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キャラクター作成で全9種から1つだけ選び、ゲーム開始時に持たせることができる。
形見なしも選択可能。
形見の選択は、序盤の攻略難易度に多少の影響があるくらいで、それ以外には特に影響はないので、好みで選んでしまっても問題ない。
ただし、選んだ形見はステータス画面に表示され続けるため、そういった部分にこだわりがある場合は慎重に選んだほうがよいかもしれない。
また、形見として選択できるアイテムのうち「狭間の地のルーン」だけは、形見以外の入手方法がないため、アイテムコレクターはこれを選ぶと良いだろう。
形見名 | 説明 |
なし | 形見なし。過去は故郷に捨ててきた |
---|---|
緋琥珀のメダリオン | 緋色の琥珀が嵌めこまれたメダリオン。HPの最大値を上昇(6%)させる。(タリスマン) |
狭間の地のルーン | 狭間の人々の瞳に宿る祝福。その黄金の残滓。使用により多くのルーンを得る。(3000ルーン) |
黄金の種子 | 狭間から流れ着いた黄金の種子。それは聖杯を鍛えるという。 |
牙鬼インプの遺灰 | 小柄なゴーレムたちの遺灰。霊体が宿っているという。 |
ヒビ壺×3 | 壊れても復元する不思議な壺(3個)。投擲壺アイテムの容器となる。 |
石剣の鍵×2 | 剣を模した石の鍵(2個)。インプ像の封印を解き、壊れるという。 |
誘惑の枝×5 | 敵を誘惑し魅了する、聖術の枝(5個)。デミゴッド、ミケラに由来するという。 |
ゆでエビ×5 | 茹で上げられたエビの身肉(5個)。一定時間、物理カット率を高める。 |
シャブリリの禍 | 人々に瞳を潰された男の、狂気の肖像。敵に狙われやすくなる。(タリスマン) |
最大HPを6%上昇させるタリスマン。
最序盤では生命力+1.5程度の恩恵が得られる。
素性により多少変化するにしても、初期値でのHP増加量は精々30前後であり、これを多いとするか少ないとするかの判断は悩みどころ。
お世辞にも強力なタリスマンとは言い難く、後々になると上位互換も登場する。
タリスマンの初期スロットが1枠しかないこともあり、「とりあえず枠が余ったから装備する」という選択肢にも入りづらい。
啜り泣きの半島の商人からも購入可能。
戦闘の必要もほぼなく、価格も1,500ルーン。
狭間の地のルーンを選んで商人から買った方が明らかにお得ではある。
黄金の種子で聖杯瓶を増やした方が結果的に死にづらくなることが多い。
多少とはいえ即死するダメージの範囲を減らせるため、少しでもHPがほしい人向け。
また、最初の接ぎ木の貴公子にどうしても勝ちたい場合は選択肢に入るだろう。
使用すると3,000ルーンを獲得する消費アイテム。
一見微妙な獲得量だが、最序盤における3,000ルーンは地味ながら役に立つ。
祝福「エレの教会」の放浪商人カーレから「ツール鞄」をはじめとした冒険に必須なアイテムをまとめて購入したり、レベルアップに使ったりと、汎用性が高く無難な形見と言える。
素性にもよるが、初期レベル時点で3~5レベル程度上げるだけのルーン量が得られる。
一部形見は序盤から購入が可能なため、アイテム購入チケットと捉えれば実質的な上位互換としても使用可能。
獲得量は黄金のルーン【8】と同じ。
ルーン獲得系のアイテムは各地の石棺からもまとまって手に入るため、使用効果だけで見たら特別な要素は存在しない。
なお、狭間の地のルーンは、形見以外の入手方法が存在しない。
このため、コレクターアイテムとしては唯一無二の価値がある点が最大の特徴。
すべての形見の中で、取り返しの付かない要素はこのアイテムのみ。
オンリーワンの要素として収集したいのであれば、この形見を選ぼう。
開始時点で聖杯瓶の数を拡張可能な形見。
形見で選ばなくても、最終的には黄金の種子自体に余剰が発生する。
そのため選ぶメリットは概ね次の通り。
最序盤に安定を提供し、さらに探索と戦闘の手間を少しだけ省いてくれる形見。
たかが1個分と捉えるか、されど1個分と捉えるかはプレイヤー次第。
最終的には余るアイテムだが、ゲームを通して汎用性が高く無難な形見と言える。
探索と戦闘に自信のない初心者にもおすすめの形見。
地下墓でよく見かける、牙鬼インプを2体召喚するアイテム。
遺灰なので繰り返し使用可能。
出血による攻撃力、小柄な上にちょかまか動く回避力、そこそこの耐久力、複数体召喚の安定性と、序盤にしてはかなり強力な遺灰。
同じく最序盤から入手可能なはぐれ狼の遺灰と比較すると、圧倒的に高性能。
序盤の廃墟やダンジョン、ボスを蹂躙できる程度の性能がある。
召喚コストも50FPとすべての素性の初期精神力で召喚可能。
遺灰システムを理解しているならば、序盤攻略のお供としておすすめ。
魔術学院レアルカリアの商人から2,000ルーン購入で購入可能。
コレクション目的であれば選ぶ理由は薄い。
投擲壺の容器となる素材アイテムで、繰り返し使用可能。
ただし、アイテム製作にはツール鞄や素材アイテム、製法書が必要となる。
ヒビ壺×3自体は、最序盤にエレの教会に居る放浪商人カーレから計900ルーンで購入可能。
そのため強みを活かすなら、形見分3個とカーレ購入分3個を合わせた計6個を序盤から積極的に運用していきたい。
