オンライン要素
目次 |
オンラインマルチプレイ
マルチプレイは、オープンフィールドおよび各ダンジョンで行うことができる。
複数人でエリアを攻略する「協力マルチプレイ」、それを阻む「侵入マルチプレイ」などが存在する。
マルチプレイセッションは、マルチプレイの中心となるホスト(鉤指の主)、及び各々の方法で参加するゲスト(鉤指、闘士、血の指、背律者、狩人)で構成される。
ゲストの種類
マルチプレイセッションへ参加するゲストは、以下の4つに分類される。
ゲスト | マルチプレイセッションへの参加方法 | 目的 | |
種類 | ゲーム世界観での呼称 | ||
協力者 | 鉤指 | 褪せ人の鉤指または金の小偶像を使用して、協力サイン(金の召喚サイン)によりホストの世界へ召喚される。 | エリアボスの撃破 |
---|---|---|---|
敵対者 | 闘士 | 闘士の鉤指または赤の小偶像を使用して、敵対サイン(赤の召喚サイン)によりホストの世界へ召喚される。 | ホストの撃破 |
侵入者 | 血の指 | 爛れた血指または血の指を使用して、ホストの世界へ侵入する。 | ホストの撃破 |
背律者 | 背律の指を使用して、ホストの世界へ侵入する。 | ||
救援者 | 狩人 | 青い秘文字の指環を使用して、侵入者がいるホストの世界へ自動的に召喚される。 | 侵入者の撃破 |
マルチプレイセッションへ参加可能な人数
マルチプレイセッションの参加可能人数は最大4人であり、ホストが1枠、協力者または救援者が2枠、侵入者が1枠である。
ただし、ホストが嘲弄者の舌を使用すると、侵入者の枠が2つに増える。
この時、協力者または救援者が2枠なのは変わらないので、参加しているのが「ホスト」「協力者または救援者」「侵入者」の3人の場合、残りの1枠が協力者、救援者、侵入者のいずれになるかは早い者勝ちとなる。
詳細については、嘲弄者の舌のページを参照されたい。
マッチング
マッチングはホストとゲストの間で実施され、両者のレベルと武器強化段階によってマッチ可能かどうか判定される。
ゲスト間では、レベル・武器強化段階によるマッチングは行われない。(ただし、各オンラインプラットフォームのブロックリストは、ホストとゲストのマッチングだけでなく、ゲスト間のマッチングにも影響し、ブロックしている/されているプレイヤー同士が同じマルチプレイセッションに参加することはできない。)
マッチ可能かどうかはレベルと武器強化段階によって判定され、ホストとゲストとの間でレベルや武器強化段階に大きな差がある場合はマッチ不可となる。(ただし、後述のマルチプレイ合言葉を使用すれば、レベルや武器強化段階に関係なくマッチ可能となる。)
マッチングに影響するのはキャラクターのレベルと武器強化段階の2つだけであり、お守り袋(タリスマンの装備数)、メモリ・ストーン(記憶スロットの数)、聖杯瓶や遺灰の強化レベル、周回数などの他の要素は、マッチングに影響しない。
レベルによるマッチ可能範囲
有志の検証により、キャラクターのレベルによるマッチ可能範囲は以下の通りとされている。
ホストがマッチ可能な協力者・敵対者のレベルの範囲 | ホストのレベル-10%-10 ~ +10%+10 |
---|---|
侵入者がマッチ可能なホストのレベルの範囲 | 侵入者のレベル-10% ~ +10%+20 |
救援者については未検証だが、協力者・敵対者・侵入者の仕様がダークソウル3と同じなので、救援者についても同様にダークソウル3と同じであると考えられる。
レベルによるマッチ可能範囲(無制限帯)
マッチ可能範囲のレベル上限がなくなり、最大レベル713までマッチ可能になる領域(いわゆる「無制限帯」)は、以下の通り。
協力者・敵対者 | レベル306以降、最大レベル713までのホストとマッチ可能【検証①】 |
---|---|
侵入者 | レベル301以降、最大レベル713までのホストとマッチ可能【検証①】 |
ホスト | レベル310以降、最大レベル713までの協力者・敵対者とマッチ可能【検証②】 |
レベル316以降、最大レベル713までの侵入者とマッチ可能【検証③】 |
おそらくレベル351以上のキャラクターを「レベル351である」とみなしてマッチングを行っているため、上記のような境界値になるのだと思われる。【仮説①】
