登場人物・企業・団体
最終更新: 2023-09-24 (日) 05:07:54
登場人物・企業・団体 [編集]
本作に登場する登場人物や企業などの世界観にまつわる用語をまとめたページです。
内容の都合上一部ネタバレ等があるため注意してください。
主人公サイド [編集]
- 強化人間C4-621
- 本作の主人公でありプレイヤーの化身となる第4世代型強化人間。
ルビコン3に密航後は、ACの残骸から抜き取った「レイヴン」の名義で独立傭兵として活動を始めることになる。
- ハンドラー・ウォルター(ネタバレ注意)
- 621の雇い主。621宛ての仕事をとってくる傍ら、彼曰く「友人」たちから得た情報をもとに本作の舞台であるルビコン3にて何かを企てている。
発売前に公開されたストーリートレーラーにて彼と思しき人影が確認できる。(1:19あたり、杖をついている人影が該当すると思われる。)
- ハウンズ
- 主人公C4-621の前任にあたる強化人間達で構成されたウォルターが率いるAC部隊。C4-620から617までの4人で構成されていると思われる。
公式トレーラーでは617、619、620の3機で敵防衛施設に挑み、ミッション完了するが全員ロストし、ゲーム本編には登場しない。機体は3機とも主人公の初期機体と同じRaD一式。
同じアセンブルを組みたい人用に武装等を記載(並びは動画でロストした順)
トレーラーに登場しない618に関してはスッラの手によって死亡したことがスッラ本人から示唆され、他と同様にゲーム本編には登場しない。
- エア(ネタバレ注意)
- ルビコニアン。集積されたコーラルから生じた変異波形であり、意志を持つが実体を持たない。
作中ではミッション「ウォッチポイント襲撃」にて621が大量のコーラルを浴びたことで交信が可能となった。一部コンテンツは彼女の存在が前提なので周回時はチャプター1終了まで利用できないものがある。
ベイラム・インダストリー/BALAM INDUSTRIES [編集]
通称ベイラム。大豊核心工業集団を始めとする中小企業の多くを傘下に従えており、その組織としての強大さにモノを言わせてコーラルの利権を手中に収めようとする一大勢力である。
取り扱うパーツは無骨であったり重厚感に溢れていたりで一言で表すとするならば質実剛健。どちらかと言えば近距離に適性があるものが多く、インファイトを仕掛ける機体を組む際にはベイラム製の商品にお世話になることであろう。パーツの型番は頭なら「H」ea「D」などのようなそのパーツの分類語から2文字抜き取ったもので始まるように統一されている。
ベイラムMT部隊 [編集]
彼らも河川の名で統一されていると推測される。
- ケネベック
- ベイラムMT部隊の隊員。
「レッドガン部隊迎撃」にて自軍部隊に対してAC単騎のみを出したアーキバスに侮られたと怒るが、直後ミシガンに侮るなと怒られた。
- オールバニー
- ベイラムMT部隊の女性隊員。
「レッドガン部隊迎撃」にてイグアスを侮るような発言をしたため、ミシガンに怒られた。
- ボトマック
- ベイラムMT部隊の隊員。
「レッドガン部隊迎撃」にてミシガンのAC、ライガーテイルの調整をしていた。
- オオサワ
- ベイラムMT部隊の隊員。
「レッドガン部隊迎撃」にて自身の不甲斐なさを嘆いていた。
ミシガン曰く「数学が得意なオオサワ」。おそらくは直前のオールバニーとのやり取りで「2000倍です!」と答えていた隊員と同一人物。ミシガンの見立てでは、近接射撃訓練を2割増やせば半年後にはかけ算以外も出来るようになっている、とのこと。
レッドガン部隊/BALAM REDGUNS [編集]
ベイラムグループの専属AC部隊。
隊員名の由来は実在する湖や河川など水系の地名にちなんでいると推測されている。
STVの画稿3にて6名の描写がある。レッドガンのナンバーは少なくとも13まであるがミッション「密航」時点で存命の6名の姿とするならば数名はなんとなしに誰が誰かと見ては取れる。
