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ダークソウルの世界観の解説と考察ページです。
ネタバレを多く含み、考察部分もあるため間違った解釈もあるかもしれません。
本作品を未プレイでネタバレが怖い人は注意してください。
また、ダークソウル2、ダークソウル3にて判明した事実や考察なども積極的に取り入れていきたいと思います。
古い時代
世界はまだ分かたれず、霧に覆われ
灰色の岩と大樹と、朽ちぬ古竜ばかりがあった
だが、いつかはじめての火がおこり
火と共に差異がもたらされた
熱と冷たさと、生と死と、そして光と闇と
そして、闇より生まれた幾匹かが
火に惹かれ、王のソウルを見出した
最初の死者、ニト
イザリスの魔女と、混沌の娘たち
太陽の光の王グウィンと、彼の騎士たち
そして、誰も知らぬ小人
それらは王の力を得、古竜に戦いを挑んだ
グウィンの雷が、岩のウロコを貫き
魔女の炎は嵐となり
死の瘴気がニトによって解き放たれた
そして、ウロコのない白竜、シースの裏切りにより、遂に古竜は敗れた
火の時代のはじまりだ
だが、やがて火は消え、暗闇だけが残る
今や、火はまさに消えかけ
人の世には届かず、夜ばかりが続き
人の中に、呪われたダークリングが現れはじめていた…
別名、『墓王ニト』。
地下墓地のさらに深層、巨人墓地の最奥にて眠りについている巨大なスケルトンの集合体とでも言うべき人物。
死を司っていた人物で、古竜たちとの戦いでは、死の瘴気を解き放っていた。
彼だけは物語に一切の介入をしてこない存在。
アイテムテキスト
最初の死者、墓王ニトの眷属のみ持つ 死者どもの骨でできた剣 剣のまとう濃い死の瘴気は あらゆる生命にとっての猛毒となる (墓王の剣)
最初の死者、墓王ニトの眷属のみ知る奇跡 周囲に何本もの墓王の剣を突き上げる ニトは神々の眠る巨人墓地の最奥にあり 静かに全ての死を司り 眷属のもたらす「死の瞳」を待っている (墓王の剣舞)
最初の死者、墓王ニトの眷属のみ知る奇跡 周囲に何本もの墓王の剣を突き上げる 眷属の中でも「大剣舞」を知る者はごく少なく その力は多くの死の礎の上にある どれほどの死者がその瞳を奪われたのだろうか (墓王の大剣舞)
王のソウルを見出した存在の中で、恐らく唯一の女性。
古竜たちとの戦いでは、己の娘達と共に炎の嵐によって石の古竜たちを焼き尽くした。
どうやら自らの手で『最初の火』を生み出そうとした結果、失敗し、混沌の炎の業によって自滅した。
その際、自分の娘達の多くを巻き込んで混沌の苗床と化してしまった。
アイテムテキスト
今作の最終ボスであり、解釈のしようによってはダークソウルシリーズの諸悪の根源ともいえる人物。
太陽の力である『雷』を操り、古竜たちとの戦いでは、太陽の光の槍によって石の古竜たちと激闘を繰り広げた。
王のソウルを見出した三人(と小人)の中で、火の時代(現在)を築き上げた中心人物であり、ダークソウルの世界でもっとも偉大とされる存在である。
数々の伝承や御伽噺、NPCとの会話中に登場することから、その影響力が見て取れる。
しかし、『最初の火』が衰え始めたことにより、『闇の時代』が到来してしまうことを恐れた彼は、一族に自らのソウルを分け与え、自ら最初の火の炉の中で『薪』としても最初の火を燃やし続ける燃料となる道を選んだ。
彼を倒し、代わりに火継ぎをすることこそが、主人公の目的である(分岐によっては、火を消す(奪う)という闇の王エンドも存在する)。
また、続編のダークソウル2、ダークソウル3の世界観の根幹として続いていく『火継ぎ』のシステムを構築したのもグウィンである。
闇の時代、すなわち闇のソウルを見出した小人の末裔である『人間の時代』が訪れ、さらに人間の中から『闇の王』が生まれることを恐れた彼は、自分達『神』の時代を維持すべく火継ぎをしたということであるが、しかしそれは闇のソウルを宿した人間を否定していることに他ならない。
この事実をどう取り、グウィンを倒した後『どうするのか』は、プレイヤー次第である。
アイテムテキスト
プロローグにて一瞬だけ登場する、詳細不明の謎の人物。
『こびと』ではなく、『身分の低い者』という意味の『しょうじん』であると思われる。
ゲームのストーリー内では出会うことはなく、ほとんど触れられないことから、忘れている人も多い。