つまり、エルデンリングのマッチングでは『レベル351~713 = レベル351』であるため、『レベル351とマッチ可能であれば、最大レベル713までマッチ可能である』ということだ。
無制限帯の閾値として「351」という数値が用いられている点はダークソウル3の無制限帯と似ているが、ダークソウル3では「351」という閾値を境に上と下の領域が完全に分かれていた(レベル351以上とレベル351未満はマッチしない)のに対し、エルデンリングでは閾値の上下の領域でマッチ可能範囲が交わっている(レベル351以上でもレベル351未満とマッチする)点がダークソウル3とは異なる。
例えば、ホストがレベル310の場合、マッチ可能な協力者のレベル上限が713、マッチ可能な侵入者のレベル下限が264である。つまり、レベル713の協力者とレベル264の侵入者が戦う可能性もある、ということだ。これは、マルチプレイ合言葉なし(=レベルシンクなし)で成立するマルチプレイセッションにおいて、参加プレイヤー間のレベル差が最も大きくなるケースである。
武器強化段階によるマッチ可能範囲
武器強化段階とは、そのキャラクターが所持したことがある武器のうち最も強化された武器の強化レベルのことである。(※武器強化段階と同じものを示す用語として「武器レベル」や「武器強化レベル」が用いられることがあるが、キャラクターの「レベル」との混同を避けるために、本ページでは「武器強化段階」と表記する。)
エルデンリングではダークソウル3と同様、キャラクターのレベルに加えて武器強化段階もマッチ可能かどうかの判定に影響する。
有志の検証により、武器強化段階によるマッチ可能範囲は以下の通りとされている。
武器強化段階 | マッチ可能範囲 | ||
通常強化 | 喪色強化 | 通常強化 | 喪色強化 |
+0 | +0 | +0 ~ +3 | +0 ~ +1 |
---|---|---|---|
+1 | +0 ~ +4 | +0 ~ +1 | |
+2 | +1 | +0 ~ +5 | +0 ~ +2 |
+3 | +0 ~ +6 | +0 ~ +2 | |
+4 | +1 ~ +7 | +1 ~ +3 | |
+5 | +2 | +2 ~ +8 | +1 ~ +3 |
+6 | +3 ~ +10 | +2 ~ +4 | |
+7 | +3 | +4 ~ +11 | +2 ~ +4 |
+8 | +5 ~ +12 | +2 ~ +5 | |
+9 | +6 ~ +13 | +3 ~ +5 | |
+10 | +4 | +6 ~ +14 | +3 ~ +5 |
+11 | +7 ~ +15 | +3 ~ +6 | |
+12 | +5 | +8 ~ +17 | +4 ~ +7 |
+13 | +9 ~ +18 | +4 ~ +7 | |
+14 | +10 ~ +19 | +4 ~ +7 | |
+15 | +6 | +11 ~ +20 | +5 ~ +8 |
+16 | +12 ~ +21 | +5 ~ +8 | |
+17 | +7 | +12 ~ +22 | +5 ~ +9 |
+18 | +13 ~ +24 | +6 ~ +9 | |
+19 | +14 ~ +25 | +6 ~ +10 | |
+20 | +8 | +15 ~ +25 | +6 ~ +10 |
+21 | +16 ~ +25 | +7 ~ +10 | |
+22 | +9 | +17 ~ +25 | +7 ~ +10 |
+23 | +18 ~ +25 | +8 ~ +10 | |
+24 | +18 ~ +25 | +8 ~ +10 | |
+25 | +10 | +19 ~ +25 | +8 ~ +10 |
武器強化段階は、武器を自分で強化したかどうかにかかわらず所持した時点で更新され、後で木箱に入れたり破棄したりしても元には戻らない。つまり、武器強化段階は一度上がってしまったら下げることはできない。
このため、特に序盤エリアでマルチプレイをするためのキャラクターを作成する場合は、失地騎士の斧槍、ロジェールの刺剣、スピア等の強化済みの状態で獲得できる武器を入手しないように注意する必要がある。
マッチ可能範囲計算機
