カリムのイリーナ の履歴(No.19)

レベルアップ以外の機能を一切持たず、アクセスが非常に悪い。
そのため、わざわざ闇奇跡を我慢して火防女化ルートを進めるメリットは皆無。

ストーリー的にも暗い穴を癒したり、火防女の瞳を受け取ったり、灰の人の火継ぎに関わるのも全て本家火防女。

夢を叶えると結局灰の人から必要とされずに生きながらえることになる。

また、各種テキストと火防女の会話、その他の事実関係を整理すると薄々分かるように、イリーナは火防女にすらなっていない可能性がある。

・火防女との会話
｢私は火防女 篝火を保ち 貴方に仕えるものです｣
→そもそも火防女の役割はレベルアップではなく篝火を守ることである。
無印のアナスタシア・暗月の女騎士・混沌の娘、今作の本家火防女は各々に守るべき篝火があり、皆そのそばにいる。
しかしイリーナは篝火とは何の関係もない場所に移動し、守っている篝火もない。

｢火の無き者はソウルの器です。故にあなたはそれを力にできる。私が、それをお手伝いします｣
→この発言からも分かるようにレベルアップはあくまで奉仕であり、火防女の目的と役割は別にある
また、ソウルを力に変えるのは火防女のみの特殊能力ではない(前作・緑衣の巡礼)

等のことから鑑みるに、かろうじてソウルを力にする手伝いだけは出来るようになったものの、火防女としての役割は一切与えられていない"火防女もどき"である。
(余談ではあるが塔に移動した彼女の足元をよく見てみると、火防女の遺体の1人を踏みつけている)