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ストーリー考察
ストーリーの解説と考察ページです。
ネタバレを多く含み、考察部分もあるため間違った解釈もあるかもしれません。
人物
- 主人公
プロフィールはプレイヤーが自由選択できるが「月の香りの狩人」と呼ばれることがある。
ヤーナムの外、この時代の文明の中心地からやってきた。ヨセフカの診療所で血の医療を受けてからの記憶が曖昧になっており「青ざめた血」という言葉を頼りにヤーナムを探索する。
記憶を失う前の荷物にカインハーストからの宛名入りの招待状があることから穢れた血族との関係性が仄めかされている。
- 人形
狩人の夢に現れる人形。主人公のレベルアップを担当する。
ヤーナムにある捨てられた古工房に同じ人形とスペアの衣装がある。
時折、彼女がしゃがみ込んでいる墓がDLC「狩人の悪夢」に繋がるポーターである。
推定身長2m以上。
- ゲールマン
最初の狩人。狩人の夢を訪れる者に助言を与える。
マリアの師匠。寝言からローレンスの友人で、彼もまたウィレームに師事していたようだ。
(ビルゲンワースに所属していたかは不明。)
月の魔物との関係、古工房に3本目のへその緒があった理由など全てが謎。
捨てられた古工房での思い出が、狩人の夢の世界を構築させている。
また普段車椅子に乗っている時の衣装と戦闘時(介錯時)の衣装が異なるが、所以は不明。彼なりの思惑があるのかもしれない。
- ゲールマンの弟子
詳細不明。捨てられた古工房にある墓に遺骨が残っている。
かつてゲールマンの教えのもとで狩人として行動を共にしていた。
初期狩人の技術「加速」の使い手であり、目にも止まらぬで速さで動くことができた。
(遺骨のあった墓の前に人形がしゃがみ込んでいることがあり、マリア説がある。)
- アルフレート
医療教会の処刑人。
好意的な態度から根は真面目だと推測される。武器には処刑の意味がある車輪を用いる。
師ローゲリウスを深く心酔しており、教えに従順である。
カインハーストへ至る方法を探しており、主人公とは情報を共有しあう協力関係にある。
イベント進行により、ついにはアンナリーゼを肉塊とすることに成功する。
その後、敵対して倒すと、師ローゲリウスの祀りを主人公に託しながら絶命する。
敵対しない場合は幻視の王冠を祀り、自害する。
- 殉教者ローゲリウス
医療教会の処刑隊の長であり、アルフレートの師。
生前の事は明らかにされていないが、死してなお廃城カインハーストで血の女王アンナリーゼを封印し続けていた。幻視の王冠は装着者に真実を見せる装具であり、彼は自ら身に付けることで幻の封印を保っていた。
- 血の女王アンナリーゼ
廃城カインハーストにて封印されている血族の女王。
彼女の穢れた血を啜ることで、穢れの誓約を行える。
カインハーストの生き残りであり、その不死性から通常の人間ではないことは明らかだが、詳細は不明。狩人の血の中にとくに見出される「血の穢れ」を集めることで、上位者の赤子を妊娠することを目的としているようだ。鉄仮面の下はどうやっても見ることはできない。
不死ではあるが肉塊にされると自力では戻れない。
…跪きたまえよ…。
- ウィレーム学長
かつての学舎、ビルゲンワースの学長。
トゥメル遺跡から上位者の存在を発見し、上位者の知識を得ようと接触を試みた。
ローレンスはかつて弟子だったが、方針の違いから離反。ゲールマンもかつて師事していたようだ。
その寿命、白い血であること、背中の触手から既に通常の人間ではないことが窺える。
カレル文字の「瞳」を持っていたことから実際に瞳を宿すには至らなかった模様。
- 筆記者カレル
