粗製ビルド向けの情報 の変更点

最終更新:

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*粗製戦士 [#e27eaed4]
攻撃系の能力値にあまり振らず、生命力・持久力・精神力を重点的に上げ継戦能力を高めるビルド。
過去作で粗製派生と呼ばれる能力補正がかからない代わりに基礎攻撃力が高い武器変質があったためこう呼ばれる。

耐久力が高いため攻略では敵の攻撃を受けても死ににくく安定感がある。死なないことが最も大事な協力プレイにも適正が高い。前線で敵のヘイトを買って味方の負担を減らす事も協力プレイにおいては有効な戦略。
速攻には向かないが敵とじっくり腰を据えて戦いたい人、安定した攻略がしたい人にはおすすめのビルド。

今作は粗製派生は無くなってしまったが、遠距離攻撃を行う戦技の多くは武器を強化すれば威力も上がり、かつ能力値の影響が少ないため、そのような戦技を主体にすれば粗製戦士でも十分な火力を出すことが可能となっている。
過去作では「基礎ステータスを重視した代わりに火力の低い近接戦士」といった立ち位置におり、戦闘における挙動は近接ビルドとあまり変わらなかったが、今作では「適性のある戦技を中心に近~中距離で立ち回る」という戦法自体が異なるビルドとして生まれ変わっている。
ソウルシリーズでは割合ダメージの効かない高周回ボスに対して打つ手がなかったが、本作から初登場のほとんどの耐性を無視する割合スリップダメージを与える神狩りの黒炎系との相性が極めて良く、耐久力も相まって高周回であってもボス戦は得意になった。

ソウルシリーズでは出血や毒も有効なダメージソースだったが、エルデンリングでは出血や毒の蓄積量が神秘の能力値に依存する仕様に変更されたため領分から外れてしまった。一方で冷気と朱い腐敗の蓄積量には能力値の影響がなく、粗製戦士でも有効なダメージソースとして利用できる。

HPを始めとする基礎ステータスを高水準で確保できる・攻撃系の能力値に頼らない割合ダメージが豊富・武器強化度のみに威力が依存している戦技の存在などの恩恵により、攻略では安定感のあるビルドとなっている。今作では生命力や持久力のキャップの大幅な緩和によって余程高レベルにならない限りは粗製ビルドの強みが残りやすい。

実際の所、標準派生は能力補正が低い代わりに基礎攻撃力が高いので、普通の武器であれば筋力・技量が40〜50程度の重厚・鋭利派生では筋技15の標準派生とそこまで大差をつけられるわけではない。
[[積石の槌]]の重厚派生や[[守人の剣槍]]の鋭利派生など、重厚・鋭利派生と特に相性が良い武器は流石に別で、この場合は能力値40〜50の時点で実ダメージでおおよそ1.5倍と非常に大きな差を付けられる。
しかし[[ロングソード]]や[[クレイモア]]といった特に尖った能力補正を持たない武器であれば能力値40〜50の重厚・鋭利派生と筋技15の標準派生とでは攻撃力は1.2〜1.25倍程度の差に収まる。これをどう見るかは考え方にもよるが、いずれにせよ低〜中レベル帯なら粗製戦士も十分有り得る選択肢なのは確かと言える。
ただし、これらは近接攻撃の威力に影響する武器の攻撃力の差で勝負した場合の話であり、遠距離攻撃を行う戦技の場合は能力値より武器強化値への依存度が高く、戦技によっては武器強化値のみ参照するものもあるため、話が変わってくる。このような能力値への依存度が低い戦技を織り交ぜていけば、特化型ビルトと粗製ビルドの差は更に縮まる事になる。さらに状態異常を活用することでその差を更に縮めることができる。

弱点は主力の武器や戦灰、祈祷の入手時期が他のビルドに比べてやや遅い傾向にあること。
また、高レベルになるに連れ他の火力特化ビルドでも基礎ステータスに能力値を割り振る余裕が出てくるため、相対的に粗製ビルドの強みが薄まっていく点にも注意。
現状のボリュームゾーンとされているレベル150付近であれば存分にビルドの利点を活かすことができるので、安定感を強みに粗製ビルドらしく立ち回るのが肝要となる。

#fold{{
***能力値の振り分け
基本的に必要能力値を満たしたあとは、生命力・持久力・精神力に割り振る。
必要能力値まで上げずともタリスマンなどの能力値上昇効果や、両手持ちの筋力1.5倍ボーナス込みで満たせるようにすれば装備の幅が広がる。

-生命力
40で1450、50で1704、60で1900となる。
低レベル帯であれば伸びの良い40まで、余裕があるなら60まで伸びるため60まで振りたい。60以降は上がり幅が小さくなる。
緋雫の聖杯瓶の最大回復量は810。
-持久力
装備重量の最大効率は25、スタミナの最大効率は30となる。
スタミナは50まであがるが装備重量は50以降も増えるため、より重装を目指すのであればそれ以上振る価値はある。
最大装備重量の最大効率は25、スタミナの最大効率は30となる。
スタミナは50まであがるが最大装備重量は50以降も増えるため、より重装を目指すのであればそれ以上振る価値はある。
-精神力
戦技を多用するのであれば振る。FPが100(精神16)程度あれば強力な霊体を呼べ、攻略が安定する。
青雫の聖杯瓶の最大回復量は220で、これは精神38(FP221)で届く。
-筋力
基本的に武器の必要能力値を満たすだけでよいが、物理防御力と武器火力の両方に影響するため多少余分に上げても問題ない。
24まで振ると両手持ちで壺大砲、単眼の盾、番犬の錫杖などの強力な遠距離攻撃手段が使えるようになり戦術に幅が出る。
-技量
筋力と同様武器の必要能力値を満たすだけでよいが、こちらは物理防御力に影響しないので筋力よりは優先度が低い。
-知力
死かき棒が11、夜巫女の霧が14で使える。冷気武器を使用する場合は20程度まで火力の伸びが良い。
-信仰
血炎の刃・防護祈祷・火の癒やしよが使える12、上位の防護祈祷と黄金樹に誓ってが使える27あたりが目安となる。
-神秘
10まで上げることで血炎の刃が使える。毒や出血などの割合ダメージの蓄積量に関わるが、必要能力値としては求められないため優先度は低い。
}}