極めて情報が少なく、彼(または彼女)の素性も後の話も垣間見えないが、カアスによると、『人間の祖は三人の王に続いて闇のソウルを見出した』とされているらしい。
おそらくは彼が人類の祖であり、ダークソウルを見出した人物。
ダークソウルというゲーム内において最も謎が多いが、最も重要な人物でもある。
アイテムテキスト
同属たる古竜たちを裏切り、グウィンらへ寝返った鱗のない白い竜。
彼の裏切りのせいで石の古竜たちの敗北は決定的となった。
ほかの古竜は鱗によってグウィンの太陽の光の(雷)の槍を防いでいたが、唯一、シースだけは鱗がなく、常に生死の危機に晒されていた。
ゆえにシースはグウィンたちに寝返り、命を助ける代わりに古竜たちを倒すための方法を教え、これがグウィンたちを勝利へと導くことになる。
戦いに勝利したあとは、古竜たちから奪っていた原始結晶によって擬似的な不死身となる。
その後、原始結晶を用いて公爵の書庫にて怪しげな実験を繰り返し、自らの体に存在しない鱗の代替として、結晶の鱗を作り出そうとしていた。
結果、結晶の力を我が物とし、その結晶を人や武器などに植え付ける業を見出したらしい。
彼が行っていた『実験』とは、非常に非人道的かつ狂気的であったことが、様々なテキストにて仄めかされている。
ちなみに蛇人、クリスタルゴーレム、月光蝶、スキュラなどはシースの狂気の実験の産物であり、スキュラにいたっては人間系、もしくは人間を捕食した敵以外からは出ない『人間性』をドロップすることから、やはり人体実験などを行っていたと推測される。
また彼の住まう書庫には、かの偉大なビッグハットローガンですら唸らせるほどの文献が数多く残されている(それを解読した結果、ローガンは発狂して全裸になって襲い掛かってきてしまう)。
実は盲目らしく、彼の変わりに六つ目の伝道者たちが目となり、各地を監視しているらしい。
また伝道者たちはシースの実験に使う素材…すなわち人間を調達する人攫いとしての側面もあるとされている。
魔術の祖であり、作中のソウルの魔術の多くはシースが起源と思われる。そしてソウル(魔術)と結晶の密接な関係を利用した結晶による不死の研究を行っていた。そのためソウルの魔術において他の追随を許さず、ローガンが狂気の果てに生み出した白竜の息でさえもシースのそれを完全に再現することはできていない。
ダークソウル3においてもローガンの継承者がもつ結晶の魔術は伝説の白竜の力として知られており、シースの歪んだ信仰が存在することからも、魔術という分野における彼の影響力を推し量ることができる。
肉体が滅びた後も妄執に駆られて暗躍しており、ダークソウル2においては這う蟲となって業を振りまき多くの異形を生み出したと思われ、番人である公のフレイディアが倒された後も被造物である蠍のタークはその完全な消滅を否定していた(その特異性からか、キーアイテムの取得方法が他のボスと異なる)
ハベルとは敵対関係だったらしく、奇跡の大魔法防護はシースに対抗するためのものである。
王のソウルのテキストによると、王の外戚(母方の親戚)となったとある。
つまりシース本人、あるいは娘がグウィンと婚姻関係にあるとみられる。
シースの娘がプリシラで、プリシラとグウィンの子供がグウィンドリンであるという説が有力。
アイテムテキスト
「「岩のような」ハベルの司祭に伝えられる奇跡
全身を強い魔法防護の膜で覆う
グウィン王の古い戦友であり
白竜シースの敵対者でもあったハベルは
魔法を嫌い、それに対する手段も怠らなかった」
(大魔法防護)
水によって封印された小ロンドを治めていたといわれる四人の王たちの成れの果て。
現在の姿になる遥か以前、グウィンによって王のソウルを分け与えられたらしく、素晴らしい指導者だったのだと推測できる。
しかし、深淵に生える闇撫でのカアスによって唆され闇の力に魅入られた結果、おぞましいダークレイスとなった。
彼らに仕えていた騎士達もまた、ダークレイスとして変貌してしまう。
その後、彼らの力が危険視され、三人の封印者たちによって住民もろとも大量の水で水没封印された。
住民はみな死亡し、いまも小ロンド遺跡のいたるところに積もっているが、四人の公王やダークレイスたちは今も生きており、その呪われた業によって人間性を奪ってくる。
