絶対回避
最終更新: 2021-01-13 (水) 19:58:24
絶対回避 [編集]
絶対回避率を100%以上にすることで所謂「絶対回避」が可能となり、あらゆる攻撃を必ず回避できる。尚、「絶対回避」という単語自体は便宜上呼んでいるだけの造語であり、作中でそのような表記は存在しない。
尚、Sクラフトに限っては必中の効果があり、絶対回避でも回避は不可能なことに留意されたし。
加えて旧作では一部のボスがSクラフト以外の必中の技を使う場合があった。今作でも同様の事が起きる可能性はある。(ボス以外でも既に幾つか確認されている模様。後述。)
絶対回避率とは [編集]
キャラクターのステータスに、絶対回避率というものが存在する。ステータス画面で「回避率+○%」と表示されているのが物理の絶対回避率になる。旧作同様、今作も絶対回避率を100%以上にすることで文字通り「100%絶対回避」が可能となる。
また、ステータスには表示されない魔法の絶対回避率も存在している。魔法回避率は自分で計算するしか無い。
今作では魔法(アーツ)の絶対回避も可能となり、しかも物理の絶対回避と両立できる。
そもそも戦闘システム上、回避する可能性が上がるパラメータは2つ存在する。
一つは繰り返し述べている「絶対回避率」。今作では「回避度+」と表記されているものの、旧作における絶対回避率と同様のパラメータであり、ヘルプの説明文では「必ず回避する確率」と記述されている。
もう一つは「俊敏度」。どういうものかといえば、「回避率」と言われて想像する一般的なパラメータである。
前者は、相手が何であろうと一定の確率で絶対に回避が発動する確率である。
後者は、相手の命中度など様々なパラメータと相互に影響しあって、回避の確率を算出するものである。
似ているようで非なるものなのである。
今作では絶対回避率という表記は作中では用いられておらず(説明書にはちゃんと「絶対回避率」と書いてある)、新規プレイヤーは若干違和感を感じるかもしれない。
しかし回避率という単語を使用するとそれはそれで語弊を生みかねないため、このページでは絶対回避率という単語を使用することにする。
軌跡シリーズにおける絶対回避率の重要性 [編集]
空の軌跡時代、回避率はさして重要視されなかった。しかし零の軌跡より戦闘システムに「カウンター」が追加された。これは、攻撃を回避した際に(「MISS」というエフェクトが発生する)攻撃者が射程内にいる場合、カウンター攻撃を与えるシステムである。零の軌跡では、相手を暗闇状態にさせることでカウンターを量産し、攻撃を喰らわずに、かつ攻撃の手数を増やすなど、戦略の幅を大きく広げた。
碧の軌跡では、零の軌跡の続編ということもあり敵が強く、暗闇が効かない敵が多くなった。一方でこちらの絶対回避率を上げる手段が増えたため、そちらを利用して攻撃を回避する回数を増やすことでやはり戦闘を優位に進められた。同時に実装されたマスタークオーツの中にはアーツを吸収するものもあり、攻撃を回避することによる戦略の幅は更に広がることになる。
閃の軌跡になると、戦術リンクシステムが実装された。システム上かなりプレイヤーが優位になるためか、敵の強さが凶悪化。回避率の重要性は更に上がることになる。更に今作からカウンターでも崩しが発生するため、場合によっては猛反撃を繰り出すこともできるなど、戦略の幅を広げすぎて新規プレイヤーが混乱するほどになった。
ちなみに、回避カウンターは当然、敵も行う。そのため、こちらの命中率を上げることも重要になる。
今作、閃の軌跡?では戦術リンクをしているボスが登場する。戦術リンクをしているということは、我々が行っているカウンターテクニックを相手もしてくるということになる。回避率(命中率)の戦略性は更に広がりを見せるのだろう。
初周高難易度などをする場合は、実行するかは別として実質必須の知識なので、ぜひマスターし応用して欲しい。
絶対回避にする方法は幾つもあるので、以下に主に使用することとなるアイテムやクオーツなどを紹介する
マスタークオーツ [編集]
- ミラージュ
魔法回避率アップ。LV3から魔法回避率が付き、LV5になると脅威の+75%となる。