**ビルド例 [#a6cd41a4]
|名称|備考|h
|LEFT:60||c
|粗製&br;戦士|筋力/技量/知力/信仰/神秘を最低限に抑えたビルド。&br;基礎ステータスに厚く振れるため耐久力が最も高い。通常強化の出血武器に血炎の刃を用いた出血戦術に向く。|
|筋寄り&br;粗製|筋力に少し振り、大型武器や大盾を用いて戦うビルド。&br;大型武器を持てることで選択肢が増える他、大盾を持つことで擬似的に耐久力が上げられる。|
|信寄り&br;粗製|信仰に少し振り、補助祈祷や信仰補正のある武器で戦うビルド。&br;カット率を上昇させる祈祷やリジェネ系祈祷が使えるため、しぶとさでは純粗製に引けを取らない。黒炎のスリップダメージなど敵のHPを削る手段も多い。|
|知寄り&br;粗製|知力に少し振り、冷気派生武器や知力補正のある武器で戦うビルド。&br;戦技による遠距離攻撃の手段が豊富であり魔術師と異なり耐久力も高い。凍傷による割合ダメージを与える戦術も得意。|

**素性 [#ya417655]
:放浪騎士|
粗製ビルドにあまり必要のない知力+神秘の値が最低値。
初期ステータスの時点で生命力・持久力が高く、物理カット率100%の盾を備えて防具も優秀。
多くのビルドに向く素性であり、耐久力も高いので粗製ビルドに適している。

:預言者|
知力の値が最低値。血炎の刃と上位の補助祈祷などを使用する場合には最適な素性となる。
筋技の合計値も低くどちらかを抑える場合も無駄が出にくい。
初期装備が貧弱で生命力、持久力が低く序盤は脆い事には注意が必要。

:勇者|
知力・技量の値が最低値。信仰を血炎の刃が使える12に抑えるなら預言者よりも高効率。
技量も最低値なので筋力系の出血武器を血炎の刃で補助する場合は最適な素性となる。

**装備 [#g5eff906]
武器に関して概ね以下の条件を持つものが粗製ビルドに適している。
+必要能力値が低い、カテゴリ中で軽量である。戦技の付替えが可能、または固有戦技の威力が能力値の影響を受けない。武器リーチの関係する戦技を使用する場合のみリーチが長い。
本作の粗製ビルドでは武器は戦技のための触媒としての傾向が強いため負荷の低さが重要視される。
+出血などの割合ダメージを持っている。
攻撃力が低いため相対的に価値が上がる。
+威力が能力値の影響を受けない戦技を持っている。
固定威力であれば攻撃系の能力値を上げなくても良いため。
+攻撃時に強靭の発生する武器や隙の大きい戦技など。
耐久力の高さを活かして相手の反撃を受けてから返しやすい。

#fold{{
***武器
()内は両手持ち時の要求筋力。

**短剣
-[[ダガー]]
筋5技9 重量1.5
円卓で双子の老婆から買えるほか、各地で君主軍の雑兵が落とす。
事実上必要能力値が存在しない。最軽量で戦技の付け替え可能。
[[血の斬撃]]や[[落雷]]などの戦技の触媒として優秀。

//-[[血汚れた短刀]]
//筋9技12
//厳密に言うと[[落雷]]を付け''雷派生した''血汚れた短刀。隙の少なく当てやすい落雷を高火力で撃てる中での最軽量。

-[[慈悲の短剣]]
筋7技12
カテゴリ内2位の基礎攻撃力を有し致命威力の高い短剣。
非常に高い致命威力に目が行くが、能力補正がワーストクラスに低いため粗製戦士が握る短剣としても非常に有力。
致命目的で使用するならば、基礎攻撃力の高い炎術や神聖派生が適している。

-[[黒き刃]]
筋8技12信18
筋E技B信C(最終補正)
中盤で入手可能。
専用戦技「[[死の刃]]」の最大HP減少+割合スリップダメージが強力。
その性質上、特に味方人数が多いマルチプレイ時のボス戦において猛威を発揮する。
重量が軽く信仰以外の必要能力値も低いので、ソロプレイにおいても戦技目的のサブウェポンとして携帯しておくと何かと助かる。

//**直剣

**大剣
-[[鉄の大剣]]
筋18(12)技10 重量12.0
最大強化時の基礎攻撃力365(標準)は派生可能な大剣で最も高い。とりあえず属性派生させるにも適している。筋力18で片手持ちの場合は標準の方が重厚より上回る。
マラソン相手である獅子の混種が強い上に希少であるため、集めるのは難しい。
安定してマラソンを行える場所は[[ミケラの聖樹]]までお預けとなるため、それ以前の[[王都ローデイル]]で手に入れようとすると苦行を強いられる羽目に陥るのがネック。

-[[失地騎士の大剣]]
筋17(12)技9 重量10.0
大剣装備の失地騎士が落とす。最大強化時の基礎攻撃力347(標準)であり、鉄の大剣とだいぶ差がある。
こちらは[[大竜餐教会]]など、フラグ立てなしでマラソン可能であるのが強みと言える。

-[[ガーゴイルの黒剣]]
筋18(12)技10信22
スリップダメージ付き固有戦技を持つ聖属性大剣。
専用戦技「[[死蝋斬り]]」は前方直線上に地を這う聖属性の衝撃波を飛ばす戦技。黒炎効果があり、威力が能力値の影響をほとんど受けない。そのため必要能力値付近でも十分な火力が出る。黒炎効果を持つ戦技の中では強靭削りが高く、ボス戦でスリップダメージを稼ぎながら体勢を崩せる。消費FPも16と軽く道中でも気兼ねなく使用できる。
基礎攻撃力もそれなりに高く、粗製戦士が持つ場合は冒涜の聖剣より表示攻撃力が高くなりやすい。