亡者兵士たちと違い、何人倒しても人間性が増えないので、彼らはもう人間ではないのかもしれない。
アイテムテキスト
グウィンの四騎士の長であり、黄金獅子の鎧と、巨大な十字槍が特徴的な騎士。
様々な形でダークソウル2・3にも出演している。
ゲームを開始したプレイヤーを待ち受ける、チュートリアルボス。
その登場の仕方に度肝を抜かれたプレイヤーも多いのではないだろうか。
もっとも、最初の遭遇はプレイヤーもほぼ丸腰で、倒すことは非常に難しい。
この場では逃げ、後の再戦に備えるべきである(ちなみに初登場時に倒すとデーモンの大槌をドロップする)。
崩落した天井から飛び降りてくることから察するに、恐らく、牢から逃げ出した不死人を処刑する役目を担っていたのではないだろうか。
アイテムテキスト
北の不死院へ再訪時に戦う事ができるデーモン。
見てくれは不死院のデーモンに酷似しているが、所持している武器が後述のデーモンの炎司祭が持っていた武器となっており、魔法の爆発を使用してくる点も彼と共通している。
戦闘時は不死院のデーモンと戦闘した広場の床が崩落し、その地下の空間で戦う事になるが、この際、ほぼ確定で落下ダメージを負ってしまうため注意が必要。
倒すと楔石の原盤をドロップする。
実はゲーム開始時に閉じ込められていた牢を出て、すぐ右側の格子の向こう側にはぐれデーモンがいる。
アイテムテキスト
城下不死街のボスである、巨大なミノタウロスのようなデーモン。
宮崎氏のインタビューによると「うしあたま」のデーモンらしい。
手にした巨大な大斧をブンブン振り回すパワーファイター。
倒すと『デーモンの大斧』をドロップすることがあるが、必要筋力値がずば抜けて高いため、装備するのは後半になってからとなる。デーモンの大斧が欲しい場合はデーモン遺跡でマラソンをするのもいいだろう。
だが、誓約『森の狩猟者』を交わしていれば、病み村にいる東のシバから購入もできるため、どちらを利用するかはプレイヤー次第である。
ストーリー後半のエリアであるデーモン遺跡では雑魚として登場し、広い空間に七体もの牛頭のデーモンが待ち受けている。ヤギ頭もそうだが、イザリスにいるようなデーモンがなぜ不死街にまで出張ってきたのか不明。
アイテムテキスト
城下不死教区の鐘を守るボス。
目覚ましの鐘を守る使命を帯びたガーゴイルであるが、鐘のないアノール・ロンドでは二体が雑魚として登場する。最初の遭遇時に尻尾を切断していない場合、ここでも切断チャンスがあるため積極的に狙っていくのが良いだろう。
ちなみにダークソウル2でも登場し、今度は最大5匹くらいでかかってくる。1と2で共通のBGMが使われる。
1のガーゴイルはフラムトが配置したものと思われるが、2の方は不明。
アイテムテキスト
黒い森の庭の第一のボス。
実は同エリアの第一篝火から、遺跡で羽を休めている月光蝶の姿を眺めることができる。
美しい羽の色や、クルクルと回転する謎の円環、そして明らかに自然の生命体とは思えない胴体(?)の造形が特徴。
月光蝶は白竜シースが生み出した魔法生物であり、シースがボスを務める結晶洞穴の内部にも何体か生息している。
こちらは基本的には敵対していないが、近づきすぎたり攻撃したりすると敵対するので注意。
ちなみに続編のダークソウル2には『月下蝶シリーズ』という防具が存在するが、恐らく関連性は薄いと思われる。
アイテムテキスト
城下不死街下層のボスを務めるデーモン。通称犬のデーモン/本体は犬。
巨大な鉈を両手に持ち、力強くぶん回すパワーファイター。
鐘のガーゴイルと戦っていない場合、恐らくプレイヤーが最初に戦うことになる複数戦ボス。
なぜデーモンが下層の鍵を持っているのかは不明。
アイテムテキスト
貪食(どんしょく)ドラゴンと読む。※貧食(ひんしょく・ひんじき)ドラゴンではない。
最下層のボスを務める巨大ドラゴンで、古竜の子孫であるという。
しかし雷が弱点というわけではなく、むしろ炎の方がよく効くようなのでその辺りは怪しい。
古竜特有の尻尾を切断可能という共通点を持つ。
尻尾からは『竜王の大斧』をドロップする他、単純に尻尾振りの範囲がかなり制限できるため、積極的に狙うのもいいだろう。
アイテムテキスト
異形となった朽ちぬ古竜の子孫 貪食ドラゴンの尾から生まれた武器 希少なドラゴンウェポンの1つ 強い神秘の力を帯びており 両手使いでその力が解放される (竜王の大斧)