海外Wikiにマッチ可能範囲計算機(Summon Range Calculator)が公開されているので、マッチ可能範囲の具体的な数値を知りたい場合は活用するとよい。
ただし、本計算機を利用する場合は、以下の点に注意すること。
- 端数処理の影響で±1程度の誤差がある
- 無制限帯には対応していない
(※入力するレベルを「351~713 ⇒ 351」、出力されたレベルを「351~713 ⇒ 713」と変換すれば、無制限帯を考慮した計算結果となる)
地域外マッチング
[メインメニュー]>[システム]>[ネットワーク設定]>[地域外マッチング]で、地域外(海外)のプレイヤーとマッチングするかどうかを設定できる。
「地域外マッチング」の設定値 | マッチングの範囲 |
マッチングする | 国内はもちろん、地域外(海外)のプレイヤーともマッチする。 |
---|---|
マッチングしない | 国内のプレイヤーとのみマッチする。 地域外(海外)のプレイヤーはマッチング対象から除外される。 |
マルチプレイ用アイテム
エルデンリングにはマルチプレイ用のアイテムが存在する。
マルチプレイ用のアイテム | 入手方法 | |
鉤呼びの指薬 | 他プレイヤーの召喚サインを可視化する マルチプレイが成立しなければ消費されない | アイテム製作、マルチプレイの完遂など |
---|---|---|
指切り | 召喚したゲスト(協力者・敵対者・救援者)を元の世界に送還する または、他世界から元の世界に戻る NPCに対しても使用可能 | 祝福「漂着墓地」近くの遺体 |
褪せ人の鉤指 | 協力サイン(金の召喚サイン)を書く | |
金の小偶像 | 協力サイン(金の召喚サイン)を幾つかのサイン溜まりに送る | 殉教者の偶像を初めて調べる |
闘士の鉤指 | 敵対サイン(赤の召喚サイン)を書く | リムグレイブ闘技場の扉前の遺体 |
赤の小偶像 | 敵対サイン(赤の召喚サイン)を幾つかのサイン溜まりに送る | |
爛れた血指 | 他プレイヤーの世界に「血の指」として侵入する 一度の侵入につき一本消費する | 各地の商人が個数限定販売 アルター高原の祝福「世捨て商人のボロ家」の商人が無限販売 |
血の指 | 他プレイヤーの世界に「血の指」として侵入する 何度でも使用できる 入手後、マルチプレイメニューの「爛れた血指」と置き換わる | NPCイベント「白面のヴァレー」 |
背律の指 | 他プレイヤーの世界に「背律者」として侵入する | 火山館の客間 |
血指の幻影 背律指の幻影 | 侵入した世界で使用すると、ホスト(鉤指の主)の近くへ移動する 「血指の幻影」は血の指が、「背律指の幻影」は背律者が使用できる | 侵入すると3つ入手 元の世界に戻ると消滅 |
大ルーンの幻影 | 侵入した世界で使用すると、周囲の敵に血の祝福を与える | モーグの大ルーンを有効化して侵入すると3つ入手 元の世界に戻ると消滅 |
嘲弄者の舌 | 有効にしておくと、侵入されやすくなる 「鉤呼びの指薬」と併用する必要がある | 「狂い舌、アルベリッヒ」からドロップ |
白い秘文字の指環 | 有効にしておくと、侵入者(血の指、背律者)に侵入された時に救援者(狩人)を自動的に召喚する | 円卓の双子の老婆から1000ルーンで購入 |
青い秘文字の指環 | 有効にしておくと、侵入者(血の指、背律者)に侵入されたホストの世界へ救援者(狩人)として自動的に召喚される |
マルチプレイ用アイテムではないが、マルギットの拘束具やモーグの拘束具は、敵対者・侵入者が近くにいるかどうかを判定するために使用することができる。詳細はTIPS・小ネタを参照されたい。
マルチプレイ時の仕様
- 霊馬に騎乗できない。騎乗中にマルチプレイが発生した場合は、その場で降りる。
- マルチプレイ可能なエリアの境界が光の壁で遮られ、マルチプレイ中に移動できる範囲が制限される。
エリアの外へ出た場合は、強制的にエリア内へ戻される。 - 各種ファストトラベルは使用できない。(交戦状態でなければ地図を開くことは可能)
- 転送門は、エリア内を移動するものを除き、使用不可となる。
侵入者がいる場合のみ使用不可となるものもある。(ラダーン前やライカード前など) - 原則的に大ルーンによる恩恵を受けることができるのはホストのみで、ゲストは大ルーンによる恩恵を受けることができない。(特にゴドリックの大ルーンを使用している場合は要注意)