ビルゲンワースの学徒。
人間には発音できない上位者の言葉を文字として書き起こした。
「爪痕」と「獣」の違いについて言及している。
- 最後の学び手ユリエ
ビルゲンワースにてウィレームに接触しようとする者に襲い掛かる狩人。
(装備から医療教会聖歌隊所属とも、名前通りウィレームの弟子とも言われる。)
- 墓守ドーレス&禁域の森の合言葉の門番
ウィレームの弟子でトゥメル遺跡から聖体を持ち帰った。
発狂してなお、ウィレームに狂信し、それぞれ禁域の森を守る役目を与えられた。
現在は二人とも死亡している。
- ローレンス
初代教区長にして初めて聖職者の獣になった人物。
医療教会を発足させたとされる人物。最初の狩人ゲールマンの友人でもある。
現在ではすでに死亡しており、大聖堂の祭壇にある獣の頭蓋骨の主がローレンスである。
教区長エミーリアが持っていた金のペンダントも彼の物だろう。
DLCエリアにてボスとして登場。倒すとカレル文字「獣の抱擁」が手に入る。
- エミーリア
医療教会の教区長、女性。
「聖職者ほど強力な獣になる」の法則に従い巨大な獣と化す。
ローレンスのものであろうペンダントを後生大事に持っていた。
- ルドウイーク
ヤーナムの住民から獣狩りの狩人を募った医療教会の最初の狩人。
ルドウイークの聖剣のテキストによると獣以外とも戦っていたような節がある。
DLCエリアにてボスとして登場。しかし醜い獣となっており、もはや人の姿ではない。
カレル文字「導き」を見出し、月光の聖剣を操る。彼自身、自分の行為に疑問を抱いたのか、意味深な質問を主人公に投げかけて来る。また「導き」の正体も知りたくなかったと語っている。
(海外では月光、Ludwigという名前からベートーベンとの関連性が指摘されることがある。)
因みに着ている服は処刑隊シリーズの物。
- シモン
医療教会最初期の狩人。予防の狩人。DLCにて登場。
とてもボロボロな服を着ているが、これは身をやつし、市井に潜むためのもの。獣の兆候を見つけるのが仕事であり、いわば彼は医療教会のスパイであった。
狩人の悪夢の原因、過去に起こった狩人の罪を暴き、悪夢を終わらせることを目的に主人公に情報を与える。
要所要所でプレイヤーを導いてくれるが最終的には医療教会の刺客によって殺されてしまう。
- ブラドー
医療教会の刺客。牢の中で鳴らない鐘を鳴らし続けている。DLCにて登場。
かつての友がなりはててしまった聖職者の獣の皮を被った姿をしている。医療教会の秘密を守るために人を殺すのが仕事のようで、プレイヤーにも襲い掛かってくる。
- 時計塔のマリア
DLC時計塔のボス。ゲールマンの弟子の一人で、人形のモデルとなった人物でもある。
実験棟にいる実験の被験者からは「マリア様」と呼ばれ、慕われている。
狩人の悪夢に隠された狩人の業を秘密にするため、主人公に襲い掛かる。
カインハーストの女王の傍系である彼女の血は特別なものであり、ボス戦の際には血を使った攻撃(血刃)も仕掛けてくる。しかし狩人だったころは名刀「落葉」を使い、血刃を厭ったという。またゲールマンと同じく「加速」を駆使する。
- 異常者
医療教会に属し、地下遺跡に潜る墓暴きたち
彼らの多くは、神秘の智慧に耐えられず、精神に異常をきたしている。
衣装には故の知れぬ触手を巻きつけており、それは彼らにとって何らかの守護であるらしい。
- アイリーン
鴉羽の装束を身に纏った狩人。
長年の間、狩人狩りを行っている。その発言から、かつて狩人の夢を見ていた経験があるようだ。
自称ババア。どこか悟り切った雰囲気を醸し出している。
主人公に鴉羽の狩人の証を譲る。
- ガスコイン神父
医療教会に所属していた異国の聖職者。医療教会とは袂を分かったが獣狩りの狩人は続けていた。