魔法回避だけなら、これに後述のアクセサリ「アルビオンガーヴ」を装備するか、魔防3を装着するだけで魔法絶対回避が可能となる。
- ウィング
物理回避率アップ。LV3より物理回避率が付き、LV5では+15%。
更に、LV5では魔法回避率+50%が付く。物理と魔法の絶対回避を両立させる場合に重宝する。しかも、LV5では「全状態異常・能力低下」無効が100%なので、実用性は最も高い。
- ファルコ
物理回避率アップ。LV3より物理回避率が付き、LV5では+15%。
加えて、戦闘開始時に「心眼」効果を発揮する。LV5では開幕から6ターンも持続する。心眼の詳細については後述の状態変化を参照のこと。
- ムラクモ
物理回避率アップ。LV5で+10%。
マスタークオーツとしては物理絶対回避率+10%のみと控えめなものの、ムラクモの特徴として、物理クリティカル率アップとクリティカルダメージアップの効果がある。逆鱗と組み合わせることでカウンターで大ダメージが狙える。素で固有絶対回避率を持ち、カウンター射程の長いフィーなら、+10%でも実用レベルで効果が見込める。
- トール
物理回避率アップ。LV5で+10%。
マスタークオーツとしては物理絶対回避率+10%のみと控えめなものの、通常攻撃・クラフトでHP&EP回復が付いておりクロノバーストがあればCPが続く限り連続攻撃という戦術も可能。
- (カッツェ)
こちらは回避率はつかないのだが、碧の軌跡よりおなじみで魔法攻撃を吸収するため物理絶対回避+魔法吸収ということも可能になる。
ただし今作ではLV5でも90%の確率と、失敗することもあるので注意。
クオーツ [編集]
- 魔防系
魔法回避率アップ。魔防3では+25%。
魔防系をすべて装備すると+50%。
- 回避系
物理回避率アップ。回避2で+10%。
回避系をすべて装備すると+15%。
- 風神珠
物理回避率アップ。+15%。
厳密には、STR+15、MOV+10、命中率+50%、回避率+15%。回避系と同時に装備可能で、合わせると最大+30%。
- シャイニングR
物理回避率アップ。+5%
絶対命中率アップ。+50%
厳密には、命中率+50%、回避率+5%。
アップは+5%と少なめなものの、命中率50%に加えて「心眼」効果を与えるアーツ「シャイニング」が使用可能になるのが特徴。心眼の効果については後述。
- 逆鱗
こちらは回避率はアップしないものの、カウンターが必ずクリティカルになる。ダメージの増加はもちろんのこと、戦術リンクをしていれば必ず崩しが発生するため、手数がかなり増える。
アクセサリ [編集]
- アルビオンガーヴ
魔法回避率アップ。+25%。
厳密にはATS・ADF+25、魔法攻撃回避率+25%。
唯一、魔法回避率がアップするアクセサリ。入手が後日譚の必須クエストな上、一周で一つしか手に入らないので、一周目ではやや実用には劣る。しかし、周回でナイトメアなどを行う場合にはやはり重宝するだろう。
- エヴァーグリーン
物理回避率アップ。+15%。
絶対命中率アップ。+100%。
厳密には命中率+100%、回避率+15%、「睡眠・悪夢・混乱」無効化。
零の軌跡よりおなじみのアイテム。絶対命中率が100%ついているのも特徴で、回避率が重要なのと同様の理由で重宝する。
相変わらず購入だとお高いのだが、交換を繰り返すことでも手に入る。Uマテリアル稼ぎも可能なので、意外と量産可能。その場合、ブラックバングル(800ミラ)+フローラルボトル(800ミラ)+Uマテリアル×35で手に入る。
- 怪盗のマント
物理回避率アップ。+10%。
厳密には回避率+10%、ドロップアイテム出現率+20%(装備者にのみ効果)。
シリーズおなじみの某氏のアレ。物理回避率アップに加え、貴重なアイテムドロップ率アップまでついている。第II部(3)のサブクエスト報酬ということで、無料で手に入る。
- 覚醒ハチマキ
物理回避率アップ。+10%。
厳密には回避率+10% 「睡眠」無効化 クリティカル率+5%
エヴァーグリーンに較べ回避率は低いがその分入手は楽。交換だと、ブラックバングル(800ミラ)+Uマテリアル×13で手に入る。
防具 [編集]
- オーラジャケットII