例外的に侵入者はモーグの大ルーンによる恩恵を受けることができる。 - ゲストの聖杯瓶(緋雫・青雫・霊薬)は、自分の世界で消費していても、他プレイヤー(ホスト)の世界では満タンの状態でマルチプレイが開始される。
ただし、緋雫の聖杯瓶/青雫の聖杯瓶は、使用回数が半減される。(端数切り捨て)
マルチプレイを終了して自分の世界へ戻って来ると、聖杯瓶の残量は元の状態に戻る。 - ゲストの消費アイテムは、聖杯瓶のようにマルチプレイ開始時に補充されたりはしない。
また、他プレイヤー(ホスト)の世界で消費アイテムを使用すると所持数が減り、自分の世界へ戻って来ても所持数は減ったままで、元には戻らない。 - ゲストは、出現から5秒ほどの間、他プレイヤーからの攻撃に対してのみ無敵となる。
- ゲストは、マルチプレイ中にメッセージを評価されても、HP回復の効果を得られない。
- DLCエリア「影の地」でマルチプレイを行う場合、ゲストにはホストの影樹の加護が適用される。
ただし、効果を発揮するのはPvEのみであり、PvPには影響しない*1。
協力マルチプレイ
協力サイン(金の召喚サイン)を介してホストがゲストを協力者(鉤指)として召喚すると、協力マルチプレイが開始される。
一度に召喚できる協力者は2人までである。
召喚された協力者は、ホスト(鉤指の主)と共にいずれかのエリアボスを倒すことが目的となる。
協力者は、見た目が金色になる。
「金の小偶像」を使用して協力サインを送る場合は、「近辺のみ」か「遠方を含む」かを選択できる。
「近辺のみ」と「遠方を含む」それぞれの範囲については、サイン溜まりのページを参照のこと。
- 協力マルチプレイのやり方(ホスト)
- ホストが「鉤呼びの指薬」を使い、召喚サインを可視化する。(※サイン溜まりへ送られた召喚サインは、サイン溜まりを有効にしていなくても見えるようになる。)
- 金の召喚サインを調べてゲストを召喚する。
- 協力マルチプレイのやり方(ゲスト)
- 協力マルチプレイの仕様
- 協力マルチプレイの終了条件
侵入について
ホストが協力者を1人以上召喚すると、他プレイヤーに侵入されるようになる。
侵入者とのマッチングは自動的に行われ、ホストはこれを拒むことはできない。
とはいえ、実際に侵入されるかどうかはマッチングの結果次第なので、誰ともマッチしなければ侵入されない。
侵入者の目的はホストを撃破することであるため、侵入された場合は迎え撃つ必要がある。
侵入者を撃破できなくても、ダンジョンのボスエリアに入るか、いずれかのフィールドボスを撃破すれば、侵入者は元の世界へ戻る。
白い秘文字の指環を使用すると、他プレイヤーに侵入された時に救援者が自動的に召喚されるようになる。
救援者は協力者とマルチプレイセッションの枠を共有しており両者あわせて2枠なので、協力者が2人いる場合は召喚されない。
しかし、あらかじめ白い秘文字の指環を使用して救援者の自動召喚を有効にしておくと、2人の協力者のどちらかが撃破された時に何もしなくても救援者を召喚してくれる。
なお、救援者の自動召喚もマッチングの結果次第なので、誰ともマッチしなければ召喚されない。
嘲弄者の舌を使用すると、協力者がいなくても侵入されるようになり、通常1つしかない侵入者の枠が2つに増え、さらには侵入クールタイムが減少して侵入されやすくなる(詳細は嘲弄者の舌のページを参照)。
侵入者とのバトルを楽しみながら攻略したい場合は、嘲弄者の舌を使用するのもよいだろう。
鉤呼びの指薬を使用した状態で協力NPCを召喚した場合も侵入されるようになるので注意すること。
協力NPCの召喚サインは常に可視化されており、鉤呼びの指薬を使用しなくても召喚できる。
このため、他プレイヤーを協力者として召喚するつもりがないのであれば、鉤呼びの指薬を使う必要はない。
既に鉤呼びの指薬を使ってしまっている場合は、もう一度使用すれば解除できる。
特定のプレイヤーと協力マルチプレイを行いたい
後述のマルチプレイ合言葉を設定すれば、同じ合言葉を設定したプレイヤー同士でのみマッチするようになる。
召喚による敵の強化について
協力者や協力NPCを召喚すると、召喚した人数に応じてボスのステータスが強化され、HP、攻撃力、状態異常耐性、体勢値が増加する*2。