- G1 ミシガン(ライガーテイル)
- レッドガン総長/元ファーロン・ダイナミクス所属/木星戦争の英雄/通称『歩く地獄』。AC乗りとしてだけでなく、前線指揮官としても一流の軍人。某軍曹並の口調だが面倒見はよく、部下からも煙たがられつつ信頼されている。ナガイ教授の「木星の友人に助手の息子を託す」という記述からミシガンとウォルターの関連性がほのめかされている。画稿3にてロングコートを着て堂々と腕を組んでいる人物が彼に該当すると思われる。
名はミシガン湖か、あるいは河川由来ならばイリノイ・ミシガン運河かノースプラット川支流のミシガン川。名付けに意味があるならば世界最大の湖であるミシガン湖か、発展をもたらすために引き込まれたミシガン運河か。
最期は伝説的な経歴とは一転、転んで死ぬというあっけないものであった。
- G2 ナイル(ディープダウン)
- レッドガン副長。ミシガンをファーロンから引き込んだ人物。ルート展開の都合上影が薄くほかメンバーからの言及も特にない。画稿3にてファイル片手に聞き耳を立てている様子の人物が彼に該当すると思われる。
名の由来はナイル川か。ナイルが五花海、ミシガンを引き込みミシガンが他3名の切欠となっているのでレッドガンの起こりである彼と文明の起こりであるナイル川を掛けているのかもしれない。
- G3 五花海(鯉龍)
- レッドガン3番手。AC乗りとしての仕事以外に詐欺もやっている。「河川」由来のメンバーの多い中で、ミシガンに次いで二人目の湖沼由来である。画稿3にて一人だけスーツ姿で離れたところに立っている人物が彼に該当すると思われる。
レッドガン部隊壊滅、ベイラムのルビコン撤退、アーキバス優勢に伴いアーキバスへ寝返ったが、その運命は変わらなかった。
- G4 ヴォルタ(キャノンヘッド)
- レッドガン4番手。多重ダム襲撃では頼りになる人。軽い気持ちで裏切れば返り討ちに合う。初心者がアリーナで躓く壁の要因の1人。イグアスとは入隊以前からの悪友。画稿3にて左側で座り込んでいる二人組のどちらかが彼に該当すると思われる。
壁越えにて捨て駒として投入され、友を想いながら戦死する。
- G5 イグアス(ヘッドブリンガー/ネタバレ注意)
- レッドガン5番手。621を野良犬野郎と蔑むが、同じ第4世代強化人間でもある。G4同様、画稿3にて左側に座り込んでいる二人組のどちらかが彼に該当すると思われる。
- G6 レッド(ハーミット)
- レッドガン6番手。出自からしてミシガンおよびレッドガンに対して強い憧れを持っており、特に前者を意識して真似ているような口調で話すのが特徴的な人物。ベイラムからの依頼は彼が窓口になることが多い。画稿3にてG4・G5と思われる左側の二人組に食ってかかろうとしている人物が彼に該当すると思われる。
- G7 ハークラー
- 本編開始時にはすでに死亡しており、ミッション「密航」においてその存在を確認できる。
なおハークラー川は既に涸れた川である。
- G8~G12
- 居る(居た)はずだが作中時間軸での言及はない。
- G13 レイヴン(テンダーフット)
- 本作の主人公621がミシガンより貸与された呼称。
8~12を飛ばして欠番だったとして13を与えられるため8~12に席自体はある模様。「縁起の悪いナンバー」とされる。
AC「テンダーフット/TENDERFOOT」は予約購入者向け特典として配布された、G13特別仕様のMELANDER C3のACDATAであり、現在は入手不可。(2023/09時点)
その機体構成は初期機体(LOADER 4)のフレームをすべてMELANDER C3シリーズに換装しただけのものだが、G13をイメージしたペイントとデカールが施されている。
大豊核心工業集団/DAFENG CORE INDUSTRY CORP. [編集]
