて王家と黄金樹に仕える、お抱え調香師であったと思われる。調香師の廃墟王都ローデイルでは彼らが育てている植物たちを見ることが出来る。破砕戦争、ローデイル防衛戦などでも兵士たちの治療に務めていたであろうが、兵力不足からか前線で戦うようになり調香瓶の技術が狭間の地に広まったと考えられる。小姓が使う爆発するクロスボウなども彼らが調合した爆発物であろう。
黄金樹と植物から癒しを得ている関係上、穢れである忌み子や混種とは敵対関係にあり、穢れを根絶するために忌み潰しが生まれた。しろがね村でのボス戦から、火山館の拷問部屋、王都ローデイルの下水に繋がる場所の近くの教会などで遭遇する。
忌み潰しの悪魔のような任務、片端から異形と穢れを潰して焼いていく仕事に従事するため、忌み潰しのロロは自らの調香の術で心を壊した。
忌み子や混種の穢れすらも救うべく、癒しの技を求めて調香師、トリシャは王都を出た。彼女が居る地下墓が醜き地下墓というのも皮肉だろうか。混種や忌み子が集まっており、治療できなかったであろう混種の死体も積みあがっている。地下墓のすぐ外には調香師の廃墟があり、忌み潰しが配置されている。彼女と患者を潰しにきたのであろう。
堕落調香師は自らに調香の技を用いてドーピングを行い、蘇生の技などを追い求めるマッドサイエンティスト的な側面が示されている。忌み潰しのロロも自らの心を壊すために調香の技を用いたとあるので、何らかの関係があると思われる。事実しろがね村では堕落調香師と忌み潰しが共にしろがね村を襲撃している。

テキスト

永遠の都 [編集]

Eternal City of Nokron / Nokstella.

テキスト

異国の地、エオヒド [編集]

狭間の地とは異なる土地にあると思われる異国。既に滅びてしまっている。
日陰城のボスの「鉄茨のエレメール」がここの出身。
Eochaid.

テキスト

結晶人 [編集]

狭間の地に住む、謎めいた無機生命体。
Crystalian.

テキスト

白王と黒王 [編集]

石の肌を持つ異人種。
隕石と共に狭間の地にやって来た。
肌の白い白王と黒い黒王がいる。
人間より背が高く、重力を操る能力を備える。
Alabaster Lord / Onyx Lord.

テキスト

角人 [編集]

影の地に元々住んでいたと思われる先住民。
塔の街、ベルラートを中心として影の地各地に広く居住していた痕跡が残っている。だが各地の廃墟、焼炉のゴーレムから分かるように聖戦「メスメルの火」にて根こそぎ焼き払われた。
一部の角の戦士や呪剣士などは生き残ってはいるが殆どの角人は影と成り果てるか、人蠅になるかとなっている。
意思疎通が可能な角人は、角人角人の老婆しか生き残っていない。

ちゃんと固有の文化を有しており、影の地の牢獄で見ることが出来る壺の中身はボニ村の大壺師が巫子の背中を歯の鞭で叩き、ボニの解体包丁でバラした罪人の肉をくっ付けて作っている。またベルラートでは蜘蛛サソリが名産なのか、サソリ煮込みが塔の料理として親しまれている。

年老いた女性は責問官となることができ、選ばれた戦士は神獣戦士へと昇格し、その中で特に神降ろしに優れた者だけが勇人として獅子舞の名誉を得ることが出来る。

hornsents.

テキスト

物語 [編集]

デビュートレーラー [編集]

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ストーリートレーラー [編集]

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公式プロローグ [編集]

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オープニング [編集]

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エルデンリングとは [編集]

大いなる意思が遣わした獣が変化したものとされている。

関連文献:祈祷「エルデの流星」のテキスト

外見 [編集]

テキスト

破砕戦争 [編集]

マリカがエルデンリングを破壊、飛び散った破片(大ルーン)をデミゴッド達が拾い、力を得た事で勃発した戦争。最終的にラダーンとマレニアが相打ち、勝者無くして終結する。
この戦争により大いなる意志はマリカとデミゴッド達を見限った。
新たな王を立てるべくホーラ・ルー、金仮面卿、フィア、糞喰い、ギデオン、主人公などの褪せ人達が祝福の導きを与えられ、目覚めた。