アイテムテキスト
アイテムテキスト
アイテムテキスト
アノール・ロンドの巨大な絵画の世界に住んでいるのだが、その絵画のためにわざわざ巨大な建物が建っており、絵画守が代々に渡って絵画を守り続けている。絵画守はこの建物内にしかいない。
おそらくはグウィン王にとって大事な存在でありながら、グウィネヴィアのように表立って外に出すことのできない存在ではないかと思われている。また「不義の子」や「半”竜”」というグウィン王と対立する立場を思わせる肩書もその説を後押しする。
アノール・ロンドと関係の深い竜=シースと何か関係がある(例えばシースの娘などである)とする説が有力だが、プリシラがシースの娘であるという情報は今のところないので想像の域を出ない。
関連アイテムからは「生命の天敵」を強調する単語が多く登場する。
アイテムテキスト
「アノール・ロンドの絵画守りたちの長衣 ほの白く滑らかな衣装。魔法に強い 彼らは古くからエレーミアスの大絵画を守り 子々孫々その使命を受け継いできた だが、もはや使命の理由は失われて久しい」 (絵画守シリーズ防具)
「エレーミアス絵画世界に閉じ込められた 純白の半竜プリシラのソウル 特別な存在は特別なソウルを有する 不義の子にして生命の天敵である半竜のソウルは 使用により莫大なソウルを獲得するか 他にない武器を生み出せる」 (半竜プリシラのソウル)
「エレーミアス絵画世界に封印された禁忌 半竜プリシラの尾から生まれた武器 希少なドラゴンウェポンの1つ 生命狩りの力を帯びており、舞うような剣技は 白衣の絵画守りたちに通じるものがある」 (プリシラの短剣)
「エレーミアス絵画世界に閉じ込められた 純白の半竜プリシラのソウルから生まれた鎌 神々さえ恐怖した生命狩りの力を持つが 半竜ならざる者がその力を振るえば その力は使用者にも跳ね返ってしまう」 (生命狩りの鎌)
問題のある性格だったため四騎士に列せられなかったとある。
オーンスタインを先に倒した場合、彼の遺体をハンマーで叩き潰すという暴挙に誰もが納得しただろう。
ちなみにスモウを先に倒した場合、オンスタは死体に手を添えるので2人に対する印象は全く異なる。
しかしダークソウル3にて、相棒の亡骸を攻撃するのは戦士の弔いの意である旨が説明された。
現に3ではアノールロンド出身の無名の王が、鳥のドラゴンに同様のことをしている。
アノロンの各地に彼の石像が立っていたり、3の世界では最後までアノロンを守るために戦っていたらしいので、
意外と義理と忠義に厚い面もあったのかもしれない。
彼が倒されたときの演出はデーモンのそれと同一でありモーションも不死院のデーモンなどと酷似している、
また彼のソウルの形状は3に登場したはぐれデーモンやデーモンのソウルと同一であり、フラムトに食わせても1ソウルにしかならない。
甲冑の中身はデーモンなのではないかと思われる。
アイテムテキスト
「嵐の竜の力を帯びた曲剣 古竜の同盟者たる無名の王は 生涯、嵐の竜を戦場の友とし 竜が倒れたとき、そのソウルを己のものとした 神代では、それは戦友の習わしであったのだ 戦技は「竜巻」 大きく回転しながら刃に嵐を纏い またその勢いのまま、強攻撃でその嵐を叩きつける」 (嵐の曲剣:ダークソウル3)
太陽の王グウィンの末っ子なのだが、3にて妹の存在とグウィンの末娘フィリアノールの存在が発覚し物議を醸した。
陰の太陽→月→月光剣→シースとなにか関係があると思われているが、結局何も語られなかった。
プリシラがシースの娘で、プリシラとグウィンの子供がドリンであり、グウィネヴィアとは腹違いの弟である
とする説が有力。
男であるが娘として育てられた所謂男の娘。でも妹には兄として認識されている。
1の世界でプレイヤーが殺さなくても、3の世界でエルドリッチに食われてしまう。
アイテムテキスト
「棄てられたアノール・ロンドを守る 陰の太陽グウィンドリンの長衣 その月の力から、娘として育てられた彼の衣装は 極めて薄い魔力の衣であり、 物理的な防御力はまったく期待できない」 (月光防具シリーズ)
「誓約「暗月の剣」を交わした者に与えられる指輪 陰の太陽グウィンドリンの召喚に応える 自らの醜くひ弱な姿を知るグウィンドリンは 姉グウィネヴィアの幻を作り 棄てられたアノール・ロンドを守っている その偽りを破るものは、神の大敵に他ならない」 (暗月剣の誓約指輪)