ベイラム傘下の星外企業の一つ。作中口頭での読みは「ダーフォン」。同社のコンセプトは「樹大枝細」とされ、体幹中心のコアパーツから離れるほど細くあるいは小さくデザインされたパーツが特徴的であり重量級AC向けのコア・腕・脚パーツとおまけのような頭部パーツが取り揃えられている。
武器としてはガトリングガン・バズーカ・グレネードなど実弾型の重量AC向け兵器のラインナップが並び、ジェネレータにおいてはいずれもEN補充性能において他社より頭一つ抜きんでている性能を持つ反面、供給復元性能・EN射撃適正が並以下ということが特徴的である。製品型番は「DF-」から始まりベイラム式型番に続く。
- パイロット訓練生(テスターAC)
- ミッション「テスターAC撃破」の撃破対象であるACに搭乗していたパイロットで、正規のパイロットではなく輸送用にあてがわれただけの人材。撃破時のセリフが涙を誘う。
アーキバス・コーポレーション/ARQUEBUS CORP [編集]
通称アーキバス。同じく企業勢力の一角を担うベイラムと比較してインテリな印象が目立ち、それは傘下企業のコンセプトや提供しているパーツ、果ては保有する戦力の特徴にも見て取れる。一方で行き過ぎた所業も見て取れ、「アーキバス再教育センター」「ファクトリー」の情報は非人道的で「ナニカサレタ」被害者を生み出していると推測される。
主にEN関係に優れたパーツ群が特色の1つで、遠中近距離のいずれにも対応可能なラインナップを取り揃える優等生な印象の一大勢力。パーツの型番はVP始まりで統一されている。
ヴェスパー部隊/VESPERS [編集]
アーキバスグループの専属AC部隊。レッドガンと異なり、使用パーツにアーキバス系列以外の企業のパーツも採用している。統率がとれていない
隊員名の由来はアート関連と推測されている。メンバーはコーラル技術を使用しない最新の強化人間で構成されており、ACの装備は共通してEN兵装を中心にアセンが組まれている。また、STVの画稿4にて8名の姿が描写されているが後ろ姿であり、紅一点であるメーテルリンクくらいしか判別の推測が立っていない。
- V.I フロイト(ロックスミス)
- ヴェスパー第一隊長。強化人間手術を受けずにヴェスパー隊トップに上り詰めた戦闘ジャンキー。ライバルグループのパーツを使い、作戦目的よりも戦闘を優先する自由人にして戦闘狂。撃墜王ではあるのだろうが指揮官としての素質は皆無。スネイルがヴェスパーの実質的な指揮官なのは、そういうことなのだろう。
スネイルの指示を無視することがある。
- V.II スネイル(オープンフェイス)
- ヴェスパー第二隊長、第8世代強化人間。企業を体現した人。
自由すぎるフロイトに代わりヴェスパーの頭脳役を勤めながら、再教育センターの長官も兼任する。傲慢な物言いとは裏腹に、自ら率先して出撃し、警戒すべき相手を見定めるなど単に嫌な奴には留まらない。
ダリ曰く「フロイトは脳の代わりにスネイル(カタツムリ)が詰まっていた」とのことであり、フロイトと合わせての由来と考えられる。
本人曰く、自分こそがアーキバスでありヴェスパーだそうだ。
- V.III オキーフ(バレンフラワー)
- ヴェスパー第三隊長。頭部パーツがアーキバス系列でなくオールマインド製である。フィーカの発言があるためSTVの画稿4の「いい人」であると見られている。
元第2世代強化人間であり「コーラルの焼き付きを中和」して第9世代強化人間となった人物。名の由来はジョージア・オキーフか。絵の題材に花が多く機体名との関連が見て取れる。
- V.IV ラスティ(スティールヘイズ/ネタバレ注意)
- ヴェスパー第四隊長。戦友。シュナイダー入社から半年と経たずヴェスパーへと上りつめた。第8世代強化人間を自称。元ネタはレオン・ケリーのRusty.Number617(狼の絵)か。アサルトアーマーを微塵隠れの術のように使う一芸の持ち主。
言動が物凄いイケメンである。
調子に乗っていると評価する人がいる。
- V.V ホーキンス(リコンフィグ)
