:ビルド
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神秘による能力補正で攻撃力や状態異常の蓄積量を増強し戦うビルド。
主に出血・毒・神秘派生の武器を使うことになるが、一部の例外を除き基本的にこれらの神秘補正のある武器にはエンチャントが出来ないという点は留意すべし。
まず出血効果への補正などに目がいってしまうが、神秘派生がもたらす攻撃力への補正も十分に高いため装備条件さえ満たせれば大半の武器を使いこなせる器用さも持ち合わせている。
また、神秘で魔術補正・祈祷補正が伸びる触媒などもあり、それらを活用した竜餐の祈祷をメインにするビルドなどもこちらに分類される。
神秘は出血・毒の蓄積量にも補正が乗り、元々出血・毒が付いている武器を神秘の能力補正が追加される派生(血・毒・神秘)に変質すると、蓄積量が伸びるようになる。
逆に言えば、神秘補正のない派生ではいくら神秘を高めても蓄積量は伸びない。ダークソウル3の「運」とはこの点が異なるので注意。
これはユニーク武器に対しても同様で、出血や毒の付帯効果があっても神秘補正がなければ、その蓄積量が伸びることはない。
なお、蓄積量の伸びの幅が最も大きいのは神秘派生となる。ちなみに出血武器を毒派生しても神秘で出血蓄積量が少し伸びる。逆の場合も同様。
なお、発狂・睡眠の蓄積量にも武器の神秘補正は乗る。ただし、どちらも両立させる手段は現状非常に少ない。
前者は発狂効果と変質可能の特徴を持つ指紋石の盾の血・毒・神秘派生時にのみ機能する。
後者は神秘補正とエンチャント可能の特徴を持つ波紋の剣・ヴァレーの花束・欠波紋の斧槍に眠り脂をエンチャントした場合のみ機能する。
一方で、冷気・腐敗は補正に関わらず神秘は影響しないため注意。
神秘向けの戦技は数が少なめで、派生を自由に付け替えできるようになるのはおおむねゲーム中盤あたりとなるためやや注意が必要。
神秘派生の攻撃力については神秘80まで伸びるが、出血・毒の蓄積量に関しては神秘45以降は伸びが極端に鈍化する。
検証例を以下に示す。ただし10刻みであり、ソフトキャップの45が含まれていないことや筋力・技量が武器の必要能力値より多く振られていることに留意すること。
神秘60の場合、武器の神秘補正にもよるが標準と比べて1.8~2倍程度の蓄積量となる。
ほとんどの武器は神秘15程度振った時点で標準(無派生)武器を上回る攻撃力を得られるため序盤から有用、であるはずなのだが後述の制約を受けてしまう。
血・毒・神秘派生にできるようになる「黒い砥石刃」がラダーン撃破後の永遠の都、ノクローンの夜の神域ということもあり、神秘が活きてくるのは中盤以降になりやすい。あるいは最初から神秘補正を持った武器や血の斬撃での派生に頼ることになる。
産まれ直しを利用して最初は別のビルドで攻略していくのも手。
一応開幕からファロス砦・ハイト砦で割符を集めて、アルター高原に入りラダーン祭を開催させ、ラダーンはNPCに任せて矢で毒殺すれば早い段階でノクローン入りが出来る。
血・毒派生は神秘補正が大きくなく、武器によって筋技どちらかあるいは両方が神秘より高い補正を持つため、どちらかというと筋神、技神のようなハイブリッド型向けの派生となる。
こちらの神秘補正は攻撃力、蓄積量ともに神秘45で伸びが大きく鈍化する。
なお、神秘で状態異常蓄積量が強化されるのは武器のみに留まらないのも特徴。
神秘補正のある触媒であればその触媒で使用する魔法の毒・出血・発狂の蓄積量にもその補正が乗る。
(睡眠に関してはその効果がある魔法が存在しない為不明)
対象となるものは、魔術は罪の茨、罰の茨、拒絶の刺(DLC)
祈祷は蠅たかり、血炎の爪痕、血授、毒霧、狂い火、空裂狂火、堪えきれぬ狂い火、シャブリリの叫び、ミドラーの狂い火(DLC)等。
知力・信仰を伸ばす複合ビルドを作る際は覚えておきたい。
また、神秘補正のある道具も、魔法の毒・出血・睡眠の蓄積量にその補正が乗る。
(発狂に関してはその効果と神秘補正がある道具が存在しない為不明)
対象となる道具は、毒壺、糞壺、蠅壺、眠り壺、紐付き毒壺、紐付き糞壺、紐付き蠅壺
毒の噴霧、骨の毒投げ矢、ククリ、毒石、毒石の塊
永眠壺(DLC)、大毒壺(DLC)、大糞壺(DLC)、大蠅壺(DLC)等。
武器だけでなくこれらも活用も視野に入る為、使いこなすことができればより戦況を優位に進められるだろう。
名称 | 備考 |
純神 | 筋力と技量を必要最低限に抑えて神秘に一本化したビルド。 神秘補正での物理攻撃力や状態異常の蓄積量の最大化を狙う。 一見器用貧乏だが、わりとオールラウンダー。 |
筋神 | 血・毒・神秘派生させた筋力武器や、筋力補正の大きい神秘系ユニーク武器を用いるビルド。 筋力と神秘、両者による補正を狙う。 マレー家の執行剣・モーグウィンの聖槍・古隕鉄の大剣などが主力となる |
技神 | 血・毒・神秘派生させた技量武器や、技量補正の大きい神秘系ユニーク武器を用いるビルド。 技量と神秘、両者による補正を狙う。 エオヒドの宝剣・血のヘリケーなどが主力となる |