「グウィン王の末子にして、暗月の神 グウィンドリンの司祭に与えられる指輪 魔法の記憶スロットを増やす効果がある 陰の太陽グウィンドリンは アノール・ロンドに残った古い神の一人であり その信者もごく少ない」 (暗月の司祭の指輪)
「血が抜けて縮んだ耳 倒れた罪人から切り取られたもの 暗月の剣の騎士たちは、神々の敵たる罪人を誅し その証としてこれを持ち帰る 耳のない罪人の死体は恐怖の対象となる 人々は復讐の刃を知り、もって神々を敬うだろう それが、陰の太陽の永の使命なのだ」 (復讐の証)
アイテムテキスト
アイテムテキスト
アイテムテキスト
墓王の力を盗んだ屍術士ということだが、具体的にどういう意味なのかは不明。
倒すと「注ぎ火の秘儀」が手に入るが、それが何関係あるのかもしれない。
頭蓋ランタンを持っている墓場の屍術士たちは人間の姿をしているが、三人羽織はとてもそうとは思えず謎は深まるばかり。
アイテムテキスト
「墓王の力を盗んだ屍術師 地下墓地の王、三人羽織の仮面の1つ」 (父/母/子の仮面)
「地下墓地の屍術師が持つ頭蓋ランタン 長い髪の毛を紐がわりにぶら下げる 尋常の光を喰う墓王ニトの死の領域 巨人墓場を照らすことのできる灯り 炎属性を持つ打撃武器でもある」 (頭蓋ランタン)
アイテムテキスト
アイテムテキスト
アイテムテキスト
「これで、希望をもって、死ねるよ…」
ゲームスタート時、北の不死院にて、恐らくプレイヤーが最初に出会うNPC。
上級騎士一式に紋章盾、アストラの直剣を装備した人物で、プレイヤーが閉じ込められている牢屋の天井から鍵を持った死体を落としてくれる。
しかし、次に対面した時には既に息も絶え絶えの状態となっており、選択肢にもよるが使命を継いでくれるようプレイヤーに頼んだ後、エスト瓶を手渡してくる。
その後、プレイヤーが離れると自害し、再訪すると亡者化した彼と戦える。
ゲーム上では名前を名乗らないため、オスカーという名前を知らないプレイヤーも多いだろう。
オスカーは初期の設定ではプレイヤーの行く先々で協力し、最後にプレイヤーと袂を分かち戦う予定であった。
プレイヤーが火継ぎルートなら火無しルートのセリフで、
火無しルートなら火継ぎルートのセリフが用意されていた。
「よう、あんた、よくきたな。新しいやつは、久しぶりだ」
火継ぎの祭祀場の段差に座っている男性。
頭以外チェインシリーズとヒーターシールド、ロングソードという、いかにも質素な戦士といった雰囲気。
後ろ向きな発言ばかりをするが、プレイヤーに攻略上のヒントなどをさりげなく教えてくれる。
どうやら彼にも不死の使命があったらしいが、心折れて以来、ずっと祭祀場に引きこもっているらしい。
二つの鐘を鳴らし、フラムトが出現した後、彼の強烈な口臭に悩まされることになる。
その結果、重い腰を上げ、どこかへ行ってしまう。
しかし、その最期は虚しいもので、小ロンド遺跡に向かったプレイヤーを亡者と化した彼が襲ってくるというものであった。
やはり小ロンド遺跡で心折れ、亡者となってしまったのだろうか。
「…私は汚れ、声を出すべきではありません」
火継ぎの祭祀場の篝火を守る火守女。
祭祀場到着直後から会えるがまだ会話はできず、敵討ちを果たすことで初めて声を聴ける。
なのでロートレックを事前に倒してしまうと最後まで聞けないままになる。
舌を抜かれ足も切られ、彼女もまた迫害された人生を追ってきたようである。
「不死人はアノール・ロンドを目指すのが使命」という流れを作った張本人。
グウィンの後を継げる人材を探し、さまざまな試練を課してくる。
しかし闇の王ルートでも主人公に忠誠を誓うと言っているため真意は不明。
そもそも「世界の蛇」という存在もよくわからない。
「不死人はアノロンを目指す」という使命だが、主人公は把握しておらず祭祀場で本人から初めて聞かされる。
それどころか他の多くの不死人たちと北の不死院に閉じ込められていた。
時が経って忘れられてしまったのか、地域差によるものなのか…
彼にアイテムを食わせるとソウルに変換してくれる。
「スモウのソウル」が1ソウルなのは有名だが、他に結晶系や伝道者などシース縁のアイテムも1ソウルである。
基本的に女性もの・アノロン関係者・ドラゴン・グウィン本人は高く、シース・スモウ関係は安くなるようだ。