陰謀の夜 [編集]

黄金のゴッドウィンが暗殺された事件。

ロジェールの話①
ロジェールの話②
魔女ラニの証言
関連アイテム:死の根
テキスト:黒き刃の刺客関連

各地にある碑文について [編集]

リムグレイブ

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リエーニエ

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ケイリッド

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アルター高原

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巨人の山嶺

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マリカの言霊 [編集]

第一マリカ教会
第三マリカ教会
巡礼教会
デクタスの大昇降機
小黄金樹教会
外廓の戦場跡
女王の閨

各勢力特徴・敵対図 [編集]

君主軍(君主連合) [編集]

破砕の君主であるデミゴッド達や黄金の一族に連なる王族が従えている軍団。
軍としての構成や装備品はある程度共通している。

いくつかの派閥がかつて君主連合と称して団結した時期もある様だがその内訳ははっきりしていない。
第一次ローデイル防衛戦にて瓦解し、接ぎ木のゴドフロアが囚われている。

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ゴドリック軍 [編集]

接ぎ木のゴドリックに仕える軍団。イメージカラーはオレンジと緑。
本拠地は嵐の丘だが、ストームヴィル城内には配置されていない。これは恐らくストームヴィル城が元々ゴドリックの居城ではなく、嵐の王に仕えていた失地騎士たちが護っていた城で、彼らを言いくるめたりなどして城の防衛(内部を熟知しているため)をさせているのだと思われる。ゴッドフレイに敗れた嵐の王の騎士達に、ゴッドフレイの子孫たるゴドリックが護衛されるとは皮肉なことだが。

一般兵のサーコートの柄は「大樹と獣」、騎士鎧には「両刃の戦斧」の紋章が描かれている。
これらは黄金の一族の象徴であり、その正当な末裔を自称するゴドリックの立場を表している。

ゴドリックの指示でリムグレイブ各所や啜り泣きの半島に広く展開し、彼の接ぎの贄とするために「褪せ人狩り」を行っている。城の防衛は流刑兵や失地騎士に任せているので、本当に人狩り部隊として各地を検問したり襲撃したりしている。だが啜り泣きの半島では混種たちにモーンの城を奪われたり、領主の嫡男、ケネス・ハイトから請けられる依頼の血に狂った騎士長がハイト砦を奪ったりと、統率が完全に取れているかというとそうでもなかったりする。
巨人を物資輸送や警備に運用しているのも初めて見るのもここの軍。市民の監視や物資輸送護衛などにカイデンの傭兵を活用している。
騎乗したゴドリック騎士は黄金樹に誓ってを使用する。これは元々王都の騎士であった名残であろうか。
接ぎを求める君主の為に贄を狩り、いつか黄金の都に還る為に、彼らは今日も褪せ人に襲い掛かる。

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レアルカリア軍 [編集]

魔術学院レアルカリアと契約を結んだ騎士達。イメージカラーは青、差し色が赤。カッコウとも称される。
魔術学院の騎士というだけあり、カッコウの輝石魔力の武器によるエンチャントを駆使する。魔術騎士と思われがちだが、彼らが学んだ魔術は学院側から見れば初歩中の初歩。教えても惜しくはないと思われたものを学ばされているようだ。特に屑輝石をベースに作られたらしいカッコウの輝石は魔術を使えない兵士たちでも使えるよう投げるだけで効果を発揮できるようになっており、レアルカリアの魔術師たちからは契約の対価としてこのようなクズを利用したアイテムや初歩的な魔術だけで喜んでいるカッコウ騎士たちは滑稽に見えたことだろう。
勿論それはカッコウ騎士たちも気付いているようで、彼らの装備は対魔術師用に仕上げられている。また騎乗しているカッコウ騎士は輝剣の円陣を使うため、カーリア魔術も一部使えるようになっているようだ。