- ヴェスパー第五隊長。第7世代強化人間。曲者ぞろいのヴェスパーの中では常識的な人物。
スネイルと付き合いが長いらしい。
ヴェスパー部隊各隊長を君づけで呼ぶが、例外が一人いる。
- V.VI メーテルリンク(インフェクション)
- ヴェスパー第六隊長。第8世代強化人間であり、部隊の紅一点。彼女が気になる人はぜひSTVの画稿(4)を見よう。
悲痛な叫びをあげるが、それを無視する人がいる。
- V.VII スウィンバーン(ガイダンス)
- まっ、助け...うわぁーーーーッッ
第7世代強化人間。出番と反してあまりのセリフ差分の大量さに大人気の人物。
猜疑心が強いだの言われてる割には近寄ってきたACを持ち場を離れた部下と思い込むなど微妙にズレている。部下も部下でサボる様子もないので「教育」は行き届いているのかもしれない。
なお、何故か彼だけEN武器を一切使用していない。
- V.VIII ペイター(デュアルネイチャー)
- ヴェスパー第八隊長。判明している中では唯一の第10世代強化人間。常に出世するチャンスを狙っている社会人の鑑。名前が判明するのは壁越え時だがそれ以前のアーキバス系ミッションの窓口も全て彼である。
やたら同僚の被撃破に居合わせることが多いが一人だけお悔やみを申し上げない人物がいる。
アーキバス先進開発局/ARQUEBUS Advanced Development Division [編集]
本編の進行に伴いラインナップされるメーカー。惑星封鎖機構に対抗しうる最新の技術開発を目的としており、腕部および肩部ユニット・フレーム・ジェネレータ・FCSと手広く開発を行っている。
既存のVPシリーズを高負荷高性能にしたようなものが多く並ぶ一方で、レーザーランスやスタンニードルランチャーといった新機軸の強力なユニットやコンセプトモデルとされるピーキーなものまで提供しており、意欲的に開発に取り組んでる様子が見てとれる。パーツの型番はVE始まりで統一されている。
シュナイダー/SCHNEIDER [編集]
アーキバス傘下の星外企業。空力特性に関する研究に長けており、開発しているACも軽量・高機動型のものが多い。ブースタも軽量機体向けのラインナップがメインとなっている。
武装はアーキバス系列らしくEN系に長け、レーザーショットガンやパルス系の肩部武装をいくつか開発している。製品名はドイツ語由来で、主に鳥の名前から取られていると推測されている。
パーツ名の表記が名前/型番となっており他の企業とは順番が逆なのが特徴。
ルビコン解放戦線 [編集]
企業と封鎖機構の打倒によるルビコンの自由、そしてコーラルとの共生を掲げるゲリラ組織。創設者にして思想的指導者はサム・ドルマヤンだが、実質的に組織を運営しているのは軍事的指導者ミドル・フラットウェルでありドルマヤンは象徴的存在として扱われているようだ。
単なるゲリラではあるが、規模そのものは非常に巨大。故に企業とも渡り合える戦力を有しているように思えるが、実態は交通の要所を「壁」と呼ばれる防衛要塞に変えたり、本来コーラル採掘艦であるストライダーにレーザー砲台を取り付け無理やり兵器化したり、ヘリ+AC単機のみで捕虜救出作戦を敢行したりと苦肉の策が多く、芳しくない状況下なのがうかがえる。
メインの構成員名は人間の指にちなんだ名前と推測されている。STVの画稿1にて彼らと思しき姿が書かれている。
- サム・ドルマヤン(アストヒク)
- ルビコン解放戦線の指導者。親指担当。画稿1で「一番すごそうに見える」とメモで補足されている椅子に座った老人が彼か。解放戦線の面々からは「帥父」と称され崇め奉られている。
プレイヤーからは師父と間違われがちだが正しくは帥父である。
- セリア
- かつてドルマヤンと交信していたと思われるルビコニアン。多くは語られず、ドルマヤンのセリフや情報ログから断片的に情報が読み取れる。
- ミドル・フラットウェル(ツバサ)