-[[冒涜の聖剣]]
筋22(15)技15信21
戦技命中時と敵撃破時にHPを回復する炎属性大剣。
専用戦技「''[[略奪の炎]]''」は前方直線上に地を這う炎属性の衝撃波を飛ばす戦技で、高威力かつ強靭削りが高く、命中時にHPを回復する。威力は信仰に依存するので、信仰特化で打つ場合に比べると威力は劣るが、HP回復量は最大HPに依存するため粗製ビルドであればゴリ押ししやすい。攻略道中にも便利な性能ではあるが消費FPがやや重いため、常用する場合は精神力に厚く振っておきたい。
戦技と撃破時のHP回復効果を利用してHPを常に高い状態で維持しやすい。必要能力値さえ満たせば攻略道中では頼りになるだろう。

-[[死かき棒]]
筋15(10)技17知11
戦技性能が高い魔力属性大剣。
専用戦技「[[霊炎発火]]」は戦技ボタンを押すと空中に連続ヒットして一定時間経つと炸裂する魔力属性の霊炎を発生させ、通常攻撃で前方の地面に一定感覚でダメージと冷気蓄積を与える霊炎を設置し、強攻撃で範囲内の敵を吹き飛ばす霊炎の爆発を起こす戦技。凍傷込みでの火力が非常に高く、さらに単体には戦技ボタン単体もしくは通常攻撃派生、集団には強攻撃派生と状況に応じて使い分けることができ、対応力も高い。
戦技火力は武器強化値の他、知力によっても伸びるが影響が非常に小さいため、必要能力値付近でも十分な火力が出せる。
道中とボス戦の両方で輝く性能であるものの、派生まで出すと消費FPが合計25と重いため、精神力に厚く振るか、消費FPが15で済む派生無しを使うかして対策するのがベター。
必要能力値が軽いので知力を伸ばさずともタリスマンや頭装備の付け替えのみで装備できるのも魅力。
大型で鈍重な敵には非常に強力なため霊薬とともにボス戦用の火力として知力瘤の結晶雫、魔力纏いの割れ雫とともに運用するのも良い。魔術の地のブーストも乗せれば3分もあれば余裕を持って倒せるだろう。
ただし武器の攻撃力は筋技に大きく依存し、基礎攻撃力も控えめであるため粗製ビルドでは表示攻撃力が伸び悩む。戦技が必要ない場面では別の武器に持ち替えた方がいいだろう。

//**特大剣
//-[[ツヴァイヘンダー]]
//筋19(13)技13
//必要能力値が低い特大剣。
//最序盤から入手可能であり、カテゴリ内最軽量かつ長リーチと非常に扱いやすい。
//強攻撃のモーションが刺突であるため、特大剣の強靭で攻撃を耐えながら刺突カウンターを狙うことができる。強靭や生命力を確保しやすい粗製ビルドと相性良好。

//-[[剣接ぎの大剣]]

//**刺剣

//**重刺剣

//**曲剣

**大曲剣
-[[猟犬の長牙]]
筋18(12)技17
基礎攻撃力の高い大曲剣。
序盤から入手可能で手頃な必要能力値、喪色強化と独自戦技を備え攻略では非常に重宝する。
元から出血の付帯効果がついておりエンチャント可能なので血炎の刃や血脂でエンチャントしてやることで高い出血蓄積量を得られる。ジャンプ攻撃を15%強化する特性もあり同重量帯の武器に比べて高い攻撃力を誇る。
専用戦技「[[猟犬の剣技]]」も普段使いしやすく非常に扱いやすい。
欠点としては戦技が固定で斬撃属性なため攻略では苦手な相手が存在すること。この武器をメインに据えるならサブ武器も用意したい。

-[[ザミェルの湾刀]]
筋16(11)技18
固有戦技[[ザミェルの氷嵐(戦技)]]を持つ大曲剣。
戦技が非常に扱いやすく、粗製戦士では貴重な自分の周囲を攻撃する手段となる。
戦技の冷気部分の威力は能力値に依存せず、高い冷気蓄積量を備え粗製戦士に向く要素が揃っている。
一方で武器本体の性能は粗製向けではなく、通常攻撃が心もとない。
サブとして持つには重量9.0が重く要求技量も低いわけではないのが苦しいところ。
通常は他の武器を使い戦技が有効な場面で装備を付け替えると良いだろう。
//**刀

//**両刃剣

**斧
-[[嵐鷹の斧]]
筋19(13)技15
カテゴリ内2位の基礎攻撃力を持つ斧。(最大強化時333)
ネフェリ・ルーを殺害すれば序盤から2本手に入れることができる。
専用戦技[[雷嵐]]はモーションこそ戦技[[嵐呼び]]と同じだが武器と風で判定が分かれておらず、見た目以上に攻撃範囲が広い。さらに戦技発動から40秒間、武器攻撃力に雷属性+120が加算され、素の火力を底上げしてくれる。戦技火力も非常に高く、入手したての無強化の状態で1000を超えるダメージを叩き出す。
拘束力も優秀で、敵が怯めばそのまま連続ヒットし、合計ダメージは嵐呼びのそれを上回る。
NPCイベントを進めたい場合は中盤の王都ローデイルまでお預けとなるのがややネックか。

-[[生贄の斧]]
筋16(11)技10
FP回復の特殊効果を持つ斧。
敵を倒すとFPを4回復するため攻略での継戦能力を高めることができる。背中に背負って黄金樹に誓ってなどの戦技触媒として運用するのも有効。
付帯効果にばかり目が行くが実は基礎攻撃力も変質可能な斧の中ではトップ。粗製戦士における純粋な武器としての運用も悪くない。
斧としては武器のリーチが若干短い。そのため炎撃などリーチの短さを補える戦技で補完するといい。

//**大斧
//-[[ガーゴイルの黒斧]]