物理回避率アップ。+20%。
厳密にはDEF・ADF+1000、回避率+20%
こちらは全装備で最も防御力が高い上に、+20%とかなりの回避率アップ。しかし、甲弐級の報酬なため、若干上級プレイヤー向け。
- 更紗のシャツ
物理回避率アップ。+20%。
厳密にはDEF+350 ADF+150 回避率+20%
第I部(3) 12/9~ バリアハートで購入可能(1200ミラ)。
防御力は下から2番目の低さであるが、甲弐級の報酬であるオーラジャケットは最速で12/26(第II部(3))なため、それまで重宝する。
- 天鎧アルフリード・神鎧セレスティア
物理回避率アップ。+10%。
厳密には、
天鎧アルフリード DEF+980 ADF+660 STR+60 回避率+10% 男性専用
神鎧セレスティア DEF+970 ADF+670 STR・ATS+40 回避率+10% 女性専用
どちらも終章のダンジョンでの入手となる。他の性能も最高クラスな上に、攻撃力のアップもできるため、物理回避率を上げる場合でなくともこれらをつけることが多いだろう。
一周あたり一つずつしか手に入らないので、足りない場合は終章以降トリスタで売っているレッドジャンパー(DEF+800 ADF+540 STR+25 回避率+10% 6000ミラ)を。
武器 [編集]
旧作では一部のキャラクターの武器による物理回避率補正が大きかったのだが、今作では存在しない。
旧作では靴による物理回避率補正が大きかったのだが、今作では存在しない。
心眼 [編集]
物理回避率アップ。+50%。
絶対命中率アップ。+50%。
崩し発生率アップ。+10%。
前作から登場した状態変化。脅威の回避率及び命中率アップに加え、崩し発生率まで上がる。
前作から重要な戦術要素となった戦術リンクにおいて、重要な効果を発揮するパラメータが大幅に上がるため、高難易度などで非常に重要になる事が多い。
尚、今作では旧作と違い回避率のみを変化させる手段が存在しない(空〜碧におけるAGL UPとAGL DOWNの事)。
心眼効果を付与する手段
- シャイニング
単体。5ターン。
空属性のアーツ。最もベターだが範囲が単体なのでやや使いづらい。
- ヘヴンズギフト
円M(地点指定)。3ターン「心眼」及び「CP回復」。
アリサのクラフト。CP回復もついているので高難易度で猛威をふるうことだろう。範囲も広い。
- 洸翼陣
自己。3ターン「心眼」、STR+50%、ADF-50%。
ラウラのクラフト。範囲が自分のみなものの、同時に攻撃力を+50%できるためアタッカーとしての性能は抜群。
- 雷神功
自己。3ターン「心眼」、STR・SPD+50%。
サラのクラフト。範囲が自分のみなものの、同時に攻撃力とスピードを+50%できる。ラウラと違いマイナス補正も無いが、その分燃費も高い。
- ノーザンブルー
HP3500回復、EP200回復、7ターン「心眼」。
サラの独自料理。脅威の7ターン持続。料理系全てに言えることだが、メビウスを装着することでLV5なら範囲がMになり射程も+8なので非常に凶悪になる。
- ファルコ
マスタークオーツ。詳細は前述。
フィーとシャロンの固有絶対回避 [編集]
フィーとシャロンの2人は素の状態で物理絶対回避率+30%を持っている。
100%にし易いのはもちろんのこと、クオーツやアイテムに余裕が出るので更に他のステータスを強化するなど戦略の幅が広がるため、非常にオススメされる2人である。
ウィングと魔防、アルビオンガープ等をつけることで、物理魔法完全回避+全状態異常耐性という離れ業も可能。
ちなみに、外伝に登場するリーシャも物理絶対回避率+20%を持っている。
さらに余談だが、旧作零の軌跡でも銀(イン)が固有の絶対回避率を持っていた。
必中の技を使う敵 [編集]
情報不足ですので、情報提供・検証・編集お願いします。戦闘ノートのページにも備考していただけると良いかと思います。
- (要検証)戦術殻の一回転技
- (要検証)ドグドール
- (要検証)双龍橋のボスの軍用魔獣のガードブレイク
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