- 解放戦線の実質的な指導者。中指担当。画稿で言い合いをしている男性の片方が彼か。解放戦線の面々からは「帥叔」と称され敬われている。
帥父同様、師叔ではなく帥叔。
- リング・フレディ(キャンドルリング)
- ルビコン解放戦線の戦士の一人であり、帥父ドルマヤンに近侍する男娼でもある。薬指担当。画稿で老人に寄り添う涼し気な顔立ちの人物が彼か。
- インデックス・ダナム(バーンピカクス)
- ルビコン解放戦線のゲリラ指導者のひとり。ミッション「多重ダム襲撃」に登場する。人差し指担当。画稿で言い合いをしている男性の片方が彼か。
- リトル・ツィイー(ユエユー)
- 解放戦線メンバーの妹分。小指担当。画稿にて男性に何か食事を差し出している少女が彼女か。
- 六文銭(シノビ)
- 正確には解放戦線の戦士ではなく、独立傭兵ではあるものの、餓死寸前のところをリトル・ツィイーに救われてからは解放戦線に肩入れしている。画稿で少女から食べ物を「あーん」してもらっている
けしからん男性が彼か。
作中ではまったく接点がないはずのオールマインド製のパーツを使用している。
- アーシル
- 621が解放戦線から依頼を受ける際のブリーフィングに登場する青年。
リトル・ツィイーがミッション「戦闘ログ回収」にて621に撃破された際に彼の名前を呼ぶほか、ミッション「捕虜救出」クリア後の通信にてツィイーの救出に協力してくれたことに礼を述べたりと、ツィイーを気にかけている様子がうかがえる。
- メッサム
- ミッション「捕虜救出」にて名前のみ登場。ミッション中に救出された時点ですでに死亡していた。
ドーザー [編集]
RaD/Reuse and Development [編集]
惑星ルビコンにいるドーザー勢力の1つ。リーダーはシンダー・カーラ。エンブレムは現実の電池系リサイクルマークを上下逆にしたようなデザイン。かなり大きな勢力であるだけでなく、ゴロツキの集団にしてはやたら技術力があるのが大きな特徴。
カーラとカーラが連れてきた技術者たちのおかげなのか、それ以前から技術があったのかはっきりしないが、大型MTを運用し、作業用ACや独自の戦闘用無人機を開発している。MTの整備やガラクタの寄せ集め程度ではなく、企業からブースターの開発を委託されたり、ストーリー中盤で重要な兵器を用意し、AI技術にも明るいことも匂わされている。
STVの画稿2にて3名の姿が描写されている。
- シンダー・カーラ(フルコース)
- RaDの頭目。ウォルターとも知り合いであるようだが...画稿で確認できる女性技術者が彼女か。
「灰かぶり(Cinder)」の二つ名が正しいなら相当な高齢である筈だが、外見は若々しいらしい。
- チャティ・スティック(サーカス)
- RaDのシステム担当で、カーラが開発したAI。「無口」らしいが、よくミッション終了後に通信を入れてくれる。
- インビンシブル・ラミー(マッドスタンプ)
- コーラルをキメている。画稿で飲んだくれて倒れていると思しき巨漢が彼と思われる。
ジャンカー・コヨーテス [編集]
ドーザー最大勢力の一派で、リーダーはオーネスト・ブルートゥ。作中ではコヨーテスと略されることが多い。RaDとは敵対しており、縄張りを狙ってなにかと攻め込んでくる。とはいえRaDのようなACやMTの開発能力はなく、数が多いだけの普通のドーザー。戦力としてBAWSのMTを運用している他、敵対しているRaDのカスタムMTを運用していたりする。
- オーネスト・ブルートゥ(ミルクトゥース)
- みんな大好きご友人。様子がおかしい人です。
STVの画稿2はRaDのメンバーのスケッチだが、描いたのがブルートゥのRaD離脱前である場合、レンチを手にしている青年が彼かもしれない。
オールマインド/ALLMIND [編集]
独立傭兵の支援を行う組織であると同時にオールマインド自身でも開発を行っており、装備武器ともに製造を行っている。フレーム一式は優秀なのだが、武器ユニットの方はクセの強いパーツに仕上がっている。しかも、一部肩部武器の型番が重複していたりする(45-091 JVLN BETAと45-091 ORBT)。