**槌
-[[モーニングスター]]
筋12技8
最序盤から入手可能な出血付きの槌。
汎用槌4位の基礎攻撃力を持ちながら入手難易度が低く、出血と打撃を兼ね備える汎用性が高い武器。
モーションの一部に刺突属性がついており、打撃武器が苦手とする飛竜系の敵などに有効打を持てる点も魅力。
同カテゴリの出血付き武器である[[牙付き棍棒]]と比較した場合、重量はどちらも5.0で必要能力値もほぼ同じだが、リーチやタメ攻撃の強靭削り、複数本入手に周回が必要という点で劣るが基礎攻撃力はこちらが勝り、入手にマラソンが不要で刺突攻撃ができる点が強み。
粗製ビルドであれば、こちらを採用した方がいいだろう。

//**フレイル

**大槌

-[[つるはし]]
筋22(15)技10
各地にある坑道の鉱夫が落とす。基礎攻撃力が2番目に高い刺突属性の大槌。
基礎攻撃力こそ曲がり大棍棒に劣るものの刺突属性を備え、耐久力を活かしたゴリ押し刺突カウンターが狙えるのが最大の長所。強靭は両手持ちでしか発生しないので、カウンター運用したいなら両手持ちが良い。
他の大槌と若干モーションが異なるが、攻撃時の強靭や強靭削りは同等。強攻撃の踏み込みが甘く、若干リーチが短い。また振り下ろししかないので、複数の敵を相手取るのはあまり向かない。
ドロップも最序盤から狙え手に入れやすいことも魅力。

-[[曲り大棍棒]]
筋24(16)技10
最大強化時の基礎攻撃力355(標準)は派生可能な大槌でトップであり、筋力20以下で両手持ちするなら最も攻撃力が高くなる。基礎攻撃力が高い分属性派生も有効である。
ただし大柄なしろがね人相手のマラソンが必須である。

-[[グレートスターズ]]
筋22(15)技12
この武器で出した戦技を含む攻撃命中時に最大HPの1%を回復する点が最大の魅力。
出血付きなのも嬉しい。[[血炎の刃]]や[[血脂]]で底上げも可能。
カット率や最大HPを多く確保する粗製ビルドとの相性が特に良い武器のひとつ。

-[[腐敗したバトルハンマー]]
筋26(18)技8
腐敗を持たせつつ変質可能なため、その他の状態異常とも共存させられるのが強み。付帯効果の朱い腐敗の蓄積量は派生を変えても神秘を上げても変動せず、65で固定。[[乱撃]]との相性も良好。

**特大武器
-[[番犬の錫杖]]
筋34(23)技10
湖のリエーニエの[[行き止まりの地下墓]]で無戦闘で取得可能と入手性に優れ、更に喪色強化の打撃武器、回避されない戦技、特大武器の中では比較的装備負荷が低いと攻略適性が高い。
特徴的なのが専用戦技「[[錫杖の魔術]]」であり、威力が武器の強化値依存で能力値の影響を受けない。粗製戦士では貴重な魔力属性攻撃を与えることができる他、敵対NPCに回避されないなど、独自のメリットが光る。

//-[[闘士の大斧]]

**槍
-[[ショートスピア]]
筋10技10
戦技付替可能で装備負荷最軽量の槍。
[[黒炎の渦]]や[[氷槍]]といった強力な戦技の触媒として優秀。

//**大槍
//-[[ツリースピア]]
//筋15(10)技22信18
//基礎攻撃力が高い大槍。湖のリエーニエで入手可能で必要能力値さえ満たせば序盤から高火力を出せる。
//信仰を少し要求されるため補助系祈祷と組み合わせやすい。高い性能を誇るが戦技が「[[聖律]]」で固定され変質ができないことが弱点。左手に盾を装備するか別途戦技枠の武器を用意したい。他の大槍と合わせての二刀流も強力。

**斧槍
-[[黄金のハルバード]]
筋30(20)技14信仰12
基礎攻撃力が高い斧槍。最序盤で[[ツリーガード]]さえ倒せれば入手できる。
両手持ちのタメ攻撃が単純な振り下ろしで、他の斧槍の回転する両手持ちタメ攻撃よりモーションが短く、ボス戦などでは使いやすい。
戦技が「[[黄金樹に誓って(戦技)]]」で固定され、エンチャントができないことが弱点。

-[[竜のハルバード]]
筋22(15)技10
専用戦技でエンチャントが可能な斧槍。
[[回転斬り(竜のハルバード)]]は回転斬りと同時に45秒間、雷攻撃力+160、冷気の状態異常80を蓄積するエンチャントを施す。
エンチャントの属性攻撃力が高く、凍傷による割合ダメージを狙えることから、必要最低限の能力値でも十分な火力を出すことができる。
必要能力値も低く両手持ち運用であればゲーム序盤からでも使用できる。

**鎌
-[[墓場の大鎌]]
筋17(12)技13
基礎攻撃力の高い鎌。能力補正が非常に低く出血の付帯効果を備える粗製戦士の筆頭武器候補。必要能力値も低いためほとんどのビルドで装備できる。
血炎の刃でエンチャントして出血の蓄積量を上乗せすれば、攻撃系の能力値が低くてもダメージを稼げる。
粗製ビルドに適した出血武器の中でも、変質可能な長柄武器のため回転撃が付けられるのも大きなメリット。
出血が効かない相手に対しても高い基礎攻撃力と戦技の付け替えで対応しやすく様々な局面で活躍できる。
おまけとして装備中は抗死耐性が+35される。
入手は敵ドロップではあるが最序盤からでも入手可能。ドロップは渋いが早期入手できれば攻略では大きな助けとなるだろう。

//**鞭

**拳
-[[棘球拳]]
筋12技8
基礎攻撃力が高く出血の付帯効果を持つ拳。
メイン武器を張れる性能をしているが必要能力値が低く、重量も軽いためサブ武器としても採用しやすい。
手数が多く両手持ちで血炎の刃が両手にかかるため非常に相性が良い。
爪と比べても見劣りしない出血性能に加え出血が効かない相手に通りやすい打撃属性を備える。
強攻撃はリーチこそ短いもののモーションが素早く、ため時間が短いため体勢を崩しやすい。
欠点は拳特有のリーチの短さと、戦灰などの選択肢が狭いこと。
入手は王都ローデイル到着後となるので、それまではスパイクセスタスで代用すると良い。