ベイルム街道や湖の周辺に駐屯地が数多く設置されており、学院に至る道はほとんど彼らか人形兵と戦闘することになる。ただ湖の中はエビや幽鬼、カニなどが多く学院周りしか駐屯していない。かぼちゃ兜の狂兵や犬を運用していたり、ベイルム街道の駐屯地では投石器で砲撃してきたりなどバリエーションも豊富。

一般兵のサーコートの柄は「輝石の隆盛とそれを覗き込むカッコウ」、騎士鎧も「覗き込むカッコウ」の紋章が描かれている。
これらは学院との関係はあくまでも契約によるものであり、忠僕ではないという意思表示である。ちなみに学院には「カッコウの教会」がある。

また遺灰にあるように、魔術学院というバックを得た彼らは通りがかりの褪せ人などに略奪行為をすることを日常としており、しろがね人を始末してしろがね壺を作っていることも分かる。学院の門前町辺りにはしろがね人が多数徘徊しており、獲物には困る事は無かっただろう。駐屯地の宝箱にはしろがねの凝血も入っている。
ただリエーニエの碑文にもあるが、レアルカリアとカーリア王家の対立が起こった際には学院の尖兵としてカーリア城館へ攻め込む事になり、多くの兵士が命を落とし傀儡となった。今でも街道北で騎士トロルの霊体と戦闘していたりする。他の騎士たちと同じく敗残兵というのは変わらないようだ。狂い火村では発狂している彼らも見ることができる。

湖のリエーニエ全域に展開しているが何故か学院内には配置されていない。鍵を持っていないのだろうか。
火の戦車を運用しているが、これは東部台地などに火を盗んだアダンを探しにきている僧兵たちから都合してもらったものだろう。巨人たちの山嶺から遠征している彼らに情報を提供しているのかもしれない。

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ラダーン軍 [編集]

星砕きのラダーンに仕える軍団。イメージカラーは赤、差し色が紺。
ケイリッドを蝕む朱い腐敗と戦うため、松明や火炎壺による火属性の攻撃を用いる。かつてケイリッドで貴腐騎士たちと戦い、不敗を誇った彼らに土を付けた勇猛な兵士たち。

一般兵のサーコートの柄は「剣を掲げる赤毛の獅子」、騎士鎧の紋章は焼かれている。
赤獅子はラダーンを模したもので、騎士達が紋章を焼いたのは敗軍となりつつも故郷を守るという決意のため。仕えるべきラダーンが狂ってもなお、彼が守ったケイリッドに留まって朱い腐敗を押し留める為に戦い続けており、城主ジェーレンをはじめとした部下たちに慕われ、士気が高いことが窺える。英霊たちの地下墓では英霊となってなお貴腐騎士達と死闘を繰り広げており、最奥には赤獅子騎士、オウガが配置されている。

ケイリッド街道沿い、ゲール砦の辺りから赤獅子城にかけて偏って配置されている。エオニアの沼は貴腐騎士達が、魔術街サリアは魔術師が支配しているもののケイリッドの神授塔などの地域まで兵士を配置できているため、勢力的には大きい。
赤獅子騎士は大弓を運用する騎士がラダーンの驟雨に似た戦技を放って後方支援してくる。近づいても溜めた射撃や近接武器で応戦してきたりと隙が無い。戦技でもある獅子斬り炎撃を駆使してくるのも特徴。
火の僧兵とは何らかの協力関係にある様で、ゲール砦では数台の火の戦車を運用している。
ラダーン兵達は腐敗の影響を受けた動物達(巨大犬や巨大烏)とも敵対しており、終わる事のない戦闘を繰り広げている。

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ゲルミア軍 [編集]

かつて法務官ライカードに仕えた騎士達。イメージカラーは赤黒。
ローデイル軍との戦いで全滅してしまっている様で拠点であったライード砦も占領されている。

一般兵のサーコートは作中に登場せず、騎士鎧の紋章も擦り減っていて図柄が分かりにくい。赤い髪飾りは赤獅子騎士の兜と同じくラダゴン王の子を示す髪飾りである。
いずれにしても既に誰も掲げていない紋章であるらしい。かつては法の番人として君臨していたであろう彼らは、ライカードが大蛇に堕ちた時に君主を失った。ゲルミアの英雄墓にはゲルミア騎士の装備を身に付けた遺体があり、推測にはなるが英雄が眠る墓へライカードを倒す武器を探しに来たのかもしれない。
生きているゲルミア騎士・兵士たちは一人もいないのだが大蛇狩りがライカードの居る場所に突き刺さっている所を見ると、ライカードに挑み食われてしまったか殺されてしまったと考えられる。