何故、どういった目的でこの組織が発足したのかは定かではないが、ACシリーズでは欠かせないインフラ担当組織である。
- オールマインド(AI)
- 「傭兵支援システム、オールマインドへようこそ」
AIと思しき音声でレイヴンを迎えてくれる代表AI。
AI音声じみた平坦な声ではあるが、状況によっては喜色を滲ませた声や、(通常プレイでは難しいが)困惑・疲弊した声を聞くことができる。
現在、その辺の感情の豊かさを表現した擬人化ファンアートやそれを元にする3Dモデルが作られるほどの人気っぷりである。尤も、最大の人気の理由は2つのエンディングを迎えた後に到達できる、いわゆる3周目で明かされるその絶妙なキャラクター性にあるのだろうが…。
- ケイト・マークソン(トランスクライバー)
- 独立傭兵を名乗っているが、アリーナに登録がない。
所属も明言はされないがオールマインドからの依頼でのみ登場し機体構成がオールオールマインド状態のためこの括りである。(彼女に限らず機体構成は所属を意識した構成になっているため推察材料になる)
余談だが、名前の元ネタはデイヴィッド・マークソン著「ウィトゲンシュタインの愛人」の主人公ケイトから取られていると思われる。
独立傭兵 [編集]
- スッラ(エンタングル)
- C1-249。第1世代型強化人間の生き残り。「老兵」と言及されることもある。ウォルターの猟犬と何度か交戦し撃破している模様。ストーリー次第ではその「特別な立ち位置」が見て取れる情報が明かされる。
なおスッラは実際の歴史で「ルビコン川を境界線として指定した人物」の名である。
- コールドコール(デッドスレッド)
- 殺し屋。STVの画稿5にて殺し屋の風貌が描かれているためどちらかがコールドコールに該当する可能性がある。
- ノーザーク(ビタープロミス)
- 借金をしまくって殺し屋まで差し向けられているのに開き直る鋼のメンタルの持ち主。STVの画稿5にて彼の借金についての噂をしていると思しき殺し屋が居る。
- トーマス・カーク、モンキー・ゴード
- いずれもミッション開始時において死亡しており、ミッション「密航」においてその存在を確認できる。
ブランチ [編集]
4人組の独立傭兵集団。固定メンバーはおらず、メンバーが入れ替わり続けることで、匿名性と独立性を維持しているらしい。STVの画稿6にてうち3名と思しき姿が見れる。
レイヴンが前作主人公的な立ち位置の為、「会えなかった4人目」はレイヴンのことか。
- レイヴン(ナイトフォール)
- 主人公が密航後に名乗る『レイヴン』という名の本来の持ち主。
バートラム旧宇宙港において、企業軍と惑星封鎖機構の双方をAC単機で壊滅させるという恐るべき実力を持つ。
- キング(アスタークラウン)
- 『完成された傭兵』とも呼ばれるほどの作戦成功率を持つ凄腕の傭兵。STVの画稿6に見られるやや小太りの老人が彼か。
- シャルトルーズ(アンバーオックス)
- 『見つめあうと死ぬ女性傭兵』と言われている。STVの画稿6でボディースーツに丈の浅いボレロとジーンズを着ているポニーテイルの女性が彼女か。
- レイヴンのオペレーター
- 作中ではレイヴンのオペレーターとして登場するが、レイヴンだけのオペレーターをしているのかブランチ全員のオペレーターをしているのかは不明。STVの画稿6で黒髪のスーツの女性が彼女か。
その他人物 [編集]
- ナガイ教授
- ルビコン調査技研所長。コーラルの相変異による破綻を予測し、アイビスシリーズを起動してコーラル焼却を図った。
自信は第二助手に後を託し、アイビスの火によって死亡したと思われる。
- 第一助手
- ナガイ教授の助手。男性。
何があったのか、コーラルの研究に取りつかれてしまっており、STKからも「精神混濁」と評される状態だった。