**爪
-[[猟犬の爪]]
筋10技15
基礎攻撃力の高い爪。
血炎の刃を使用することで出血が通る相手に非常に高いDPSを叩き出せる。基礎攻撃力が高く出血ダメージがメインであるため必要能力値付近で使用しても凄まじい火力が出る。
重量が軽くガード貫通効果を備え、戦灰の付け替えが可能なので戦技用触媒としても有用。
一方、出血ダメージがメインであるため出血が効かない相手には苦戦を強いられる。
火山館の猟犬騎士を倒すことで最序盤からでも入手可能。倒すのが難しい場合は後ろから毒霧をかけることで気づかれずに倒せる。


}}

#fold{{
***遠距離武器
-[[滑車の弩]]
筋16技16 重量4.0
武器種[[クロスボウ]]は能力補正が一切ないため粗製ビルドに適している。
単発の威力は低めだが1回のアクションで三発同時に発射するためDPSは高く、状態異常の蓄積にはもってこいだがボルトの消費が激しいのが欠点。
主力になるであろう[[逆棘ボルト]]は[[モーグウィン王朝]]の商人が無限販売している。

-[[手持ちバリスタ]]
筋30(20)技14
両手持ちで使用するため実質的な必要筋力は20。
壺大砲に比べて最序盤から入手可能で重量も軽いため、攻略初期において貴重な遠距離武器として活躍する。
射撃後の反動が大きく交戦向けでは無いが遠距離から一方的に撃てる場面で輝く。

-[[壺大砲]]
筋34(23)技12
両手持ちで使用するため実質的な必要筋力は23。
能力補正がないため必要能力値を満たすだけで最大限威力を発揮できる。
手持ちバリスタと比べて高負荷であるがその分高威力。喪色強化であり強化しやすいのもメリット。
なお基礎攻撃力が全武器中トップで+10強化時は672に達する。普段は近接武器としては使えないが騎乗時は砲身で殴ることができその異常な攻撃力の一端を垣間見ることができる。残念ながら騎乗時以外は近接攻撃ができないものの、仮にできていたら粗製戦士の筆頭武器だったに違いない。
}}

#fold{{
***盾
-[[神聖画の盾]]
筋22
HP継続回復効果を持つ大盾。高い最大HPを最大限活かせるHP継続回復効果は非常に有用。特に粗製ビルドでは戦闘時間が長くなるため、その恩恵を受けやすい。
背負っても効果が発動するため武器を両手持ちにする際の相方としても使える。大盾としての性能は低いのでガードを多用するのであれば他の盾を検討したい。

-[[単眼の盾]]
必要筋力36(24)
専用戦技「[[炎の唾]]」で遠距離攻撃可能な大盾。
戦技威力に能力値が影響しないため粗製ビルドでもフルで性能を発揮できる。壺大砲より更に高威力で遠距離ビルド顔負けの火力が出る。遠距離攻撃としてバリスタと比べると射程で劣りFPを消費する代わりに爆風範囲と威力が大きい。
あまり遠くには飛ばないが、発射された炎は山なりに飛び着弾地点で爆発して広範囲の敵を吹き飛ばす。ノーロックで当てられるようになれば攻略・対人共に役立つ。
盾自体の攻撃力も高いため両手持ち運用も面白い。近距離はガードしながら手堅くダメージを稼いで、遠距離の相手には戦技で大ダメージを狙える。

-[[蜷局の盾]]
筋10技10
専用戦技「[[毒蛇の噛みつき]]」で猛毒状態にできる小盾。
戦技の毒蓄積が高いため、1、2回当てれば猛毒状態にできる。強敵との戦闘開始時に当てればそこそこのHPを削ることができる。
射程が長いため中距離戦技としても扱え、消費FPが軽く地味に威力と怯み性能も悪くないので雑魚相手にも便利。
必要能力値が低く重量が1.5と軽くサブ武器として仕込みやすい一方で盾としての性能は殆ど期待できない。

}}

#fold{{
***タリスマン
-[[緋琥珀のメダリオン(総合)]]・[[緑琥珀のメダリオン(総合)]]・[[大壺の武具塊]]・[[黄金樹の恩寵(総合)]]・[[大山羊のタリスマン]]
HP・スタミナ・装備重量・強靭度のステータスを上げるタリスマン。
HP・スタミナ・最大装備重量・強靭度のステータスを上げるタリスマン。
上昇量は元のステータスが高いほど効果量が上がるため、粗製ビルドであれば上昇幅が大きい。

-[[緋色種子のタリスマン(総合)]]
緋雫の聖杯瓶の回復量を高める。
前線でヘイトを買う動きをする場合HPが減りやすく、最大HPも高いので聖杯瓶の回復量が増えるタリスマンは有用。

-[[緑亀のタリスマン(総合)]]・[[大盾のタリスマン]]
スタミナの回復速度を高めるタリスマンとガード時のスタミナダメージを減らすタリスマン。
盾受けを多用するビルドの場合に有用。

-[[竜印の盾のタリスマン(総合)]]・[[魔力竜印のタリスマン(総合)]]・[[炎竜印のタリスマン(総合)]]・[[雷竜印のタリスマン(総合)]]・[[聖竜印のタリスマン(総合)]]・[[真珠竜印のタリスマン(総合)]]
カット率を高めるタリスマン。PvPでは効果が大きく低下するため、攻略に向く。

-[[シャブリリの禍]]
敵に狙われやすくなるタリスマン。
協力プレイにおいてボス戦等でヘイトを買うことで味方の生存率に貢献できる。タンクプレイがしたい場合に有用なタリスマン。
}}