「神父」というのは異国の聖職者だった時の呼称で、医療教会には「神父」という役職は無い。
妻ヴィオラと二人の娘、家族四人でヤーナム市街に住んでいたが獣狩りに出たまま行方不明になっていた。
- ヴィオラ
ガスコインの妻。オドン地下墓で死んでいるのが見つかる。
- 少女
ガスコインの娘。父と母が家に戻らず、一人で残される。
主人公に思い出のオルゴールを託す。
- 少女の姉
少女の姉を名乗る人物。下記の理由から、少女の白リボンを羨む他人(ストーカー)という説がある。
①姉は少女の生死よりも、その白い大きなリボンに関心がある。
②姉の存在を示す台詞・テキストが存在せず、少女が「大好き」と語るのも父・母・祖父・主人公の四人。
③父が獣狩りに出て、母がそれを追いかけた後、自宅に残っているのは少女のみ。
姉が本物である場合、獣狩りの夜に敢えて外出したことになり、その理由も不明。
また、少女が主人公に依頼するのは母親探しのみ。
- ヘンリック
かつてガスコイン神父の相棒であった寡黙な古狩人。
独特の黄味がかった狩装束は優れた雷光耐性を有している。
強者であったが故に、狩人としての死に場所を得られなかった。
相棒(ガスコイン神父)が死んだ事により最後の理性が消え、狩人狩りの対象となった。
スローイングナイフを愛用していた。
- 古狩人デュラ
ヤーナム旧市街の時計塔にいる狩人。
警告を無視して獣人を狩るプレイヤーに対し、ガトリングの洗礼を浴びせる。
装束から察するに旧市街の狩りを行っていたようだが「獣も人である」という信念から獣を狩ることを辞めた。
その発言から、かつて狩人の夢を見ていた経験があるようだ。
火薬庫の武器を扱うので変わり者には違いないが、本作中では数少ない最後まで正気を保ちまともな会話ができる人物。
和解することも可能。
- デュラの盟友&デュラの弟子
かつて三人組で行動していたデュラの仲間。三人とも火薬庫の武器を愛用していた。
盟友は旧市街でデュラがガトリングを設置した時計塔に通じる通路を守っている。
弟子は怪力で本来、設置して使うガトリングを片手で携行・使用する。狩人の悪夢に囚われているが、他の狩人と違い獣と敵対していない。
- ヨセフカ(本物)
プレイヤーが最初に行動可能になるヨセフカの診療所にて、扉越しに会話できる人物。
話すとヨセフカの輸血液をくれる。この時点では診療所へ避難民を連れてくるよう頼まれることはない。
避難民イベントで誰も診療所へ避難させなくても、診療所内部の最初の扉近くに必ず一匹の異形生物がおり、倒すとヨセフカの輸血液を落とすことから、これが本物のヨセフカのなれの果てだとする説がある。
- ヨセフカ(偽)
聖堂街に到達後、ヨセフカの診療所にて会話ができるようになる。エンドロールから上記ヨセフカとは別の声優が担当しており、役名が「偽医者」であることから、本物のヨセフカになりかわっているという説が有力である。
会話により診療所へ避難民を連れてくるよう頼まれるが、のちの診療所内部の様子から、その避難民をもとに上位者へ近づくための人体実験を行っていたようだ。
赤月前に倒すことでオドン関連のカレル文字を落とすことから、彼女もまたオドンの影響下にあったようだ。
倒さずに赤月を迎えるとアリアンナと同じくおそらく上位者のものであろう赤子を身ごもる。
(出産の描写はない)
- ギルバート
ヤーナム市街に住む異邦人で、彼もまた病を治す方法を求めてやってきた。
しかし今は絶望し、病が進むに任せ、遂に獣人になった。
- 赤ローブの男
オドン教会に初めからいる盲目のNPC。話すと住人の避難先としてオドン教会を案内するよう頼まれる。