シースと縁のあるドラゴンウェポン「月光の大剣」は1ソウル。
月光蝶のソウルを高値で引き取ってくれる。霊獣やシフのソウルとは扱いが異なるようだ。
生命狩りの鎌が14と中途半端なのも気になるところ…
発売直後は金ユルトなどと呼ばれていた。
寵愛装備のテキストからも伺える通り、女神の寵愛以外はすべて捨てたのだろう。
ホームタウンの火守女を殺害し、プレイヤーのヘイトを買い、さもありなんと思わせしめた。
しかしながら彼の方から侵入してくることはなく、むしろ2回も白霊として助けてくれる上に、侵入するのはむしろプレイヤーの方だったりする。
更に言うと助けたお礼が太陽のメダルであり、少なくとも1度はソラールさんとも共闘し勝利していることになる。
(※ダークソウル1では太陽戦士が侵入しても普通の赤霊で、ホストを倒してもメダルはもらえない)
火守女殺害の動機もクリア直前のNPC殺害周りと考えれば割と一般的な行為であり、案外悪い人ではなかったのかもしれない。
ちなみにダクソ1のテキストでは「移り気な寵愛とは裏腹に」の1文が入っていない。
アイテムテキスト
「女神フィナの寵愛を表現した 「抱かれ」騎士ロートレクの兜 彼は孤独の中で女神の寵愛を信じ そのために全てを捨てた」 (寵愛の兜/手甲/足甲)
「女神フィナの寵愛を表現した 「抱かれ」騎士ロートレクの鎧 その表面には、装備者を抱くように 女神の腕が絡みついている」 (寵愛の抱かれ鎧)
「女神フィナの寵愛を表現した甲冑 哀れな「抱かれ」騎士の鎧 その表面には、装備者を抱くように 女神の腕が絡みついている 移り気な寵愛とは裏腹に」 (寵愛の抱かれ鎧:ダークソウル3)
「「運命的な美しさ」を謡われる 女神フィナの寵愛と加護の指輪 装備者のHP、スタミナ、装備重量 すべてを増やす効果があるが 一度つけると外すことができず 無理に外すと壊れてしまう」 (寵愛と加護の指輪)
アルヴィナ本人があまり自身について多くを語らないので詳細は不明だが、かなり長生きをしているそうである。
過去のウーラシールでは幼いシフの元へ案内してくれたり、現在でもシフの前で狩猟団を率いてアルトリウスの墓を守っていたり、裏切りには厳しいあたり猫というキャラクターにしては珍しく義理堅い人物。でも侵入者討伐報酬はゴミクズ…
アイテムテキスト
「誓約「森の狩猟者」を交わした者に与えられる指輪 白猫アルヴィナの召喚に応える 人語を喋るまるい白猫アルヴィナは 火の時代のはじまりからこの地にあり 騎士アルトリウスと大狼シフに出会った後 彼らの数少ない友になったという」 (猫の誓約指輪)
かつては勝手に落下死してプレイヤーが、狩猟団を誤BANされる事故が相次いでいた。
きたないな流石忍者汚い
何も語らないため彼に対する情報は多くはない。
彼の装備品と同型の影シリーズにも、あまり大したことは書かれていない。
アイテムテキスト
「東の地で作られる特殊な指輪 金属でありながら、表面には木目の文様がある 中でも暗い木目金は、同地の間者たちのもので 装備者は独特の体術により ローリングのアクションが大きく変化する」 (暗い木目指輪)
「黒布をベースにした、東の地の間者たちの覆面/上衣/手甲/足甲 彼ら独特の体術を邪魔しない作りになっている 防御力を犠牲に運動性を高めているが その任務の性質故か、出血や毒などには耐性がある」 (影シリーズ)
ソウルシリーズでお馴染みのキックに定評のあるパッチ。デモンズに続いての登場となる。
2では登場しなかったが、むしろ未登場は2のみで、後続作の3とブラボにも登場する。
本作と3ではなぜか聖職者嫌いという設定が加わっている。もしかしたらデモンズでも名言はされてないが嫌っていたかもしれない。
本作で彼の毒牙にかかったのはプレイヤー、レア一行、そしてロートレックである。
更に言うと本来は白教の戦士たちが持つはずの三日月斧を持っている。
レア一行と会う前に地下墓地で会った時からすでに所持しているため、他にすでに手にかけられた聖職者がいるのかもしれない。
アイテムテキスト
「長い柄と三日月状の刃を持つ 使い込まれた古い銅製の戦斧 白教に伝わる祝福された武器の1つであり 特に認められた聖職の戦士に与えられる」 (三日月斧)
冒頭で主人公が囚われていた場所。北ということは南や東の不死院などもあるのだろうか?