知神 | 使いたい魔術の必要能力値まで知力に振ったビルド。 神秘で魔術補正が高まるしろがねの杖を使用し、魔術と神秘ビルド向き武器を織り交ぜて戦うスタイル。 輝剣の円陣や流星群と言った対人戦における強力な搦め手と、神秘武器の物理+出血による近接火力を両立でき、技魔などとはまた違った趣がある。 攻略においても苦手は少ないが、しろがねの杖の魔術補正上限が控えめなため、周回プレイを重ねると特に魔術の火力に不足を感じやすい。DLCを導入していれば母の杖で高レベル帯にも対応できるようになった。 |
信神 | 使いたい祈祷の必要能力値まで信仰に振ったビルド。 神秘で祈祷補正が高まる竜餐の印を用い、要求信仰値の低い攻撃祈祷やバフ祈祷を各種神秘ビルド向き武器に織り交ぜて戦う。 竜餐祈祷をメインウェポンとする、いわゆる竜餐ビルドもここに分類される。かなり個性的だが、しろがねの杖による茨の魔術なども可能。 |
各ビルドの特徴の詳細
神秘派生に適した武器、神秘補正を持つユニーク武器など。
血・毒派生での運用は選択肢が非常に多く、筋神と技神で扱うものが大きく異なるため、特筆すべき点がない限り省略。
筋力戦士向けの情報や技量戦士向けの情報に載っている派生可能な武器も参照。
毒・血派生での神秘補正は最終強化でDとなるケースが多く、特段の事情がない限り省略している。
また毒・血派生、状態異常武器の神秘派生ともに蓄積量は神秘25までほとんど停滞、26~45が伸びのピークであり、46~60は大きく鈍化、60超えではほとんど停滞する。
血・毒派生は神秘の補正が弱いが、刀系を始め元々状態異常の付帯効果が付いている武器との相性が良い。
特化させるのもいいが、毒(血)派生にして歓喜系タリスマンの効果を同時に発動させることで驚異的な火力を叩き出せる。
頭装備も併せると更に火力を伸ばせる。
ただしこれらのバフは効果時間が短く、今作の敵は状態異常の耐性が回数を重ねるごとに上がっていくので、長期戦には向きづらい。
また、どちらにも耐性を持っている敵には並程度の火力しか出せない。
ver1.03にて補正バグ修正。
メニュー上の補正はそれぞれ一つの属性分しか反映されていない点に注意。
二属性系の神秘ユニーク武器は神秘補正先が物理と属性の両方に乗っているケースが多く、その場合C〜D程度の神秘補正でも実際にはA〜B相当の補正の伸びが見られることもある。
デフォルト出血蓄積量:38
最大強化、神秘50の毒派生で蓄積量128、血派生で110。神秘80で毒134、血115。
デフォルトで出血効果を持つ直剣は存在しない。
デフォルト出血蓄積量:55
最大強化、神秘50で毒派生の蓄積量155、血派生の蓄積量134。神秘80で毒162、血141。
デフォルト出血蓄積量:56
デフォルト出血蓄積量:45
両刃剣同様に二刀攻撃で多段ヒットするため、血派生にした際に出血の状態異常を蓄積しやすい。
両刃剣より重量が軽い。最も重い山賊の湾刀でも5.0(二刀流で10.0)。
デフォルト出血蓄積量:61
デフォルト出血蓄積量:45(通常強化) / 50(喪色強化)
デフォルト出血蓄積量:33
曲剣同様に二刀攻撃や両手持ち攻撃で多段ヒットするため、血派生にした際に出血の状態異常を蓄積しやすい。
曲剣より重量が重い。最も軽いエレオノーラでも6.0(二刀流で12.0)。
デフォルト出血蓄積量:50
デフォルト出血蓄積量:55
デフォルト出血蓄積量:50
最終強化の神秘50、毒派生で蓄積量128、血派生で蓄積量110。神秘80で毒134、血115
デフォルト出血蓄積量:55
デフォルト出血蓄積量:50
デフォルト出血蓄積量:50
デフォルト出血蓄積量:55
最大強化、神秘50で毒派生の蓄積量155、血派生の蓄積量134。神秘80で毒162、血141。
デフォルト出血蓄積量:55
本編で入手可能な4つの鎌の内、派生可能な鎌はここに記載された2種のみ。
残りの二種にも出血効果はあるが、両方とも信仰戦士向けのユニーク武器なので除外。
DLCにて新たに技神向け喪色鎌が追加された。
デフォルト出血蓄積量:45
魔術は神秘とは縁遠いものが多く、魔神ビルドは特殊な立ち回りが要求されがち。
冷気を蓄積する魔術はいくつかあるが、蓄積量は神秘の補正を受けない。
祈祷は「竜贄」を筆頭に、「血の君主」や「腐敗」など神秘の恩恵を受けるものが多い。
神秘を活かした魔術は特にない。
しろがねの杖が低知力でも神秘で魔術補正が伸びるので、主にこれを使って攻略する形になる。
ただ知神ビルドを活かす魔術がない関係上積極的に使うことはないだろう。主に祈祷でカバーできない要素を補うために使うことになるだろうか。
下記2つは使用に神秘が必要。神秘戦士は祈祷寄りの攻撃になりがちなので、ある意味魔力属性攻撃は貴重と言えるが、魔力属性の攻撃は祈祷にもある。また知力が19あれば、輝石のつぶてやカーリアの速剣などを使うことができるので、シャボンに拘る必要は特にない。
下記3つは出血の蓄積があり、神秘補正によって蓄積量が上昇する。
咎人の杖で威力がブーストされるが、出血蓄積量はブーストされない。
ちなみにいずれも魔力属性。
毒や出血に関わる祈祷が多く、神秘との親和性が高い。
竜餐の祈祷もボーナスのある竜餐の印が神秘による恩恵が大きい。
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