倒すと落とすオドン関連のカレル文字から、上位者オドンの影響下にあることが窺える。
ただし、その発言から本人に悪意はないようで、無意識的に操られているとみられる。
初見ではいかにも怪しい風貌・話し方だが、根は善良な人物のようだ。
彼の2つ目の願いは叶うことがない。
- 孤独な老婆
ヤーナム市街にて救出できるNPC。オドン教会か、ヨセフカ診療所に避難させることができる。
当初は主人公に対し辛辣な態度をとるが、イベント進行により、態度を軟化させる。
その発言から主人公のことを自分の子供と誤って認識しているようだ。
プレイ初期では手に入れにくい、鎮静剤をもらえるおばあちゃん。
鎮静剤は濃厚な血そのものであり、どのように手に入れているのかはわからない。
- 娼婦アリアンナ
ヤーナム聖堂街の住人。オドン教会か、ヨセフカ診療所に避難させることができる。
身に着けているドレス、「禁断の血」に近いとされる彼女の血質からカインハーストに関係する人物であることが推測される。
イベント進行によっては異形の赤子を出産する。
- 偏屈な男
ヤーナム聖堂街の住人。オドン教会か、ヨセフカ診療所に避難させることができる。
アリアンナが避難したのを見て、主人公に「どうやって騙したのか?」と訊ねて来る。
主人公が教えた避難場所の反対側に移動する。
オドン教会に避難した他のNPCについて言及するが、その多くは的外れ。
- 尼僧アデーラ
隠し街ヤハグルにて救出できるNPC。オドン教会か、ヨセフカ診療所に避難させることができる。
医療教会がある目的のために血を調整した血の聖女のひとり。
アリアンナと会話中にアデーラがこちらを凝視しており、会話を終えると目線を外す。アリアンナに対して嫉妬のような感情を抱いているようだ。それが恋慕の感情か、彼女の血か、オドンの影響かはわからない。
イベント進行によってアリアンナを殺害する。
- アデライン
DLCエリアの実験棟にいるNPC。実験棟では唯一意思疎通が可能だが、外見はもはや人とはかけ離れている。
血の聖女として医療教会によって調整されているため、アデーラのものと同様に血液に特殊な力がある。
彼女が欲しがっている脳液を数回渡すことでイベントが進む。
最終的には肥大した頭部だけの姿になって死亡し、カレル文字「苗床」を残す。
しかしこれで彼女は本当に死んでしまったのか、もしくは「宇宙」と呼ばれる別次元に行ってしまったのか、定かではない。
- 包帯男(身を窶した男)
禁域の森にて救出できるNPC。オドン教会か、ヨセフカ診療所に避難させることができる。
獣化によるものか、生来の性質かはわからないが食人の異常性をもつ。
攻撃することで獣の正体を現すが、人語を操ることから他の獣人と違い知性は保っていることが窺える。謎の多い人物。
- ヴァルトール
連盟の長、獣食らいのヴァルトール。
かつて一匹の獣を追い、ヤーナムに辿り着いた官憲隊の生き残り。仲間を全滅させた獣を倒し、食らったことでカレル文字「淀み」を見出した。
獣を狩ることに異常な執念を見せる。
- マダラス兄弟
禁域の森で毒蛇と共に成長した双子の野生児。
大人になってからは狩人となり獣の臓器を研究のために提供する腑分けを生業にした。
理由は不明だが、兄は弟に殺されている。
- ヤマムラ
実験棟の地下牢に収監されている流浪の狩人。
東国から仇の獣を追ってきた後に連盟員となるが、淀みを直視したことにより狂ってしまい、牢屋の壁に頭を打ち付けながら意味深な文言を復唱し続けている。
帽子は連盟員となった証に譲り受けた物で、右手武器には千景を携えている。
- アーチボルド
医療教会の工房で変人として知られていた人物。
独立した工房は持たないが独自に証を作成し配布していた。