#fold{{
***DLC装備

**大剣
-[[孤牢の大剣]]
筋27(18)技13重量15.5
カテゴリ最重量の重さと中盾並のカット率を誇る大剣。
DLC序盤で入手可能で専用戦技[[孤月斬り]]により光波を飛ばしての遠距離攻撃ができる。
粗製で扱う場合は重量の割に攻撃力が伸び悩むことが欠点。
筋力の必要能力値が高いが両手持ちで扱うことを考えればさほど気にはならないだろう。

**特大剣
-[[火の騎士の大剣]]
筋22(15)技18信12重量16.0
炎術派生で高い炎攻撃力を持つ特大剣。
炎のエンチャントができる戦技[[火の槍]]、[[火の串刺し]]と非常に相性が良い。
他の特大剣と比べ扱いやすい攻撃モーションであることも見逃せない。
必要能力値は若干高め。

**逆手剣
-[[逆手剣]]
筋10技13重量2.0
DLC突入直後に拾え装備負荷も軽い。
能力補正で見ると粗製との相性は悪いが、両手持ちすればこれ一本で二刀流でき、両手持ちのダッシュ強攻撃が4hitするため状態異常との相性が極めて良く、膨大なスタミナ消費も持久に振りやすい粗製なら問題なくカバー出来る。
重量の軽さを活かして周回プレイでは出血・冷気派生を1本ずつ持ち、ボス戦の前半・後半で使い分ける運用も強力。

-[[流紋の円刃]]
筋9技14知11信11重量2.0
流紋武器であるため遠隔攻撃ができ騎乗でも使うことができる。
基本的な使用感は逆手剣と同じ。

**大刀
-[[竜狩りの大刀]]
筋15(10)技20重量10.5
専用戦技[[竜傷斬り]]はジャンプしてオーラ斬りを放つため高所への攻撃が可能。
武器自体に竜特効があるため近距離で竜の頭に向かって戦技を放つと粗製とは思えない大ダメージが出る。
出血蓄積があるリーチの長い武器であるため普段使いの性能も中々で、中型の敵に対しても動きが遅ければ中距離を維持して完封できたりと粗製ビルドであれば多岐にわたる活躍が見込める。
要求技量が高いこと、戦技のスタミナ消費量が多いことが玉に瑕。

**両刃剣
-[[黒鉄の両刃剣]]
筋18(12)技15信13重量8.0
神聖派生で高い聖攻撃力を持つ両刃剣。
攻撃モーションが[[神肌剥ぎ]]と同一で両手持ちダッシュ強攻撃をタリスマンで補助することで高ダメージを期待できる。
戦技候補としてはエンチャントができる[[聖なる刃]]や[[聖律]]、攻撃の択を増やせる[[回転斬り]]や[[嵐呼び]]など。

**小弓
-[[骨の弓]]
筋8(6)技11 重量3.0
基礎攻撃力、能力補正ともに控えめな軽負荷の弓。
専用戦技[[怨霊撃ち]]はとんでもない連射速度とホーミング性能を誇りロックオンできれば遠距離でも届いてしまう。
距離を維持できる相手であれば完封できる性能を誇るが矢の消費量も莫大。
商人が無限販売している毒や各種属性をメインに使うことになるだろう。
その取り回しの良さからアイテム製作の素材集めにも高い適性がある。

**小盾
-[[流紋の盾]]
筋10(7)技15知11信11重量2.5
盾としては最低限の性能だがその真価は[[円盤投擲]]にある。
上空に放り投げた盾がとんでもない追尾性能で敵を追いかける戦技で、地形の影響を受けにくく連射が効き追尾中の行動制限がない。
流紋の投擲戦技であるためタリスマンによる補強がしやすく、能力値による威力の上昇が見込めない欠点も粗製ビルドであれば無視できる。
フルブーストした[[嵐の刃]]の7割ほどのダメージがわずかFP3で叩き出せるのは驚愕の一言。

**刺突盾
攻防一体の武器である刺突盾。
カテゴリに2種しか存在せず入手時期もほぼ同じ。
ガードを固めることで圧倒的な継戦能力を誇り各種タリスマンで攻撃力を伸ばすことができる。
弱点はガード時のHP削りとスタミナ管理だがどちらも伸ばす粗製ビルドとは相性が良い。
ガード強度を目当てに変質派生させない標準の選択肢が優位であり、能力補正を捨てることになるが粗製ビルドにおいてはデメリットが小さくなる。
もちろん火力を補うための血・冷気派生も有力。
ガードと通常攻撃で武器自体の性能は完結するため戦技については何を足したいかで適宜選ぶことになる。
[[巨人狩り]]、[[貫通突き]]による攻撃手段の増加、[[猟犬のステップ]]、[[霧の猛禽]]、[[無敵]]による防衛手段の増加、[[岩石剣]]、[[冷気の霧]]によるエンチャント、それらを同時に満たせる[[炎撃]]、[[火の槍]]、[[火の串刺し]]の他、[[血の徴収]]、[[聖域]]で回復手段を確保するのも良い。
エンチャントは強力だが[[盾脂]]と併用できないことに注意。

-[[デュエリングシールド]]
筋15(10)技14重量9.0
装備負荷が軽いが物理・魔力に対するカット率とガード強度が低く設定されている。
しかし雷・聖属性のカット率はこちらが大幅に高い。

-[[カーリアの刺突盾]]
筋17(12)技13知15重量10.5
変質せずとも魔力攻撃力がありガード強度が高い。
基本性能が高いが装備するためには知力が必要である。

**防具
-[[神獣の頭]]
筋+4 技+4 強靭度13 重量10.6 正気耐性減少 聖杯瓶の回復量減少 嵐の威力上昇
規格外の能力値上昇量を誇る頭防具。
かなり重いが相応の耐性や強靭度があるためトータルで見た装備負荷は軽く、デメリットが気になる場面も少ない。
この防具と各種タリスマンにより[[嵐の刃]]のダメージが大きく上がる。
唯一の懸念点は人によって好みの分かれる見た目だろうか。