世界の終りまで閉じ込められるとのことだが、ようするに二度と出られないということだろう。
アイテムテキスト
「不死院とは巨大な不死の牢獄であり いたるところが鉄格子で塞がれている 仮に、囚人がなんとか牢を出たとしても 人の世界に戻ることはかなわないだろう」 (北の不死院の二階の鍵)
「北の不死院の本堂の奥扉を開く 選ばれた不死の巡礼者の大鍵 選ばれた不死とは、巡礼とは 何を意味するのだろうか」 (巡礼者の大鍵)
プリシラが住まう絵の中の世界。3で新たにアリアンデルという絵画世界が登場した。
1の絵画世界は隔絶されており、外からの転送で来ることはできても、外へは転送できない。
絵画世界から脱出したあとも骨片を使うと、アノール・ロンドに飛ばされる。
3の絵画世界は内外の行き来は自由。
絵画の中の世界というのも謎だが、謎を補うテキストが全くと言っていいほど無い。
鬱血亡者や結ばれた亡者など、ここにしか登場しないユニークMobは多数いるが、ソウルを落とすわけではないので手掛かりをつかむことはできない。
「おかしな人形」のテキストを見るに、忌み者が追いやられる地であるという構想はこの頃からあったようだ。
不死院でもさらに忌われた存在だったのだろうか?
ベルカ装備一式やベルカの鴉人などが登場するため、罪の女神ベルカと関係が深いのかもしれない。
他にベルカと関係が深そうなのは罪の都だが…
アイテムテキスト
「あまり見ない奇妙な形、奇妙な人形 ある伝承によれば、忌み者だけがこれを持ち 世界のどこにも居場所がなく やがて冷たい絵画の世界に導かれるという」 (おかしな人形)
プロローグにて語られる、火の時代よりも前の時代。
光も闇もなく、どんな「差」も存在しない世界。非常に想像しづらいのだが、常に明るくも暗くもなく、熱くも冷たくもなく、生も死もない世界。ちょっとよく分からない
この世界の生命力を現す概念。いわゆる魂のようなものだと解釈ができる。
全ての生物は、本能的にこれを求めるといい、特に亡者はその傾向に強く、主人公を見つけ次第殺しにかかってくる。
ソウルを消費することで己の肉体を強化することができたり、さらに買い物などもできるらしいところから察するにソウルはやり取りできるようだ。
アイテムとしても存在し、砕くと一定のソウルを吸収することができる。
どんなにソウルを溜め込んだとしても、一度死ねば全てその場に落としてしまい、回収しない限りは取り返すことはできない。
もしも回収前にもう一度死ねば、そのソウルは全て失われ(ロスト)てしまう。
王のソウルとは、はじめての火が点った際、闇から生まれた四人の者達が見出した、極めて強大なソウルのこと。
それぞれの王のソウルの保持者は、プロローグにもある通り『太陽の光の王グウィン』『イザリスの魔女』『最初の死者ニト』『誰も知らぬ小人』の四名。
主人公にとっては倒すべき敵であり、グウィン以外の王のソウルを奪い、王の器に捧げることが中盤以降の目的となるが、誰も知らぬ小人はいないため、グウィンから王のソウルを分け与えられた『白竜シース』と『四人の公王』から奪う形となる。
使用はできず、貴重品として所持される。
【王のソウル(墓王ニト)】
最初の死者、墓王ニトのソウル
火の時代の最初に見出された王のソウルの1つ
あらゆる生の死を司る墓王ニトは
その力のほとんどを死に捧げている
それでもなお、そのソウルは大きく
王の器を占めるに足るものだ
【王のソウル(混沌の苗床)】
デーモンの母たる、混沌の苗床のソウル
火の時代の最初に見出された王のソウルの1つ
魔女はソウルから「最初の火」を作ろうとし
歪んだ混沌の炎の獣を生み出した
全てのデーモンの苗床となったその力は
王の器を占めるに足るものだ