生きているキャラクターとしては登場しないが、火山館に出現する亡霊がゲルミア騎士の格好をしている。

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ローデイル軍 [編集]

祝福王モーゴットに仕え、王都ローデイルを防衛する近衛の軍。イメージカラーは黄金。
王都古竜信仰の影響か雷壺や雷属性の祈祷を使用する。大弓や槍にも雷属性が付与されたりしている。

一般兵のサーコートの柄は「黄金樹」、騎士鎧には「黄金樹信仰」の紋章が描かれている。
これらは樹を護る者の栄誉であり、金色の下地と併せてローデイル軍にのみ着用が許されているらしい。
守りに長けた軍団であるらしく、王都はこれまでも難攻不落を誇っている。騎士としても技量が高い者が集まっており、接ぎ木のゴドフロアを捕えた古竜の騎士、クリストフなどがローデイル防衛線で活躍している。

アルター高原だけでなくゲルミア火山にも多数配置されている。
火山の方では過酷な環境と人形兵器との戦いで疲弊している様で、へたり込んでいる者も多い。死体を喰らっている者や狂い火に侵されているもおり、体力だけでなく精神も蝕まれていることが分かる。火山館への遠征は痛み分けというか無限の消耗戦になって地獄と化している。
王都には防衛のためにそこかしこに配置されており、調香師や小姓と共に褪せ人を出迎えてくれる。地下から出てくる忌み子の為に忌み潰しを配備していたり、王都に至る道はツリーガードと共に防衛ラインを敷いている。

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聖樹軍 [編集]

無垢金のミケラに仕える軍団。イメージカラーは褪せた金色。本拠地はエブレフェール
ミケラの刃、マレニアに仕える貴腐騎士とは同盟関係にあるのか、共に聖樹を守っている。勘違いされやすいが、聖樹騎士たちは「聖樹」に仕える騎士であり、マレニアとは元々は関係がない。
他軍よりも主君に対する忠誠心が高い。雑兵は窮地に陥ると自爆戦法を取るなど独特の行動を行う。聖杯瓶で回復を行ったり、毒霧を噴射してきたりと他とは違う様を見せてくれる。排水路よりも下層では腐敗の眷属が蔓延っているので彼らを見ることが少なくなるが、同志であろう墓の前で座り込む聖樹兵たちを見ることができる。

一般兵のサーコートの柄は「聖樹」、騎士鎧にも「聖樹」の紋章が描かれている。
いずれもミケラの血を受けて育った聖樹を象ったもの。聖樹が醜く朱く腐ってきてもなお、ミケラの帰還を信じて聖樹騎士たちは守りを固めている。ミケラの帰還を導くため、自らに宿る聖なる灯を最期に輝かせる。

貴腐騎士達はかつて遥か南方のケイリッドまで大遠征を行い、ラダーンとの戦闘の後に貴腐の騎士、フィンレイがエブレフェールまでマレニアを単身連れ帰った。撤退出来なかった貴腐騎士の一部がエオニアの沼などに取り残されている以外、エブレフェールにてマレニアの眠る聖樹を守っている。

元々カーリアの親衛騎士であるローレッタがしろがね人達の安住の地を求めて身を寄せており、その影響なのかカーリアの騎士の装備を真似た武器が作られている。聖樹騎士たちが輝石のつぶてなどを駆使してくるのは彼女の影響かもしれない。

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霊廟兵 [編集]

魂無きデミゴッド達を弔う歩く霊廟を守る死した兵達。イメージカラーは緑。
霊廟は特定の領地ではなく狭間の地に点在している。
霊廟兵はすべて自ら首を切り落として殉死した兵達であり、いずれも首無しの霊である。
騎士は馬に騎乗していることもあるが、なんと馬も首がない。
霊体であるため戦闘に際しては自在にテレポート移動を行う。