-[[神獣の兜]]
筋+3 技+3 強靭度8 重量5.1 正気耐性減少 聖杯瓶の回復量減少 嵐の威力上昇
神獣の頭のスケールダウン版。
能力値の上昇量は一回り低下しているものの重量が半減しており、装備負荷が激減している。
またあまりのサイズに視界を多少阻害していた神獣の頭と違い常識的なサイズ感なのもグッド。
DLC最終ダンジョンの強敵からのドロップのみという入手経路が最大の欠点か。

-[[神鳥の兜]]
筋+3 技+4 強靭度8 重量4.6 正気耐性減少 聖杯瓶の回復量減少 祈祷「神鳥の羽」の威力上昇
装備負荷に対する能力値上昇量では圧倒的な効率を誇る。
重量4.6強靭度8の数値は[[騎士の兜]]、[[指痕の兜]]と同等でありこれら軽負荷の強靭度51シリーズと頭をすげ替えて運用することが可能。
[[ラウフの古遺跡]]、[[エニル・イリム]]などにいる神鳥の戦士がドロップする。

-[[火の騎士の兜]]
強靭度6 重量4.1 最大HP上昇 最大スタミナ上昇 最大装備重量上昇
タリスマン[[黄金樹の恩寵]]と同じような能力がついている頭防具。
持久40程度から装備負荷が実質ゼロ、以降はマイナスに転じるという素晴らしい性能を持つ。
軽ロリを狙う時の選択肢として非常に有効。
[[影の城]]にいる火の騎士がドロップする。

}}
**戦技 [#z6622ca1]
#fold{{
***戦灰
戦技の遠距離部分は武器強化値が威力に大きく影響しており、能力値の影響が大きくないため粗製ビルドと相性がいい。

-[[嵐の刃]]
最序盤から入手可能。
威力・燃費・射程などの性能がバランス良く纏まっており、最初から最後までメインウエポンとして活躍できる。
モーションがコンパクトで連射性能も良好、強靭削りも騎士系を怯ませる程度には高い。
高耐久の相手を連射で怯ませながら倒し切れるのは、FPとスタミナを両立しやすい粗製ならではと言える。

-[[落雷]]
技量補正の雷を落とす中〜遠距離戦技。粗製であれば鋭利派生より雷派生でダメージが上回り、貴重な雷属性攻撃手段として有用。雷派生の場合武器によって威力は増減しないがなぜかガード貫通効果は乗る。
雷属性単一でタリスマンや各種バフなどの戦技と雷属性を強化する手段で威力が上昇する。雷はロックした敵の真上に落ちるため、各地の鳥系のモブの処理に効果的。
強靭削りや怯ませる力は低いため、高強靭で迫ってくる相手は少し苦手。
[[王都ローデイル]]のスカラベが落とすため、戦灰の入手が遅いのが難点。

-[[巨人狩り]]
対NPC及び騎士系モブ決戦兵器。
直接攻撃系なので粗製が使うには火力が出ないが、そこは粗製の豊富なFPで倒れるまで打ち込めば良い。

-[[回転撃]]
頭上で武器を回転させて攻撃する戦技。槍/斧槍/鎌で使用可能。
Ver.1.10.1までは[[血炎の刃]]と併用すると非常に強力な出血蓄積が発生したが、Ver. 1.12.1にて不具合として修正された。 
それでもヒット数は多いため、血炎の刃と合わせて出血が有効なボスに上手く連続で当て続けられると強力。
//出血武器に[[血炎の刃]]をするだけで神秘派生や血派生以上の出血頻度を誇る。
//通常攻撃より明らかに出血蓄積が高いため、内部的には攻撃が複数回ヒットしている模様。
//出血が効く相手に対して非常に強力で一瞬で戦闘を終わらせられる。

-[[黒炎の渦]]
長柄武器に黒炎を纏わせ回転させることで攻撃する戦技。ボタン長押しにより、締めの一撃以外にも黒炎判定が発生する。
武器攻撃判定は最初の2ヒットのみで、主要ダメージ源は信仰補正の炎攻撃と黒炎による継続ダメージである。このため武器攻撃力の優先度は低く、信仰に一切振っていなくても炎術派生さえさせていれば一定以上の火力は出せる。
特筆するべきはスリップダメージが割合ダメージで多段ヒットすること。しかも本編には耐性を持つ敵が存在しないため、粗製ビルドと相性抜群。
フルヒットでかなりのHPを削り取ってくれるため大半の本編ボスはどんな高周回でもこれを数回押し込めれば片付いてしまう。
スタミナ消費の最も少ない[[ルッツエルン]]、もしくは本戦灰を付けられる最軽量武器である[[ショートスピア]]あたりが適任。
難点は戦灰の入手に終盤のボス[[神肌のふたり]]の撃破が必須であり、ほぼ周回用の戦技である点。
中盤で手に入る[[神肌剥ぎ]]の初期戦技として使用可能なので、初周は第一目標にするといいだろう。
残念なことに、DLCの敵は黒炎耐性を持っているのか、フルヒットでも本編ボスほど多くのHPは削れない。DLCの相手を仮想敵とする場合、優先順位は若干落ちる。

-[[血の斬撃]]
全ての剣で装着可能な戦技。
能力値の影響が少なく近中どちらにも対応できる。
出血効果もあり粗製ビルドと相性がいい。

-[[冷気の霧]] / [[毒の霧]]
鞭/拳/爪以外の全ての近接武器に装着できる戦技。
単に霧を出すだけでなく、武器本体にも冷気/毒のエンチャントが付与される。そのため、冷気/毒派生が持つ状態異常の蓄積量を底上げでき、霧と武器攻撃を合わせれば、ほぼ一瞬で凍傷/毒の発症が狙える。
短剣や直剣などの軽量武器に装着し、サブ武器として仕込んでおくと便利。
戦灰の入手はそこそこ早め。

-[[氷槍]]
魔力属性の氷の槍を飛ばす戦技。両刃剣/槍/大槍/斧槍で使用可能であり、技量と知力の補正がかかるが影響が小さい。
冷気派生で高いダメージが出る。
凍傷による固定ダメージと能力補正の低さは粗製ビルドと相性抜群。
強靭削りと消費FPのバランスが良く扱いやすい。
短いモーションで近中どちらもこなせる優良戦技。