コーラルによるCパルスで人間の知覚を増幅する(=強化人間手術)など倫理観の欠如が見られる。
ナガイ教授は第一助手の息子について「研究は彼の母親を奪い父親を狂わせた」と言及している。
第一助手が狂う切っ掛けとなる何らかの事故があったか、あるいはコーラルに触れるうちに中毒を起こし、精神を病んだのかもしれない。
- 第二助手
- ナガイ教授の助手。画稿にて斜め後ろの姿が確認できる。女性。
ナガイ教授曰く「おもちゃ作りが得意」ということで、ラボで引き取った少年の面倒を見るよう頼まれている。
このことから関連が疑われる人物が居る。
- 少年
- 第一助手の息子。STK曰く「目の奥に光がある」、ナガイ教授曰く「寡黙で気丈な鉄のような」少年。
父親の様子を見かねたナガイ教授によって彼のラボで引き取られ、アイビスの火の直前に教授の友人がいる木星へ逃がされた。
ウォルターの独白で登場する「科学者」と境遇が一致しており、そのため一部では「彼こそが幼き日のウォルターだったのではないか」ともいわれている。
- 第一助手の妻(少年の母)
- ナガイ教授いわく「研究は彼の母親を奪い」とあるため、実験による何らかの犠牲者と見られる。
- STV
- 覆面戦場画家。STKと画風が酷似している。
- STK
- 半世紀前の巨匠であり、人の手で描くことに拘った最後の一人。
ログによるとアイビスの火に巻き込まれ死亡したとされている。
その他企業・団体 [編集]
エルカノ/ELCANO FOUNDRY [編集]
ルビコニアン系企業。鍛造を専門とする製鉄業者から発展した企業。
フレーム類でFIRMEZAシリーズとALBAシリーズ、軽タンク脚。ユニット類ではニードルガンとニードルミサイルを販売。製品名はスペイン語由来。
軽量な割に剛性と積載を備えてまとまりがいいが、星外企業勢力で同社のフレームパーツを採用しているAC乗りはいない。ルビコン解放戦線に属するランカーとチャティ、星外出身者ではキングがコアパーツを使用しているくらいである。
オーバーシアー/OVERSEER [編集]
メインストーリー中で最後に名と存在を明かす組織。アイビスの火で決定的となったコーラルの危険性のため、コーラルの潮位の観測、最終的にはコーラルの完全な根絶を目指している。
名の由来はおそらくナガイ教授口述筆記5の「観測を続けなければ」からか。
タキガワ・ハーモニクス/TAKIGAWA HARMONICS [編集]
ACの武器を開発販売している企業。名前からすると日系企業だろうか。
パルス技術に特化しており、扱う商品はパルスガンやパルスシールド、パルスブレードと、全てパルス系。特に初期ブレードは初期装備ながら非常に扱いやすく、最後まで愛用していた621もいるのではないだろうか。
ログによると「争いには興味がなくパーツさえ売れればそれで良しのスタンス」らしい。本業が別にあるのかもしれない。
ファーロン・ダイナミクス/FURLONG DYNAMICS [編集]
ACの武器および内装を開発販売している企業。外装は担当していない。レッドガン総長G1ミシガンの古巣であり、彼は元々ファーロンの武装船団を率いていた。
得意分野は背中武装…というより、ミサイル。腕部武器も開発しているが、それもミサイル。FCSに関してもある時期からミサイル運用を重視したデザインになっている、ミサイル特化企業。そのラインナップゆえかベイラムとは競合関係にある。
情報ログにて「特段の野心はない」と評価された企業と違い「中立を気取っているが表立って動かない古狸」と評されている。エルカノ社の新製品・ALBAシリーズの説明文から、同社と何らかの取引をかわし、技術支援を行ったことがわかる。
メリニット/MELINITE [編集]
バズーカやグレネード系のユニットを作るメーカーで「業界の花火職人」と称されている。(企業エンブレムも花火の為、元が自称か他称かは定かでないが)
その職人ぶりは炸薬の組成から自前で行う徹底されたもの。