【分け与えられた王のソウル(四人の公王)】
闇に堕ちた四人の公王のソウル
火の時代の最初に見出されたソウルの一部
かつて四人は小ロンドの偉大な指導者であり
特にグウィン王に見え、公王の位を授かり
その偉大なるソウルを分け与えられた
それは一部とはいえ、王の器を占めるに足るものだ
【分け与えられた王のソウル(白竜シース)】
「ウロコのない」白竜シースのソウル
火の時代の最初に見出された王のソウルの一部
シースはグウィン王に与して古竜を裏切り
後に公爵として王の外威となったとき
その偉大なるソウルを分け与えられた
それは一部とはいえ、王の器を占めるに足るものだ
最初の火が点った際、王のソウルを見出した四人の『闇から生まれし者』のうちの一人、『誰も知らぬ小人』が見出した強大なソウル。
闇のソウル『ダークソウル』と言われ、シリーズのタイトルにもなっている。
しかし、ダークソウル、ダークソウル2と、その存在の意味などは長らく曖昧なものだったが、ダークソウル3にて『暗い魂』として名前を変えて明確な存在として姿を現した。
最初の火の勢いが弱まったことにより、人々に現れだした呪いの印。
ダークリングが現れた人間は死んでも復活する『不死人』となり、忌み嫌われている。
アイテムとしても存在し、使用することによって『全ソウルと人間性をロストし、最後に休憩した篝火に帰還する』という効果がある。
どうやら自死の力を秘めているらしく、ゲーム的にも思わぬバグなどで帰還不能になった際の最終手段としての側面も持っている。
続々編であるダークソウル3では、非常に重要な存在となっており、物語終盤では太陽が皆既日食のような形となり、まるでダークリングが天空に現れたかのような現象が起こる。また、DLCにはこの印に酷似した封印を施された騎士たちが登場し、同作品のラスボスを務める人物の胸にもくっきりと現れる。
タイトル画面を見て気付いた方も多いかと思われるが、DARK SOULSの『K』と『S』の間にダークリングのような輪がうっすらと見て取れ、シリーズの顔にもなっている。
輪といえば、『無限』『輪廻』『繰り返し』などを象徴するシンボル(ウロボロスの輪など)だが、もしかすると不死人が死んでも死んでも蘇る無限ループを表しているのかもしれない。
ちなみに、プロローグなどで『ダークサイン』と発音しているのは、ダークリングという単語が『肛門』を意味するスラングであったため、その回避処置としてらしい。
ダークリングが現れた者の総称。
『死んでも蘇る』ことができるようになるが、何度何度も死ぬことにより、脳の考える器官が壊れてしまい、最終的には本能の赴くままソウルを求める亡者となってしまう。
多くは北の不死院に集められ、世界の終わりまで牢に監禁される運命だとプロローグで語られている。
この場合の『不死』とは、前述の通り『死なない』という意味ではなく、『死んでも蘇る』という意味であり、いわゆる『不死身』ではない。
実際に本来の意味で不死と呼べるのは、白竜シースのことであり、彼は原始結晶が壊されない限り、どんなに傷を負っても瞬く間に回復し、文字通り『死なない』状態となっている。
白いホワホワとしたものに囲まれた黒い精。ディフォルメされた人型のようにも見える。かわいい。
ソウルとはまったく別の存在であるらしく、その名のとおり人間にのみ宿り、その他の生物にはけして宿ることはない。
近作の重要なキーワードでもあり、のちの作品の世界観の根幹に関わり続ける特別な存在である。
その正体は『誰も知らぬ小人』が見出した『闇のソウル』の片鱗であるらしい。
過去ログ:世界観考察/ログ?
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