-[[神獣霜踏み]]
DLCで登場したかつての最強戦技[[霜踏み]]の調整版。
高低差に強く広範囲を薙ぎ払えるため攻略や対多で活躍する。

-[[祈りの一撃]]
回復効果を持つ叩きつけを行う戦技。斧/大斧/槌/フレイル/大槌/特大武器で使用可能。
回復効果は最大HPの30%であるためHPが多いほど回復量が多い。
}}

**魔法 [#o6029f67]
#fold{{
***魔術
-[[夜巫女の霧]]
知14
スリップダメージを受ける霧を発生させる魔術。
威力が固定であるため、知力14さえあればフルで性能を発揮できる。知力9の素性放浪騎士であればタリスマンやゴドリックの大ルーンで必要能力値を満たせる。そのため知力を伸ばさずとも要所で使えるのは大きなポイント。
効率的にダメージを与えるために敵を霧の中に留める必要がある。知力12で使える[[魔力の盾]]は敵を引きつけやすくなるので併用するとよい。ワンアクションで与える総ダメージ量自体は高いので夜巫女の霧だけでも十分ボスも倒せる。動き回る敵は苦手なのでそういった相手には素直に別の攻撃手段を用意しよう。
序盤のダメージ源としては優秀だが、宿将オニールを倒さないと入手できない。宿将オニールは最初から挑めるが少々手強い相手なので倒すならある程度育成を進めたほうがいいだろう。序盤から使いたいなら後ろから毒殺すれば時間はかかるが安全に入手することもできる。

}}
#fold{{
***祈祷
-''[[獣の生命]]''・''[[恵みの祝福]]''
信12消費FP18・信24消費FP30
擬似的に耐久力を高めることができるリジェネ系祈祷。
獣の生命は自身のHPを120秒間、毎秒5(累計600)回復する。累計の回復量および秒間の回復量は最も少ないがFP効率は最も良い。
恵みの祝福は自身と周囲の味方のHPを90秒間、毎秒8(累計720)回復する。

-''[[魔力防護]]''・''[[炎防護]]''・''[[雷防護]]''・''[[聖防護]]''
信10消費FP20
90秒間、自身にそれぞれ対応した属性に対する35%のカット率を得る。
必要能力値が低く効果時間が長い。手軽に耐久力を高められるため粗製ビルドのコンセプトと合致する。

-''[[黄金の魔力防護]]''・''[[黄金の雷防護]]''・''[[王たる聖防護]]''・''[[火の護りよ]]''
信24消費FP30(王たる聖防護のみ信27)
70秒間、それぞれ対応した属性に対する60%のカット率を得る。
火の護りよのみ自分のみが対象でそれ以外は自分と周囲の味方も対象。

//-''[[黄金樹の護り]]''
//信35消費FP30
//自分と周囲の味方に70秒間、物理以外の全ての属性に対する30%のカット率を与える。

-''[[黒炎の護り]]''
信30消費FP30
自分に70秒間、物理に対する35%のカット率を与える。
物理カット率を得ることができる唯一の祈祷で、カット効果だけを見るとゆでエビやゆでカニよりも上。
デメリットとしてHP回復時の回復量が減少する。

-''[[竜雷の加護]]''
信21消費FP20
70秒間、自分に状態異常耐性と攻撃してきた相手を怯ませるカウンターのような効果を与える。デメリットとして雷属性の被ダメージが増加する。
耐久力が高めな粗製ビルドでは相手をひるませる効果を誘発しやすい。
また高耐久ビルドが苦手とする出血や毒などの割合ダメージに対する対策にもなる。

-''[[黄金樹に誓って]]''
信25消費FP47
自分と周囲の味方に80秒間、攻撃力増加、被ダメ軽減のバフを与える。
同名の戦技よりも高性能で持続が長く、範囲内の味方にも効果あり。
対人戦では効果量が半減する。

-''[[血炎の刃]]''
信12神10消費FP20
右手の武器に60秒間、炎属性と血炎効果のエンチャントを付与する。
炎属性は祈祷補正に影響を受けるが本命の血炎効果は祈祷補正の影響を受けないため必要能力値でも問題なく使用できる。
必要能力値が低く割合ダメージの出血を狙えるため粗製ビルドとの相性は良好。素性放浪騎士でも秘匿の仮面を装備すれば神秘初期値で運用可能。
粗製ビルド向きの武器で元から出血の付帯効果を持つ墓場の大鎌や猟犬の長牙は特に有効。入手時期も近く、最序盤から敵の出血を狙える。

}}


**各戦技の威力について [#a6fg76a4]
1周目トロルに対し、素性:素寒貧で各戦技のダメージを調査。
特に粗製で使う事の多い、遠距離系戦技を中心に検証した。
-筋技知信神=全て10
-武器はダガー+25(氷槍のみショートスピア+25)
-被発見状態、タリスマン等のダメージ補正は無し
-上質派生は重厚か鋭利、高いほうよりやや低いダメージになる。粗製で選ぶ事も無いと思うので割愛。炎術も炎派生を上回る事は無い。

#divregion(検証結果)

|戦技|標|重|鋭|雷|魔|冷|血|毒|聖|炎|h
|~嵐の刃|552|557|570|||561|561|561|||
|~嵐脚|155|156|160||||||||
|~聖なる刃|679|679|679||||||718||
|~血の刃|399|405|405||||395|395|||
|~血の斬撃|1219|1233|1233||||1208||||
|~輝石のつぶて|496|496|496||529|499|||||
|~輝剣の円陣|576|576|576||620|580|||||
|~霜踏み|438|424|448||464|443|||||
|~神獣霜踏み|529(804)|512(781)|540(819)||559(843)|536(813)|||||
|~氷槍|875|854|894||913|919|||||
|~落雷|417|395|431|445|||||421||
|~炎撃|495|517|492|||||||527|
|~赤獅子の炎|673|699|669|||||||711|


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