勢力に関係なく採用している機体が散見されるため、コーラル争奪戦に関係ないポジションの星外企業だろうか。独立傭兵の情報共有ログいわく「特段の野心はない」「自社製品を売れればそれで良いと見える」と評されている。
製品は全て型式番号を持たないという特徴がある。また、製品の説明文から火薬と爆発に対する並々ならぬ思いが見え隠れしている。
ルビコン調査技研/RUBICON III RESEARCH INSTITUTE [編集]
通称「技研」(技術研究所の略)。かつてルビコン3でコーラルの調査をしていた組織にして、最終的に「アイビスの火」を起こした原因。強化人間含め、コーラルを利用した技術の大半は彼らによってもたらされたもの。その頭脳が失われた今では技研の残した遺産だけが使われている。
その代表例は惑星封鎖機構も扱うC兵器であるが、「何がどうしてこうなったのかわからないが、理に適っていて強力な兵器」を作るのか趣味なのか、それらは一癖も二癖もあるようなものばかりである。
惑星封鎖機構/Planetary Closure Administration [編集]
惑星ルビコン3をその名の通り封鎖している組織。「システム」と呼ばれるAIに指揮されている様子が見られる。
「企業」と対立しているが、封鎖を抜けて入り込んだ星外企業に法的拘束力を持っている様子はないため、あくまで実力行使による秩序・治安維持を敷いている模様。
コーラルの無秩序な拡散を防ぐためにルビコンを封鎖し、技研が残した地下都市やC兵器を管理していたが、ゲーム中盤にて各企業がそれらに迫ろうとしたため、本格的な武力制圧に乗り出すことになる。
所持戦力が独特で汎用兵器やMT、独自技術のHC、LC機体に加え技研から接収したC兵器を所持するが、何故かACだけは所持せず「寄せ集め」と蔑んですらいる。完全に技術体系を別にしているせいか、後に惑星封鎖機構の戦力を接収・鹵獲するまで企業側もLC、HC機体に類するものは所持していない。
なお、ルビコニアン達で構成されるルビコン解放戦線からは星外企業と同様に敵視されている。この点から、封鎖機構はあくまでコーラルを管理する事こそが至上命題であり、ルビコニアン達の生活を守ることは考えていないことがわかる。
BAWS/Belius Applied Weapon Systems [編集]
ルビコニアン系企業。ルビコン3でACやMTを生産している企業。読みは「ボース」。大豊やシュナイダーといった大手と比べると、旧式感溢れるデザインが特徴的。製品型番の由来は松尾芭蕉とその門人の名前からきていると思われる。
客を選ばず商売をする中立スタンスの都合、同社の量産MTはほぼ全ての勢力に使われているため、ミッションで最も良く戦う相手となっている。その中立スタンスは解放戦線に戦力供給を行っても咎められないという立ち位置の獲得でもあり、特に「肩入れ」については情報ログ「映像記録:BAWS哨兵の最期」にて語られている。
VCPL/VICE AND COHEN PLASMA LABORATORY [編集]
一部のレーザー系と大半のプラズマ系武装を開発・販売している星外企業。外装パーツは担当していない。
情報ログを含め作中で言及されることが一切なく、半ば影が薄く立場が明確ではないものの、アーキバス系列のシュナイダーにプラズマ技術の供与をしていることからアーキバス寄りの可能性が推測できる。(メタ的な観点では、デカールのイメージ選択にて企業ロゴの集まるPRESET3のページでシュナイダーとヴェスパーの間に配置されているということからもうかがえる。)型番がVvc-始まりで統一されており、末尾がカテゴリの略称となっている点もアーキバスの形式に近い。
供与するだけあってプラズマ系の分野に強く、本作に登場するプラズマ系武装7種のうち5種の開発に関与している。
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