強化倍率は本編エリアとDLCエリアとで異なり、DLCエリアのほうが高めに設定されている。
エリア | 召喚人数 | ボスのステータスの強化倍率 | ||||
HP | 攻撃力 | 状態異常耐性 | 体勢値 | |||
毒 | 毒以外 | |||||
本編 | 1人 | 1.6倍 | 1倍 | 1.5倍 | 1.67倍 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2人 | 2.3倍 | 1.1倍 | 2倍 | 1.5倍 | 2.86倍 | |
DLC | 1人 | 1.75倍 | 1倍 | 1.64倍 | 1.82倍 | |
2人 | 2.68倍 | 1.1倍 | 2.33倍 | 2.04倍 | 3.33倍 |
ボス以外の敵についても召喚人数に応じてステータスが強化されるが、強化倍率はボスと同等かボスより低いかのいずれかであり、ボスより高くなることはない。
霊喚びの鈴による霊体召喚では、敵は強化されない。
また、例外的に協力NPC召喚で敵が強化されないケースもある。詳細は協力NPCのページを参照。
召喚によるボス撃破時のルーン報酬の減少について
協力者や協力NPCを召喚した場合、ボス撃破時のルーン報酬が減少し、ソロで撃破した時の0.75倍となる。
減少量は、召喚人数が1人でも2人でも同じ。
協力者が得るボス撃破時のルーン報酬は、ソロで撃破した時の0.25倍となる。
ボス以外の敵については、撃破時のルーン報酬は減少せず、ソロで撃破した時と同じ額となる。
協力者が得るルーン報酬も同様であり、ホストと同じ額となる。
霊喚びの鈴による霊体召喚では、ボス撃破時のルーン報酬は減少しない。
また、例外的に協力NPC召喚でボス撃破時のルーン報酬が減少しないケースもある。詳細は協力NPCのページを参照。
侵入・敵対マルチプレイ
ホストの世界へゲストが侵入者(血の指、または背律者)として侵入すると、侵入マルチプレイが開始される。
また、敵対サイン(赤の召喚サイン)を介してホストがゲストを敵対者(闘士)として召喚すると、敵対マルチプレイが開始される。
いずれの場合も、侵入者・敵対者は、ホスト(鉤指の主)を撃破することが目的となる。
侵入者・敵対者は、見た目が赤色になる。
侵入用アイテム(爛れた血指、血の指、背律の指)を使用すると、侵入先エリアの範囲が「近辺のみ」か「遠方を含む」かを選択できる。(侵入先エリアのサイン溜まりを有効にしているかどうかは影響しない。)
- 「近辺のみ」は、ゲストが今いるエリアのみ
- 「遠方を含む」は、ゲストの地図で明らかとなっているエリア全て(オープンフィールドなら地図断片入手済み、または地図断片未入手でも到達済みで霧が晴れているエリア、ダンジョンは発見済みで地図に表示されているものが対象)
「赤の小偶像」を使用して敵対サインを送る場合も、「近辺のみ」か「遠方を含む」かを選択できる。
「近辺のみ」と「遠方を含む」それぞれの範囲については、サイン溜まりのページを参照のこと。
- 侵入マルチプレイのやり方
- 敵対マルチプレイのやり方
- 侵入・敵対マルチプレイの仕様
- コンパス上のアイコンでホストがいる方角を確認できる。距離が近いと消える。
- 周囲で戦闘が始まると、自分も交戦状態になる。
- 協力者や救援者、他の侵入者が死亡すると緋雫の聖杯瓶/青雫の聖杯瓶が少し回復する。
- 戦技や祈祷など、周囲を含めるものは侵入先のエネミーにも効果がある。
- 通常、エネミーから狙われず攻撃も受けない。
ただしエリアボス等の無差別攻撃と、一部のエネミーや、誘惑の枝で魅了されたエネミーからは攻撃を受ける。 - エネミーに接触しているとすり抜けることができる。
- 侵入の場合、血指の幻影または背律指の幻影を使用して、ホストの近くへワープできる。
再出現時には無敵効果は付与されない。 - 侵入・召喚された先の世界で死亡した場合、自分の世界のその地点にルーンを落とす。
- その他、各種マルチプレイに共通の仕様についてはこちらを参照。
- 侵入・敵対マルチプレイの終了条件
救援マルチプレイ
ホストが「白い秘文字の指環」を使用すると、侵入者に侵入された時に救援者(狩人)を自動的に召喚する。