全ての防具シリーズで頭装備がなく、騎士鎧も紋章ではなく大きな羽飾りが付いている。
羽飾りは死の鳥に由来し、死した後も霊体として留まるための呪いである。

一部の騎士達は武器に死のエンチャントを付与している。一部地下墓の前で番人をしている者も見かけることが出来る。

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カーリアの騎士 [編集]

カーリア王家に仕えている騎士団。イメージカラーは瑠璃青色。
現当主は満月の女王、レナラ
人だけでなくトロルも在籍しており、狭間の地の勢力ではかなり異質な集団であった事が伺える。
総勢は20名に満たなかったが、リエーニエ戦役では黄金の魔力防護でガチガチに対策したラダゴン勢を相手に引き分けまで持ち込み、カーリア城館防衛戦では最大戦力たるレナラが戦闘不能、かつ奇襲を受けた状態でありながら学院とカッコウの軍勢を押し返す等、一騎当千を謡われるにふさわしい精鋭揃いであったようだ。

カーリアの城館にあるカッコウが召喚されるトラップは、城館における防衛戦の時の名残。
カッコウやローデイル軍との戦闘経験からか防具は魔力属性と聖属性に対する防御が重視されている。

女王レナラが魔術学院の虜囚となっている事、王女ラニが表向きは失踪している事から仕えるべき主を失い騎士団としては解散してしまっている様子。

だがレナラの妹である双月の騎士、レラーナが守る影の地のエンシスの城砦にはトロルのカーリア騎士やカーリア騎士、ムーンリデルが共にやってきており、カーリア騎士達の一部は聖戦にも従事していた事が窺える。レアルカリアから遠く離れた地でも忠誠心は衰えなかったようだ。

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メスメル軍 [編集]

串刺し公、メスメルと共に影の地への聖戦に従軍した兵士たち。影の城を本拠地とし、エンシスの城砦などにも多数の戦力を保有する作中屈指の軍事力を保持している軍団。ウォークライで強靭を上げたあとの斧の連撃で昇天した褪せ人も多いだろう。火のエンチャントも駆使し、火の蜷局を投げつけてくるので離れていても怖い。影の地の各地に駐屯しているのだが、概ね墓地平原から影の城までの間に纏まって配置されている。中には焼炉のゴーレムと共に城の前に駐屯してたり、霊炎竜や血鬼達と交戦している部隊も見ることができる。エンシスの城砦には双月の騎士、レラーナに付いてきたと思われるカーリア騎士やラズリの輝石魔術師がいたり、軍医なのか調香師も共に居たりする。

黒騎士達は黄金樹勢力の系譜なのか聖属性を操る。黒騎士団の最初の団長黒騎士長、アンドレアスが反旗を翻したものの、結局は鎮圧され黒騎士の副長、ヒューと共に幽閉された。しかしヒューとメスメルの仲が良好であったように黒騎士団の忠誠も厚く、聖戦の不退転の象徴として「黒騎士は決して退かず、疑わない」と神獣狩りなどで活躍した。
影の城は影卑兵と直属である火の騎士が城内部を守っており、火の騎士達は黒騎士団と違い黄金樹を追われることも厭わずメスメルに忠誠を誓った貴族達である。影の城の要所をネームドの火の騎士が守っており、火の騎士、クウィラインに至っては褪せ人を亡き者にするべく付け狙ってくる。

また、懲罰砦には忌み潰しと共にメスメル兵たちが吊られており、メスメル兵の遺灰も配置されている。彼らは懲罰隊だったらしく、反旗を翻した黒騎士や脱走兵などを忌み潰し達と共に捕えては砦で吊るしていたのだろう。過酷な聖戦に遠征してきた兵士の中には狂った者や逃げ出す者もいた筈で、同じく配置されている人さらいの乙女人形を使って捕えたりして督戦を行っていたと考えられる。懲罰砦は影樹からも見えない影のアルターの隅に建設されていて、彼らの非業な行いを影樹に知られたくないという思いが窺える。