中でも、最序盤から製作できる火炎壺は強力な遠距離攻撃手段になり、序盤は炎に弱い敵が多いのもあって切り札になりうる。
なお、形見で3個入手した場合は、代わりに特定の場所で入手できる3個が配置されなくなるので、最終的なヒビ壺の入手数は変わらない。
具体的には、ケイリッド南の商人のラインナップにある1個と、アルター高原・アウレーザの副墓にある2個の計3個が配置されなくなる。
灰都化後に消滅するヒビ壺とはリンクしていないため、形見に選んでも入手不可の分をカバーすることはできない。
実質的には、後々手に入るはずのヒビ壺を前借りする形でもらえる形見となる。
製法書と素材集めの手間を許容できるのであれば一考の余地があるといえる。
狭間の地の各所にあるインプ像の封印を解除するアイテム。
鍵入手のために探索をしたくない場合や、序盤からビルドに必須なアイテムを取りに行きたい場合におすすめ。
2本もらえるので、購入ルーンに換算すると4,000 ~ 10,000ルーン程度の価値がある。
黄金の種子と同様、こちらも冒険していくうちに余剰が発生する。
各地の商人からも大量に買えるため、こちらのほうがゲームを通しての希少価値は低い(但し値段はそこそこ高めで金策が必要になるケースも多い)。
黄金の種子等との差別化点としては、ゲーム開始直後にいきなり辺境の英雄墓に行けるようになる点にある。(石剣の鍵を2本要求されるため、ピッタリ使い切って入れる)
黄金樹の恩寵、竜餐の印、黄金の種子など序盤から有用なアイテムが手に入る上、さらにボスが15,000ルーンで、ネームド遺灰も入手できる(かなり強い)。
内部で1本だけ石剣の鍵も回収できる為に事実上これらのアイテムが全て鍵1つで手に入る等、「全報酬の獲得を前提とすれば」全形見の中でも破格の選択肢ではある。
しかしダンジョンの難易度は最序盤にしては高めなため、実際のところ最序盤に得られるのは黄金樹の恩寵+石剣の鍵1本だけということも多い。
そして本作に慣れていない間はこれらの獲得すら難しいことも多いため、これを目的として形見に選択するのはおすすめしない。
なお最序盤における石剣の鍵自体は、初期地点近くであれば例えば竜に焼かれた廃墟と嵐丘のボロ家でとりあえず1本ずつ無料で入手可能なため、黄金樹の恩寵の獲得はすぐにでも目指せる。
もう少し本数に余裕が欲しければリムグレイブだけでもあと4本はすぐに入手可能である(場所は石剣の鍵ページを参照)し、ルーン購入も許容すれば啜り泣きの半島にいる商人から合計4本(1つ2000ルーン、最安値)の購入も可能とかなりの数を確保できる。
以上のことから、仮に最序盤で黄金樹の恩寵が欲しいとしてもマストの選択肢ではない。
モブを魅了し、一定時間プレイヤーの味方にする消費アイテム。
魅了に成功した敵は同士討ちを始める。
またプレイヤーが殴っても魅了中であれば反撃をしてこないため、効く敵に関しては一方的に無力化することが可能。
高性能だが、使い切りのアイテム。
ゲームを通して入手できる個数が少なく、消費アイテムとしてはかなり貴重な部類に入る。
アイテム製作により無限入手可能だが、肝心の作成コストが高いため入手機会はかなり限られる。
と、一応貴重で高性能だが、敵ごとに有効無効の見極めが必要な上、自分が死ぬ度に敵も復活する世界において誘惑の枝5回の使用が進行上どこまで優位性をもたらすかは微妙なところである。
希少性だけを鑑みるならば狭間の地のルーンの方が良いだろう。
一定時間物理属性の被ダメージを軽減する、バフ系の消費アイテム。
物理被ダメージを15%軽減と効果量は大きいが、使い切りかつ5回分しかもらえない。
リエーニエ到達後、1個あたり600ルーンで無限販売される。
さらにはゲーム中盤以降は上位互換アイテム「ゆでカニ」も無限販売される。
入手難易度が低く、個数限定アイテムでもないため希少性も低い。
アイテムとしての価値で見た場合、形見で選ぶ理由は薄いと言わざるを得ない。
入手時期に対し、数量と効果時間を考えると使いどころが難しい。
あまりメリットはないものの、ゲーム開始直後に戦うことになる接ぎ木の貴公子を撃破したい場合は有効か。
どうしてもプリプリのエビの身を形見にしたい褪せ人向け。
敵からのヘイトを稼ぎやすくなるタリスマン。
装備していると「敵対している相手から優先的に狙われる」という効果が発生する。
「敵から発見されやすくなる」といった効果はない。
いかにも協力マルチプレイ時のヘイトコントロール用といった趣のアイテムだが、霊体召喚システムがあるため意外にもシングルプレイ時にも役立つ効果となっている。
味方の打たれ弱い遺灰をかばう、協力プレイ時にホストを守る、重装備&防御バフで肉盾になる、など使い道は様々。
上手く扱うことができれば味方の攻撃機会増加=与ダメージ増加につながる、特殊なタリスマン。
遺灰や霊体を使用しない場合、基本的には全く役に立たない。(NPCイベントで護衛対象ありの戦闘でのみ有効な程度)
加えてプレイヤーの耐久力が低くタリスマン枠にも乏しい序盤では、装備すること自体にリスクが伴う。
またゲーム開始地点からは遠いが、狂い火村まで走れば戦闘せずとも取得可能。
序盤から率先して装備したいようなタリスマンではないため、こだわりがなければ別の形見を選択したほうが無難。
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