ゲストは「青い秘文字の指環」を使用することで召喚待ちの状態となり、マッチングが成立すると自動的にホストの世界へ救援者(狩人)として召喚され、救援マルチプレイが開始される。
召喚された救援者は、侵入者を撃破することが目的となる。
救援者は、見た目が青色になる。
ゲストの世界の地図で明らかとなっているエリアやダンジョンが全て召喚先の対象となる。(召喚先エリアのサイン溜まりを有効にしているかどうかは影響しない。)
- 救援マルチプレイのやり方(ホスト)
- ホストが「白い秘文字の指環」を有効化する。
- 他プレイヤーから侵入される。
- 味方となるゲストを救援者(狩人)として自動的に召喚する。
- 救援マルチプレイのやり方(ゲスト)
- ゲストが「青い秘文字の指環」を有効化する。
- 侵入されたホストの世界へ救援者(狩人)として自動的に召喚される。
- 救援マルチプレイの仕様
- 出現地点は侵入者と同様。そのため、敵集団のど真ん中に召喚されることがある。
- 撃破目標となるのはプレイヤー侵入者のみ、NPC侵入者は対象外。
- その他の仕様は協力マルチプレイに準ずる。
- 救援マルチプレイの終了条件
対人での獲得ルーン
オンラインマルチプレイにおいて他のプレイヤーが死亡した時に獲得するルーンの量は、「死亡したキャラクターが現在のレベルに上げるために必要なルーン」を基に算出される。
例えば、レベル100のプレイヤーが死亡した場合のルーン獲得量は、レベルを99から100に上げるために必要なルーンの○○パーセント、といった具合である。
このパーセンテージは、死亡したプレイヤーとルーンを獲得するプレイヤーの組み合わせによって異なる。
死亡したプレイヤー | 他のプレイヤーが獲得するルーンの量 (現在のレベルに上げるために必要なルーンの何パーセントを獲得するか) | ||||
ホスト | 協力者 | 敵対者 | 侵入者 | 救援者 | |
ホスト | - | - | 1% | 4% | - |
---|---|---|---|---|---|
協力者 | - | - | 1% | 4% | - |
敵対者 | 2% | 1% | - | - | - |
侵入者 | 15% | 5% | - | 1% | 5% |
救援者 | - | - | - | 4% | - |
これを利用すると、獲得したルーンの量から、死亡したプレイヤーのレベルを推測することができる。
(レベルアップに必要なルーンはレベルアップを参照)
よくある質問
オンラインマルチプレイ関連の「よくある質問」はこちら。
非同期オンライン
他プレイヤーと非同期にコミュニケーションをとる手段として、幻影、血痕、メッセージがある。
幻影
同じ場所でプレイしている他プレイヤーの姿がうっすらと表示される。
幻影の動きを見ることで、敵や罠、隠し通路などに関するヒントを得られることがある。
幻影に干渉したり、幻影から干渉されたりすることはない。
血痕
他プレイヤーが死亡した場所には血痕が現れる。
血痕に触れると、そのプレイヤーが死亡したときのリプレイが再生され、隠された脅威についてのヒントを得られることがある。
メッセージ
[メインメニュー]>[メッセージ]、またはアイテム「褪せ人の老指」を使用すると、地面にメッセージを書くことができる。
書いたメッセージは他プレイヤーの世界に配信される。
また自分の世界に配信された他プレイヤーのメッセージを読んだり、評価したりできる。
1人のキャラクターにつき書き残しておけるメッセージは10個まで。
11個目を書くと古いものが1個削除される。
削除したくないメッセージは保護しておく事が可能。
メッセージは以下の4つの形式から選べる。
- 「ベース文+単語」(既定)
- 「ベース文+単語+ジェスチャー」
- 「ベース文+単語+接続詞+ベース文2+単語2」
- 「ベース文+単語+接続詞+ベース文2+単語2+ジェスチャー」
メッセージの評価とその効果
自分の書いたメッセージが他プレイヤーに「評価」されると、HPが回復する(最大HPの50%)。
「悪評」では回復しない。
さらに、「よい評価」の数が増えるに従って、メッセージを読んだときに表示されるアイコンの見た目が派手になっていく。(フィールド上に表示されるアイコンの見た目は変化しない。)
「よい評価」の数 | アイコンの見た目 |