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その他考察要素 [編集]

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コメント [編集]

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過去ログ

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • そういえばマレニアとミケラの影従の獣って結局出てこなかった?影従を渡すのはあくまで指の判断なんだろうか。それか大本命にしか与えないとか?
    2024-07-26 (金) 05:56:51 [ID:1UEW8aI/AfM]
  • マレニアとミケラの二本指が神授塔の上で既に殺害されてるから、二本指経由で遣わされる影従(イジー談)ももうおらんのだと思う。影従もついでに撃破したのか、二本指が与える前に二本指殺害済みなのかは不明。
    影従は神人が二本指の傀儡たるを拒むと狂っちゃうみたいだから、二本指を撃破する→影従発狂はブライヴの例を見てもなってただろうし、与えられてたら発狂してマレニア・ミケラに襲いかかってたろうね。
    マリケス(グラング)は…うん、狂ってるのかどうかようわからんw マリカの二本指も存命なのかどうかわからんね…もしかしたら円卓のやつがそうなのかな?
    2024-07-26 (金) 08:56:41 [ID:ScxsHd5jGv2]
  • 神授塔の指の生死はデミゴッドと連動してるのかなって思ってた。確か神授塔ってデミゴッドを倒さないと入れないから、もしかしたら倒す前にはちゃんと生きてるのかなと。ただ最近は神授塔に全然行ってないから間違ってたらスマソ。
    2024-07-26 (金) 09:28:16 [ID:1UEW8aI/AfM]
  • その場合どうして二本指が連動して死亡するのか…ってのが疑問になるね。導くべきデミゴッドが死亡するから使命を終えて自壊する…が真っ先に思い浮かぶけど、その場合はモーゴットorモーグの片方が死んだだけで二本指が自壊してしまうのは不自然に思える。片方死亡したところで条件が他のデミゴッド・神授塔・二本指に並ぶだけのはずだしね。導くべきデミゴッドの何かが欠けた時点で二本指が死ぬのであれば、ラニの肉体が死んだ時点でラニに対応する二本指が自壊していてもおかしくないって点も考えると、多分違いそうだなと。
    そういやガッツリ横道にそれるんだけど…ゴッドウィンに対応する神授塔や二本指って全く影も形もないな。なんでや…?
    2024-07-26 (金) 11:01:27 [ID:ScxsHd5jGv2]
  • 大いなる意思の眷属は寄生能力を持った菌類の一種。寄生のための根のようなものが大ルーンだから大ルーン持ちが死ぬと連動して二本指も死ぬのだろう。ラニは大ルーンを捨ててるからその際にラニの二本指もまたフリーになったのでは。なぜ神授塔に死体があるのか疑問だったが、大ルーンを返却したと考えれば辻褄が合う。なぜ二本指が死なないように行動したかは、将来指殺しによって大いなる意思により致命的なダメージを入れるためではないか。
    2024-07-26 (金) 12:46:19 [ID:M0jgwMtPSHk]
  • 指は褪せ人の指が生きてて、他の指が死んでる辺りから、大いなる意思が見放したか否かで決まってるんだと思ってたわ。
    ラニは逆らってるけど、大いなる意思的には見捨ててない的な感じで。
    2024-07-26 (金) 12:49:20 [ID:g6ZBSRX9Lsw]
  • マリカがエルデンリングを砕く以前も各々の二本指がデミゴッドに付いていたであろうことを考えると、大ルーンを持ってるか否かってのはあんまり関係ないと思うんだよね…。大ルーンってマリカがエルデンリングを砕いてからデミゴッド達の手に渡ったものだし、それが二本指の生死に関わってるはいまいちしっくりこないかも。
    二本指が神授塔にいるのは、シンプルに大いなる意思の言葉(電波)を受け取るのに適した場所(だから神授塔の名を冠してる)として…むしろあそこにいるのが二本指がデフォなんだと推測してるかな。(拒絶の棘発覚後の二本指も指ピンと立てて電波受信に勤しんでるし)