黒獣が纏う青い雷光に魅入られ生涯を、その人工的再現に捧げ、いくつかの成果が存在する。
アーチボルト独特の仕掛け武器「トニトルス」は、当時の狩人にはあまり好まれなかったのに対し「小さなトニトルス」は傑作とされている。また「雷光ヤスリ」の発明にも成功しており、こちらは好評を得ていたようだ。
- ミコラーシュ
メンシス学派特有の六角柱の鉄檻を被っている。これは交信のための装置。
夢の上位者との交信に成功した。その結果、赤い月が顕現し、悪夢の世界へ入り込むことになった。
既に故人であり彼自身のミイラ化した遺体は、隠し街ヤハグルの最奥にある。
悪夢の世界でミコラーシュはロマのように上位者になろうとしていた。
- パッチ
蜘蛛のパッチ。
常連のキャラクターだが、普段と口調が異なる上に人面蜘蛛になっている。
- 聖歌の間者エドガール
メンシスの悪夢に現れる聖歌隊の狩人。
聖歌隊の指令でメンシス学派を密偵していたと思われる。
- 漁村の司祭
DLC漁村で唯一会話できるNPC。ビルゲンワースに恨み言を吐き続けている。
「呪詛溜まり」のテキストによれば漁村を襲ったビルゲンワースは瞳を探し、住民たちの頭に穴を開けたことが書かれている。
上位者
- ロマ
ゴースあるいはゴスムという上位者に瞳を与えられて上位者になる。
テキストによれば様々な儀式を隠しているらしい。
- アメンドーズ
複数登場する為、個体名ではなく種族名とされる。
小さなアメンドーズの腕を武器にしたものが「小アメンの腕」である。
蜘蛛のパッチ曰く「憐れな落とし子」。
- エーブリエタース
星の娘エーブリエタース。聖歌隊の住まい聖堂街上層にある嘆きの祭壇にいる。
聖歌隊は彼女と共に星を見上げ、超越的思索に至ろうとした。
理由は分からないが、見捨てられた上位者と呼ばれている。
- メルゴー
上位者とトゥメルの女王ヤーナムの赤子。姿は見えない。
「夢」を創り出している張本人。ヤーナムの各所で泣き声が聞こえる。
メンシスの悪夢にあるメルゴーの高楼の頂上にいる。
- メルゴーの乳母
メルゴーの高楼にてメルゴーを守る上位者。8本の腕のうち、6本に刃を備えている。
このメルゴーの乳母を倒し、泣き声が止むと「HUNTED NIGHTMARE」と表示される。
このことからメルゴーが「夢」を引き起こしている元凶だと推測できる。
- トゥメルの女王ヤーナム
ロマの湖、メルゴーの高楼などで姿を現した青白い女のミイラ。
ドレスの腹部が血に染まっている。
赤ん坊の声に惹かれるように出現する。
- ゴース
DLCにて登場。母なるゴース、あるいはゴスム。
ロマに瞳を授け、獣の愚かを克服させて上位者たちと交信する知恵を与えた=啓蒙したという。
ミコラーシュが呼びかけていた上位者であるが、漁村の海岸に死体で横たわり、すでに死んでしまっていたことが判明する。巨大な白いナメクジに腕が生えているような姿で体内には大量の寄生虫がいる。
最期に遺子を残した。
- ゴースの遺子
DLCボス。ゴースの遺体から生まれる。見た目は老人のようであるが、言動はまるで赤ん坊のようである。意思疎通は不可能。おそらく胎盤を武器にしている。戦闘の後半になると羽が生える。
- オドン
姿なきオドン。
人ならぬ声によって無意識に人々を操る能力があるようで、作中でも何人かの人々はオドンの影響下にある。NPCイベントを進行させると人に子を身籠らせる。
滲む血がオドンの本質らしい。
- 月の魔物
狩人の夢を作り、ゲールマンを捕らえていた。EDによってはプレイヤーも囚われの身になってしまう。
「三本目のへその緒」を3本使うことによって対抗が可能。
ローレンスが医療教会で行っていた研究や「青ざめた血」との関係が示された。
- ???