0~ 99 | 初期状態。 |
---|---|
100~199 | 少し明るくなり、光の筋が増える。 |
200~299 | 更に明るくなり、光の筋が更に増える。 |
300~499 | 色が薄い黄金に変わり、光の筋が太くなる。 |
500~ | 最大の状態。黄金の光が燦然と輝く。 |
アイコンの見た目は、あくまでも「よい評価」の数で変わる。「悪評」の数は影響しない。
例えば、「悪評」が500個付いても、「よい評価」が99個以下ならアイコンは初期状態のままである。
他プレイヤーのメッセージを読んだ時に表示される「評価総数」は、「よい評価」と「悪評」を合計した数である。
評価数はセーブデータではなくサーバーに保存されるため、バックアップでセーブデータを巻き戻しても減ることはない。
既読履歴
[メインメニュー]>[メッセージ]>[既読履歴]に、過去に読んだメッセージのうち最新の10個が保存されており、後から見返して評価することができる。
攻略中に『あのメッセージのおかげで助かった!』など、後で振り返って良かったと感じたら、既読履歴から評価するとよい。
公式メッセージ
プレイヤーが書いたものとは別に、攻略のヒントやNPCイベントに関連したメッセージが存在する。
これらのメッセージは、プレイヤーが書いたメッセージと区別するために「公式メッセージ」と呼ばれることがある。
公式メッセージの中には、フィールド上で光の筋が大きく立ち上り、プレイヤーが書いたものより目立つようになっているものもある。
公式メッセージはオフラインでも表示される。
合言葉
マルチプレイ合言葉
[メインメニュー]>[マルチプレイ]>[マルチプレイ合言葉]で、マルチプレイ合言葉を設定できる。
マルチプレイ合言葉を設定して褪せ人の鉤指または闘士の鉤指で召喚サインを書くと、その召喚サインは同じ合言葉を設定したプレイヤーに対してのみ可視化され、それ以外のプレイヤーには見えない。
マルチプレイ合言葉を使用すると、プレイヤー間でレベルや武器強化段階にどれだけ大きな差があってもマッチ可能となる。
ただし、召喚されたゲストのレベルや武器強化段階がホストよりも高く、その差が非常に大きい場合は、協力者に減衰補正(いわゆるレベルシンク)がかかる場合がある。(ダークソウル3と異なり最大装備重量には減衰補正はかからないので、『合言葉で召喚されたら重量ローリングになった』といった事態は発生しない。)
マルチプレイ合言葉でマルチプレイをした後に野良マルチをする場合は、マルチプレイ合言葉を削除するのを忘れずに。『全然マッチしないと思ったら、合言葉を削除するのを忘れてた!』というのは、よく聞く話である。
マルチプレイ合言葉は、召喚サイン(協力者、敵対者)に対してのみ有効であり、侵入者や救援者とのマッチングには影響しない。
グループ合言葉
[メインメニュー]>[マルチプレイ]>[グループ合言葉]で、グループ合言葉を最大5つまで設定できる。
グループ合言葉を設定しておくと、同じ合言葉を設定しているプレイヤーの召喚サインや幻影、血痕、メッセージが優先的に表示されるようになる。
また、優先的に表示されたそれらは、見た目も他と異なるものになる。
闘技場
2022年12月7日のアップデート Ver. 1.08 で追加されたオンライン対戦用のコンテンツ。
詳細は闘技場のページへ。
コメント
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*1 影樹の加護がPvPのダメージ計算に適用されているかどうかは不明だが、仮に適用されていたとしても「与ダメージ倍率×被ダメージ倍率」は常に1.0倍となるため、PvPのダメージは変化しない。
*2 体勢値については、厳密に言えば「ボスの体勢値が増加する」のではなく「攻撃手段ごとに設定されている強靭削りによって与えるボスの体勢値へのダメージが減衰する」のだが、同じ攻撃手段でもボスの体勢を崩すまでに必要な攻撃回数が増えるという意味では同じなので、ここでは説明を簡略化して分かり易くするために「体勢値が増加する」と表現している。表に記載した体勢値の強化倍率は「1÷減衰率」で算出した数値である。
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