    どちらかというと円卓や月光の祭壇地下にいるヤツの方がイレギュラーな気がしてる。
    2024-07-26 (金) 14:27:18 [ID:ScxsHd5jGv2]
  • そのあたりはメーテールがいつ壊されてそれぞれの二本指はいつから個別に大いなる意志からの指示を遂行しようとしてたのかって話にも繋がりそうな
    大ルーン散らばる→散らばった先ごとに二本指生成だとメーテールは送受信機能がぶっ壊れただけで指製造機能は残っていると考えるべきなのか。戦闘中にもユビムシ産むし
    2024-07-26 (金) 16:50:51 [ID:Q8c8kh.DtYc]
  • ユミル卿曰く「マリカが、彼女を導いていた指たちが、最初から壊れていたのだ」「真に壊れていたのは、狂っていたのは、母なのです」だそうだから、言が本当だとすればマリカが君臨していた時代でも既に壊れた二本指が複数活動していたっぽくはあるんだよね。
    それがデミゴッド達についていた二本指と同一のものなのか、エルデンリングが砕けてから新たに生成されたものなのかは定かではないけど、壊れ自体は相当昔から壊れっぱなしではあったんだろうね。
    2024-07-26 (金) 18:39:48 [ID:ScxsHd5jGv2]
  • 自分、神授塔の二本指はデミゴッドと共に死んだ、ではなくもうすでに殺されたか死んだかして役目をとうに終えたものだと思っていた。神授塔ってどれも同じような構造物ではあるけど失地騎士とかゴーレムがいて明らかにゴッドフレイ侵攻前に建っていたストームヴィルの神授塔とか、ラダーン軍が周囲に取り付いて内部に至る足がかりをわざわざ作るくらい元はラダーンのものではないケイリッドの神授塔とかそんなところにいる二本指がデミゴッドとどれほど関係があるのだろう。黄金樹があってマリカがいて初めて黄金律はあるけれど指は黄金樹より古いもの、エルデの獣よりは新しいかもしれない大いなる意志の受信機ではなかったかしら。
    2024-07-26 (金) 21:38:18 [ID:srALgScErig]
  • まぁ対応する神授塔の最上階の二本指の亡骸のそばで大ルーンを復元(RESTORED)出来ることを考えると、全くなんら関係がない…とも言えないとは思うんだけど、デミゴッドと大ルーンと二本指が生死繋がってる…までいくと自分もソコはちょっと懐疑的ではある。そもそも大ルーンの復元だって特定の神授塔の最上階だから復元できているのか、特定の二本指の亡骸の近くだから復元できているのかすら若干曖昧ではあるのよね…。
    2024-07-27 (土) 00:21:50 [ID:ScxsHd5jGv2]
  • 確かに双子がいることとか考えるとデミゴッドの生死とは連動してなさそう。
    2024-07-27 (土) 06:14:03 [ID:1UEW8aI/AfM]
  • デミゴッドを殺すために、わざわざ死のルーンを奪って擬式までして黒き刃を作ってる
    なのに褪せ人がデミゴッド普通に殺せてるのはなぜなんだろう?
    黄金律の外から来た人だから?
    2024-07-27 (土) 11:58:43 [ID:EUCjBxvVbvc]
  • 単なる「死」と還樹もできなくなる「運命の死」は別物だからじゃないかな。肉体的に死ぬことはデミゴッドでも普通にあるけど、基本はその後黄金樹に埋葬されて還樹を経て再誕する流れになるから主人公が主にやっているのはコッチだと思う。現に倒したはずのモーグの肉体とラダーンの魂も神ミケラによって再利用されてるしね。
    運命の死を迎えているラニの肉体とゴッドウィンの魂だけはどうあっても蘇ることはない…という解釈。
    2024-07-27 (土) 12:29:24 [ID:ScxsHd5jGv2]
  • エルデンリングが砕けたからでしょ エルデンリングが砕ける前のデミゴッド達は黄金律のエルデンリングによって強固に守られてたから死のルーンじゃないとと殺せなかったってことだろう
    2024-07-27 (土) 12:32:52 [ID:BKjhaXFOduM]

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