本作の3つあるEDのひとつ「幼年期の始まり」に登場する小さな黒い触手。
組織
- ビルゲンワース
学長がウィレームという人物である以外わからず、謎が多い。
ヤーナムが栄えるより以前、古くから上位者の研究をしていた組織。
講義室の鍵のテキストより、元は歴史学・考古学を専門とした研究組織だったようだ。その学び舎は現在、禁域の森の奥深くに沈んでいる。
上位者に対する方針の違いから後述する複数の組織に分離した。
- 医療教会
創設者はローレンスとされる。血の医療者たち。
かつてヤーナムを苦しめていた灰血病を治療し、医療の街と呼ばれるまでに発展させた。
しかし実態はウィレームが反対したためにビルゲンワースから離反した者たちが作った研究機関であり、患者に上位者の血と思われる青き血を輸血することで人工的に上位者を作り出し、瞳を得るのが目的だった。
しかし実験は失敗作を生み出すだけに留まり、その上「獣の病」が発生し、市街は獣で溢れることになってしまった。
ルドウイークから始まり、狩人の庇護者でもある。所属する多くの狩人を擁し、獣の病の予防と称して患者を抹殺していた。教会の装束にはそういった意味合いも含まれる。
- 医療教会の工房
ルドウイーク以降、医療教会に所属する狩人のために仕掛け武器を製作するお抱え工房。
予防と称し、獣の病の患者を抹殺すること、そしてより怪異なる敵を狩ることを目的とした。
- 処刑隊
ローゲリウスが結成したカインハーストの穢れた血族を狩る狩人。
今は解散している。彼らの装束が医療教会の狩人の源流となっている。
- 聖歌隊
医療教会の上位会派。聖歌とは上位者の声である。
- 実験棟
DLCで登場した。患者たちを集め、人体実験を繰り返していた施設。
- メンシス学派
医療教会の上位会派。隠し街ヤハグルを主宰している。「上層の鍵」のテキストより、医療教会から更に分派した組織のようだ。上位者と接触するために「儀式」を行っていた。儀式のために狩人に人さらいなどもさせていた。
上位者であるメンシスの脳を作ることに成功したが、その瞳は邪眼であり腐敗してしまった。
ちなみに【mensis】はラテン語で【月(暦)】の意味である。
- 火薬庫
狩人の工房の中でもアーチボルドに次ぐ変人集団でオト工房の流れを汲む。
複雑な機構を持つ仕掛け武器を制作しており、カインハーストの失われた武器の再現を試み、半ば成功するなどとても意欲的に活動していた。
「つまらないものは、それだけでよい武器ではあり得ない」と嘯き、この工房謹製のパイルハンマーを扱う変わり者は少なくない。
- 連盟
人の淀みの中に「虫」を見出し、全ての「虫」を踏み潰すことを目指し、もはや人の中に「虫」はいないと分かるまで狩りを続ける集団。
カレル文字「淀み」を脳に刻む者だけに「虫」は見ることが出来る。だからきっと誰にも理解されないだろう。
- カインハースト
かつてヤーナムと交流のあった貴族たち、そして彼らの住まう城。
ビルゲンワースの学生が裏切り、トゥメル遺跡から持ち出した「禁断の血」を使い穢れた血族を生み出した。
今は処刑隊により血族は根絶に近い状態に追い込まれ、最後の一人アンナリーゼも封印されている。
- 血の狩人
多くの血の遺志を宿す狩人だからこそ、その中に溜まる「穢れ」を集め、アンナリーゼに捧げることを目的とする狩人。
- 鴉羽の狩人
ひと世代に、ただひとりきりの狩人を狩る狩人。
奇妙な嘴の仮面には香草が入っており、血と獣の臭いを消す効果がある。
姿を鴉に擬す理由は、最初の鴉羽の狩人が故郷の鳥葬(死体を鳥類に食べさせる葬儀法)を用いていたことに端を成す。仲間を屠る際、冒涜的なヤーナム葬ではなく、故郷の名誉あるやり方を選んだようだ。
以来、ヤーナム出身ではない異邦人が狩人の証を受け継いできた。
モットーは「まず強く、血に酔わず、相手への尊重を忘れない」。
- トゥメル遺跡
ヤーナムの地下に広がる古代遺跡。
トゥメル人は人ならぬ古代種族で上位者たちと交信し、神秘を得たとされる。今も青白い顔の墓守たちは遺跡の拡張を続けている。ゲールマンたち古狩人は聖杯により遺跡に潜り、特別な血を求めた。
ウィレームの弟子たちがここから聖体を持ち帰ったが、ウィレームはやがて血の研究を恐れるようになった。
アイテム
- 3本目のへその緒
別名「瞳のひも」。
これを使用することにより瞳を得、上位者に近づき、月の魔物に対抗することができた。
”3本目”とは本数ではなく、尋常のものではないことを指し、へその緒と呼ばれるが臍帯ではなく上位者の赤子が持つことから名付けられた。
ゲーム中に4個登場するが、それぞれテキストが異なる。
- 啓蒙(insight)
外見ではなく物事の本質を理解すること、深い知識という意味合いが強く、未知に対する見識・智慧の事を示す概念。
特定の場所への到達やボスの発見/撃破によって増す、人智を超えた事象に対する知識量。
啓蒙が高まり上位者に近付いていく事で、人としての理から乖離していき発狂しやすくなる。
- 隕鉄
古くから武器にのみ使われているとても希少な金属。
どこから由来したのか、鍛錬方法も不明。
この金属の存在は古くから上位者と接触があった事を裏付けているのかもしれない。
磁力のような力があり、仕掛けにも利用されている。
手記
紙片
- 一階病室
- 自筆の走り書き
「青ざめた血」を求めよ。狩りを全うするために
- ヤーナム市街
- 獣狩りの夜、聖堂街への大橋は封鎖された
医療教会は俺たちを見捨てるつもりだ
あの月の夜、旧市街を焼き捨てたように
- オドンの地下墓
- ビルゲンワースの蜘蛛が、あらゆる儀式を隠している
見えぬ我らの主も。ひどいことだ。頭の震えがとまらない
- 聖堂街
- 合言葉の門番はビルゲンワースの番人
ただ大聖堂の警句だけが、その門を開く
- 大聖堂
- 血の秘儀を継ぐもの、血の施しの主たる者よ
祭壇の頭蓋に触れ、師ローレンスの警句をその身に刻みたまえ
- 旧市街
- 赤い月は近く、この街は獣ばかりだ。きりがない
もう何もかも手遅れ、すべてを焼くしかないのか
- ビルゲンワース
- 赤い月が近づくとき、人の境は曖昧となり
偉大なる上位者が現れる。そして我ら赤子を抱かん
- あらゆる儀式を蜘蛛が隠す。露わにすることなかれ
啓蒙的真実は、誰に理解される必要もないものだ
- 隠し街ヤハグル
- 狂人ども、奴らの儀式が月を呼び、そしてそれは隠されている
秘匿を破るしかない
- 悪夢の儀式は赤子と共にある
赤子を探せ。あの泣き声を止めてくれ
- 見たまえ!青ざめた血の空だ!
- メンシスの儀式を止めろ。さもなくば、やがて皆獣となる
- 教室棟
- ウィレーム先生は正しい。情けない進化は人の堕落だ
- 上位者狩り。上位者狩り
- ローレンスたちの月の魔物。「青ざめた血」
- 3本の3本目
公式使者
- 狩人の夢
- 忌々しい狩人の悪夢に囚われ、だが逃れたければ
獣の病蔓延の原因を潰せ。さもなくば、夜はずっと明けない
- オドン教会を上りたまえ(ゲールマンがいた場所に出現)
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最終更新: 2023-08-28 (月) 01:13:17